焼肉の絵本を描いている話
こんばんは。UXデザイン支援を主に生業としている末綱(すえつな)です。
今日はじぶんのライフに寄った話です。そう... 焼肉の話!
緊急事態宣言で焼肉を食べる機会が減った...でも食べたい。そう思っている方もいるんじゃないですかね〜。
こどもの日に絵本を発売しよう!amazonで!って思いましたが、冷静に考えるとこどものための絵本にならない...。そう思って発売日は、某日にすることにしました。
なので、今回は描きかけな話です。
大きく5つのプロセスで取り組んでいます。
1. 全体のストーリーをつくる (済)
2. レイアウトをつくる (済)
3. ストーリーに合う絵を描くこと。(実施中!)
4. 部位の紹介 (実施中!)
5. 表紙やコピー、説明文など (まだ!)
主に、ストーリーに合う絵について描いているものを通して得た気づきを紹介します。
紹介する部位をかき分けてみた
焼肉って部位別に選びながら、味わいや香りを楽しむことができるんで素敵ですよね。
部位別に描いてみると...まぁ...違いますね。でも描くと同じに見える部位もありますが...。これは私の画力...でしょうか。まだまだ調整が必要です。
描くと難しいなと思った3つの気づき
1. サシがすくない部位の肉感をどうだすかは描こうとすると難しい。
2. レバーの質感、色。赤茶の塊だと...美味しそうじゃない。だからといって明るくするとレバー感が損なわれる。
3. 牛によってサシの入り具合が異なるためどの加減で描いていくか。うーん。悩ましい。
(部位の図解ができるといいなぁ...)
全体の画風、方針を決める
いやー時間がかかりました。何度か描き直しをしました。しっくりこなかったんですよね。
きめたのはこれ。
焼肉を見る
あれ?? どこかでみたことあるっておもった方もいるかもしれません。
お店の入り口
そうです。ね。
画風が決まるまでのラフ。
インパクトというか...何か欠けているなぁとなんどもやり直しました。
しっくり来ない...。絵のコンセプトがなかったんですね。
「焼肉を食べている最中を描きながら、日常の風景から焼肉を思い出せる画」をコンセプトにおくことにしました。
そう思って空を見上げると。。。
あれ、雲がサシに見えてきた...。マンホールが鉄板に見えてくる...など、ありふれた風景が、焼肉の世界になるんですよね。
絵を描くときこそコンセプトメイキングが必要。
アートってコンセプトの世界だとつくづく思います。デザイン業も、あー、アートを学んでおいてよかった。と思うことが多いです。
気づいたことのまとめ
★ 絵を描き分ける行為は、観察力以外に、知識が必要。
★ コンセプト大事。
★ 距離のあるものが内包されている(組み合わさっている)と魅力度が上がる。
★ マグリットの作品は人が何を見ているのか?じぶんは何を見ているのか? を考えるきっかけになる。
このような気づきをえながら少しずつ絵を描いています。
絵本って大変なんだなぁ。。
緊急事態宣言解除されたら、焼肉たべよっと。
では、また!