見出し画像

(元夫も)生きていてくれるだけで素晴らしい!ママ友との突然の別れ

こんばんは。ゆです。

こうやって人に話すことは初めてになりますが、私は身近なママ友を二人亡くしています。

一人は保育園のころの子どもの同級生のお母さん。
病気闘病中でした。
笑顔がとても印象的な、メガネのチャーミングな優しい方。
お子さんが小学生に入学して間もなく、天国へと旅立たれました。

そしてもう一人は、子どもが0歳のころ、ベビーカーの散歩コース、交差点で止まっているところ話しかけてきてくれて、お友だちになったお母さんです。
住まいは近所で、子ども同士の性別年齢ともに一緒、私たち同士も同世代でした。
連絡先を交換して、子育ての悩みなんかをし合うようになりました。
Aちゃんは、美人さんで、旦那さん共々学校の先生。その日も、ベビースイミング帰りで、ご自宅は新築一戸建て。しかも旦那さんのご実家には家業があり、御曹司。私から見ると、何不自由なく幸せそうに見えたのです。
私はそのとき、別居寸前の貧乏団地暮らし、別に自分の境遇をみじめに思っていたわけではないけれど、私の方が十分辛い状況ではないかと、正直思ってしまっていました。
それでも、もちろんそれはそれこれはこれで、お互いお母さん一年生であり、励まし合い、ランチをしたりしました。
とても積極的な方で、ご自宅へも招待してくれたのですが、我が家へ来てもらえる状況でなかったのと、まだ知り合って間もなかったので、遠慮していました。

そんなある日、夜メールがきていて、返信は翌朝になってしまったのです。内容まで覚えていませんが、いつも通りの育児に関することだったと思います。
しかし、翌日メールを送っても返信が来ませんでした。そしてその翌日も、翌々日も。
その夜に返信できなかったのをお詫びするメールも送りましたが返信はありません。
一週間後、知らない番号から電話があり、電話先はAちゃんの旦那さんで、Aちゃんは急逝されたとのこと・・・。
旦那さんは、私のことはAちゃんから聞いていて、よく知っている。Aちゃんは本当によくがんばっていた・・・と、憔悴していて、私はどうしてもそれ以上のことは聞けませんでした。
病気だったとかは、一切聞いていない。

その後、子どもと一緒に、ご自宅にお線香をあげにいかせてもらった。
(元夫からは、そんな知らない家に行くなんて、よく怖くないね。別にいいけど‥と呆れられた。)

その後、間も無くして夫は家を出て、私の長い長い別居、離婚生活が始まったわけです。

しかし、夫が帰らなくなってからも、私はAちゃんや、その旦那さんのことを考えずにはいられなかった。

きっとAちゃんは、いろいろ追い詰められていたのかもしれない。
そこまで苦しんでいたとは知らなかった・・・。
気が付けなかった・・・。
Aちゃん、なんで急にいなくなっちゃうんだよと泣いた。
私自身当時、既に夫婦の関係に行き詰まっていて、心身ともに全く余裕はなく、子育てももちろんワンオペだったので、精一杯。でもそれは言い訳のようにしか思えなくて、しばらく苦しんだ。
あの夜、メールを返せていたら、運命は変わっていたのだろうか?
旦那さんにも申し訳ない気持ちが湧いていた。でもそれは辛すぎて口には出せなかった。
または、旦那さんは私のことを責めているかもしれないとも考えた。

少しここで私自身のことを話します。
よく東京で一人がんばってるよね、私なら無理だと母親初め、友人にもよく言われるのだが、本心からそんなことないよって思っていた。
だけど、もしかしたら私は、皆んなが出来ないことをしているのかもしれないと、ふと最近思うのです。
メンタルが強いのかもしれない。

何を言いたいのかというと、
見た目は同じ人間でも、人それぞれ好き嫌い、得意不得意が異なり、自分が思っている以上に自分のベクトルで、他人のことを見てはいけないのだと思う。気を付けなければならないのです。


<生きていてくれるだけで尊い>

あと、もう一つ今回のことでずっと思ったのが、憎たらしいやつ(当時の元夫のこと)でも、生きていてくれて良かったということです。
この事実、考え方には、別居中何度か救われた。
子どもには、お父さんは生きているからいつか会えるよ。と伝えていた。
だって、自分の目で、頭で確かめてもらうのが一番早いから。もう少し成長して、もし会いたくなったら、自分の責任で会えるよと子どもには伝えている。
もし亡くなっていたら、父への想いが膨らんでしまっていたかもしれない。ものは考えようだ。
そんなことも思った。
そのときばかりは、ムカつく奴でも生きていていてくれるだけで、尊いような気がした。

Aちゃんの旦那さんと、息子くん
元気にしてるかなあ!
Aちゃんも、天国で何の心配もなく心安らかに。


そして元夫はじめ、
皆さんの幸せを願うばかりです。
あと、自分の幸せもね!!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


(追記)
ちなみに、Aちゃんの旦那さんは、ちょっとした著名人です。
ネットで検索したところ、拠点を変えて、ますますご活躍されていることが確認できました。さすがに、息子くんのことまでは分かりませんが。
がんばってるんだ。

人の心配するより、早急に自分の心配をしなければ!

当時、Aちゃんの旦那さんと、一年くらいは交流がありました。
僕は一人では無理だ。私のことを強い。と言っていた記憶があります。(旦那さんは奇しくも元夫と同い年で一つ年上でした。)

そんなことないんだけどな・・・
相手に弱みを見せられない、虚勢を張っているだけなんだけどな。
と、今となっては思います。














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?