見出し画像

七草みずきさんの本:4冊目『働きながら治すメンタル不調 ドクターストップ未満の社会人へ。』|働きながらメンタル不調を乗り越える実践ガイド!

今回ご紹介するのは、七草みずきさんの書かれた本の4冊目『働きながら治すメンタル不調 ドクターストップ未満の社会人へ。』です。

前作である3冊目『メンタル不調でも「休めない人・復職する人」が気を付けること』では、日ごろお仕事をされている方においてメンタル疾患に悩まれている方にフォーカスされていた内容でした。前作のご紹介↓

お仕事をされていて、メンタル不調になった場合、もっとも確実な解決策は環境を変えることです。ただ、そこから職を変えるというのは、弱っている方にとってはなかなか難儀なことです。そこで一番のおすすめは休職です。

しかし、休職が世の中に受け入れられてきているもののの、全員が全員休職できるとは限りません。診断結果によっては、症状は軽いと判断されてしまい、通院しながらの治療となるケースも多々あるようです。休職してしまうとその間は、失業保険や健康保険などのセーフティネットでケアされるものの収入が減ってしまうことも確かです。

一番のおすすめは休職ですが、実際は通院しながら治すパターンも多いことから、今回ご紹介する著書では、通院しながら治療をする場合の勘所が多く含まれています。

『働きながら治すメンタル不調 ドクターストップ未満の社会人へ。』はこちらへ ↓

著者である七草みずきさんは、OL時代には経理事務をされていた経験もあり、ストレスの溜まるメンタル不調に悩まされることも多々経験されてます。その経験を活かし書かれてますので、働きながらメンタル不調を治す選択をされた方にとって、どうすれば良いかの道しるべとなる一冊になると思います。


著者の七草みずきさんご本人による本のご紹介

七草みずきさんご本人による紹介です。こちらをどうぞ。記事の後半の方でご紹介されています。↓

記事では、4冊目を出せることでとても喜んでいるご様子ですね。私は先を知っているので書きますけれど、まだまだシリーズは続くのです✨😊
あ、本を出してみたい方の近道もご紹介されているようです!

そして、こちらはKindle版でのご紹介です。紙媒体で出た後しばらくするとKindleになったりするようですね。↓

早期発見・早期治療が大切|「まだ平気」はだいぶ病状が進んでいることも

メンタル不調は自身が想像している以上に進んでいることが多いようです。本書でも解説されていますが、すでにメンタル不調に陥っている人のほとんどは、自分ではまだ大丈夫・まだ罹患していないと思われているようなのです。

何か変だ、心理的に苦しい、毎日の生活がなんとなく楽しくなくなっているといった症状があったら、できるだけ早く診療内科の受診を勧めています。

実際、メンタル不調に陥る方の多くが、まじめな方、仕事熱心な方のようです。まだ自分は大丈夫、こんなことで弱音を吐いてはいけないと思う人ほど病状が進行してしまっている可能性があるので心療内科を受診された方が良いようです。

周囲に分かってもらうことが大切|現代はメンタル不調に対する理解も深まっている

働きながら治療するには、環境を少しでも変えることがポイントになってきます。今までと同じ環境では病状は悪化するだけです。病院に行って薬により対処療法は可能ですが、ストレス源に対して何か手を打たないことには、症状はよくなりません。

本書では、(なるべく早く)まずは上司に相談することを提案しています。相談しづらいかもしれませんが、そこは勇気をもって伝えるべきことは伝えることが環境を変えるために大切なようです。

七草みずきさんご本人も、環境改善を考え上司に相談されたようです。

メンタル不調は重くなるほど、仕事を続けながらの回復は難しくなるようです。仕事をつづけながら治したい方は、あ、ちょっと変かもと感じる軽い症状の頃から上司に相談など手を打っていく必要がありそうですね。

七草みずきさんのころは今から20年くらい前のことで、まだまだ周囲の理解が足りておらず大変なこともあったようです。しかし現代の職場ではメンタル不調に対する理解が進んでいるので、以前よりも患者によりそったケアがされるものと思います。

うつ病と一口にいうけど、種類はいろいろある

本書を通じて、印象的だったのは、うつ病には何種類もあることです。うつ病は常時気分が沈んでいる状態です。そこには仕事の過度なストレスがあったり、別の原因があったりします。

重度のうつ病の多くは、環境を変えるだけでは復活できません。平常時でも沈み込んだままなので休んで療養が必要になります。

一方で適応障害の場合は、見た目はうつ病として見えます。しかし職場のストレス源を取り除くと完全回復したりします。この場合は環境改善がとても有効です。

一口にメンタル不調といっても種類が様々ですので、どの種類のメンタル不調になっているか把握することも働きながら治療するには必要なことのようです。

まとめ:働きながらメンタル不調を治すことを考えている方に最適な1冊

この記事では、七草みずきさんの『働きながら治すメンタル不調 ドクターストップ未満の社会人へ。』を紹介しました。

働いている方にとって、メンタル不調になったときの一番の回復方法は、仕事を一定期間休むのがベストのようです。しかし、そうは言っても休むことはできず、働きながら治癒を目指すという方も一定数以上おられます。

そんな方にとって、働きながら治療を進める際に気を付けるべき点、
また逆の立場で、メンタル不調で治癒途中の患者さんがいる職場の方が気を付ける点は何か?なども書かれております。

メンタル不調をかかえるご本人及び、メンタル不調者を職場に持つ方にとって、読むべき1冊だと考えております。

気になる方は是非とも手に取っていただきたいと思います。

『働きながら治すメンタル不調 ドクターストップ未満の社会人へ。』はこちらへ ↓

#3行日記 :メンタル不調になっても簡単にクビにならない

20年前と比べると今はメンタル不調の理解が深まっているなと感じてます。自分自身も1度メンタル不調で休職を経験してます。

その時は、かなり我慢してたんですよね。1度休職すると、そこで人生が終わるとか考えてましたからねw。実際はそんなことなくて、今ではしっかり復活して、こうして同じ職場で働いてます。

休職は、1度経験すると図太くなるというか、開き直るというか。今までなら悩みまくっていたであろうことが、うまく受け流せるようになったと思います。自分の例ですけど、休職は雇われ人生を続けていくためには、ぼく自身にとって必要なプロセスだったんだなぁと思ってます。

#1年前 :クルマのタイヤ交換を検討してたようです

1年前は、クルマのタイヤ交換を検討してたようです。ディーラーさんで交換すると、特に手間なく交換できるので便利です。しかし、めっちゃ手数料が上乗せされていることに気づいたのです。知らなきゃ良かったと思うほどにエグいとはこのことでしょうか。

安くクルマのタイヤ交換をご希望であれば、参考になると思うので上記の記事を一度見ていただきたいなと思います。(めずらしく積極的にすすめる自分w)

最後まで読んでいただきありがとうございます。もし記事が気に入られたらフォローやサポートをいただけると嬉しく思います。また、お気軽なコメントもお待ちしております。



この記事が参加している募集

最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♂️ 記事が気に入られましたらサポートをよろしくお願いします。 いただいたサポートはnoteクリエーターとしての活動費に使わせていただきます!