#176 日本のお笑いが世界を笑顔にしている【一笑門 マガジン】
どうも!海先輩です!
このマガジンでは、毎朝配信しているPodcastプログラム「海先輩の一笑門RADIO」の内容を発信しております。
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おはようございます。海先輩です。
今日は、日本のお笑いが世界を笑顔にするというお話です。
僕は毎日日経新聞を読んでいるのですが、昨日の記事で目が惹かれるものがありました。
記事のタイトルが、「日本のお笑いは国境を越えるか」となっており、とにかく明るい安村さんが上海のステージでパフォーマンスをしている写真が大きく載っていました。
僕自身お笑いがものすごく好きなので当然興味を惹かれたわけですが、内容も学び深いものだったので、今日はそのお話をシェアしたいと思います。
みなさんは「日本のお笑い」と聞くと何を思い浮かべますか?
今でこそ漫才やコントは若者にも人気ですが、落語や漫談なども古くから日本のエンターテイメントを盛り上げているお笑い文化ですよね。
あともっと広い目で見ると、駅前などで大道芸やマジック、腹話術のパフォーマスをしているのを見たことはありませんか?
これらも見る人を笑顔にしてくれるお笑いの1つですよね。
なんとそんな日本のお笑いが、国境を超えて世界で活躍しているんです。
日本の芸人さん達が、相次いで海外のオーディションに挑戦しており、吉本興業も4年ぶりに上海国際コメディフェスティバルに参加したそうです。
海外で今ウケている日本のお笑いは、ノンバーバル(非言語)の芸人で、外国語をほとんど使わずに体を張ったパフォーマンスで世界のお笑いをリードしているそう。
ノンバーバル系の代表格といえば、パントマイム。
上海国際コメディフェスティバルでも大きな歓声を浴びたのが、「GABEZ(ガベジ)」というパントマイムとダンスを融合したコメディで有名なコンビです。
みなさん東京オリンピック2020で、ピクトグラムを再現したパフォーマンスを覚えておりますでしょうか。
あのパフォーマンスで一躍注目になったコンビです。
僕もGABEZの普段やっているパフォーマンスを見てみたのですが、コミカルなダンスをしたり、スローモーションを急に速めたり、手品を交えたりなど、言葉をほとんど発さずに観衆を大いに盛り上げていました。
海外公演も積極的に行っているようで、フランス、イタリア、韓国、台湾など日本語の通じない場所でも大活躍だそうですよ。
そして記事のアイキャッチにもなっていたとにかく明るい安村さん。
とにかく明るい安村さんは、以前イギリスの人気番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出たことでも有名ですが、「安心してください、履いていますよ」は海外でも爆ウケのようです。
日本のお笑い界の巨匠、明石家さんまさんはかつて「お笑いは、緊張と緩和」と語ったそうですが、GABEZのパントマイムや安村さんの全裸に見えるポーズは、言葉が通じずとも体の動きだけで会場の緊張感をピークに持っていき、最後のオチで種明かしをすることで緩和させる、まさに緊張と緩和の往復を体現されているなと感じました。
落語や漫才も日本を代表する演芸ですが、ある程度の集中力と理解力が必要ですよね。
対してGABEZや安村さんのパフォーマンスは、集中度が低くとも理解しやすく、言葉の意味がわからなくても見ているだけで楽しいです。
このカルチャーに合わせて吉本興業は、海外でのノンバーバルなお笑いを日本に呼び込むべく、渋谷のヨシモト♾️ドームにてインバウンド向けの新企画「Yoshimoto Comedy Night OWARAI」という、日本語を原則禁止し英語で進行するイベントを実施しているそうです。
言葉が通じない人をパフォーマンスで笑顔にするって、とても素敵ですよね。
僕も多くの人を笑顔にできるよう、これからも発信活動を頑張っていきたいと思います。
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