七草みずきさんの本:2冊目目『あなたのパートナーもしかして双極性障害Ⅱ型かも?』を読んで|患者に優しい接し方があります
先日は、七草みずきさんの最初の本『うつ病だと診断されたけど双極性障害Ⅱ型でした』を読みました。こちらでは、双極性障害とはどんな症状を持つ病気なのかについてわかりやすく解説されていました。
双極性障害にはⅠ型とⅡ型があって、その違いと接し方などをご自身の実体験にもとづき書かれており、大変興味深く読ませていただきました。
さて、今日ご紹介するのは、七草みずきさんの第2作目です。タイトルは、『あなたのパートナーもしかして双極性障害Ⅱ型かも?』です。
タイトルが示す通り、看護する側からの双極性障害Ⅱ型の身内への接し方について書かれています。七草みずきさんの実体験に基づいて書かれているので、学術書というよりも、患者はどのように思うのか。また、患者はどのように接してくるのか。実はその接し方は、患者を苦しめていることもあるかも・・・。などということがリアルに描かれています。
『あなたのパートナーもしかして双極性障害Ⅱ型かも?』も前作同様に、約1万5千文字くらいですので、約1時間くらいで読み切れる長くもなく短くもないちょうどよい分量だと思います。
七草みずきさんご本人による本の紹介はこちら
みずきさんによる本の紹介を拝見したら、かなり集中して執筆されてたご様子。自分はnoteを毎日書いているので思うことですが、1記事書き上げるのって結構大変なんですね。(大分慣れはしましたけど)
その中、本を1冊書き上げるのは大変なご苦労をされていると思うのです。いやはやお疲れ様です。2冊目の出版おめでとうございます。
患者が落ちているときは、私をそっとしておいてほしいのが本心
本書を読んで一番印象に残ったのが上記のことです。うつ病、双極性障害はそれぞれにうつの症状がでます。
その時は、何もしゃべらないので傍目からはすごく心配に見えます。そして元気もなくて寝てばかり。そんな姿を見ている家族やパートナーさんにとっては声をかけたくてしょうがなくなります。
しかし、そこで「元気出して」とか「頑張ろう」といった声かけは逆効果であることです。元気を出す気力も頑張る力も出せないのが、うつの症状だからです。
そこに、患者さんのできないことを要求してしまうことになるので、さらにふさぎ込むことになってしまいます。ではどうすればよいのか、それはそっとしておくことのようです。
とはいいつつも、そっとしっぱなしでも見てる方は辛すぎます。見守りつつもどう接して良いかが本書では詳しく書かれていてとても参考になりました。
元気あるときは、ひどいことを言ってしまうかも、でも私をうけとめて
うつ病であれば、症状としてはふさぎ込む一方向なので、ケアの方法は決まってきます。しかし、双極性障害になると対応方法は変わってくるようです。
特に双極性障害Ⅱ型の場合は、軽躁状態になることになり、良く言えば超ポジティブになるのです。悪く言うと超上から目線になるようです。自分が一番偉いという感覚から、とくに家族に対しては暴言を言ってしまうこともあるのだとか。
うつで塞ぎ混んでいるかと思えば、ひどいことを言うこともあるようです。でも、患者本人からするとそれは本心ではないとのこと。
そんな症状のときの受け止めかたも詳しく書かれていました。
気が大きくなりすぎる分だけ、傷つき、大きな後悔、毎日が懺悔の繰り返しでつらい|そんな私をいつも受け止めてくれてありがとう
躁鬱を繰り返すなんて、不思議な症状だなと思うかもしれません。でも本人はつらいようです。躁なときは、暴言を言うと先ほど言いました。これは本心ではないのに言ってしまうのです。
そんなことをすると誰しも後悔します。双極性障害の人はうつ状態になると、自分は何をやってもダメだと思うようになります。躁状態のときにやからしてしまったことは、鬱状態の時に、深い後悔となって気持ちをさらに落としてしまうようなのです。
その心情などは、本書を読むまで予想もつきませんでした。その心情を理解できてよかったと思います。
このように、『あなたのパートナーもしかして双極性障害Ⅱ型かも?』では、特にうつと軽躁を症状をもつ方のパートナーや家族が読むと、役立つ内容になっていました。
身近な人が、急に元気に元気になったと思ったら、元気がなくなったりしたら、双極性障害Ⅱ型が疑われます。そんなときに、とても参考になる一冊だと思います。
#3行日記 :PM8時にスイッチが切れる自分
ぼくは早起きです。えっといろいろありまして、朝の2時とか3時に起きています。早起きは3文の得といいますが、損もあります。それは夜の8時にスイッチが切れることです。8時を回ると次第に頭が回らなくなります。
これは、1日何もなく過ごしていても同じです。そのような習慣になってしまったのかもしれません。歳のせいもありますかね💦
早寝のリズムができているのでできれば9時には寝たいと思います。でも実際は夜の10時くらい・・・。
ちょっと睡眠不足なのは分かっているのですけど、もう少しとひっぱってしまう悪い癖があるようです。これからは、もっと時間になったらストンと寝られるようにしようと思います。
#1年前 :石炭の次は電気の時代を予感してたようです
昔は石炭で走る汽車や船舶が時代の最先端だったようですね。そしてその次は電気だったようです。そして、石油はというとただの黒い液体。無用の長物。日本にある油田ですら余っていて始末に困っていたとは今では考えられませんね。
当時は、油は機械の潤滑油のためにあれば良かったので、少量で済んでおり、日本でも余っていたのはなんかカルチャーショックですね。そんな時代もあったのですね。
今は石油の次は電気を考えているようですが、歴史的にみると、石炭の次は石油でした。それは石油が資源でもあるから、石炭という資源から代替できたのです。
しかし電気そのものは資源ではありません。石油や石炭を使って生み出すものです。資源そのものが電気になるものそれが来れば確実に電気なのですがそんなものはあるのかな。なんて思います。
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