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七草みずきさんの本:1冊目目|『うつ病だと診断されたけど双極性障害Ⅱ型でした』を読んで|最初から双極症Ⅱ型の診断はないのですね・・・

本のご紹介です。noterとしていつも交流させていただいております、七草みずきさんの本を読みました。約2年前に出版された本です。先日も関連作品である七草みずきさんの作品を紹介しました。どうやらシリーズものらしく、読んでみたらぼくの中では気に入ってしまい、このたび最初の1冊目を読んでみました。

ぼく自身も一時期精神的にダウンした時期がありました。そのころから「メンタルに不調をきたすことは、案外と身近に起こるんだ」と思うようになりました。それゆえ興味を引いたのかもしれません。

七草みずきさんご自身によるご紹介はこちら


みなさんは双極性障害はご存じでしょうか。もしかしたら名前は聞いたことがあるかもしれません。でも、最近はいろいろなメンタル疾患が増えて症状まではよくわからないといった方が多いのではないでしょうか。

メンタル疾患はいろいろな種類があります。
何が一番最初に思い浮かびますか?

例えば、うつ病はとっても有名ですよね。症状としては、ふさぎ込んでしまい無気力で何もしなくなる。いやできなくなる病気です。

燃え尽き症候群も『うつ』の一種というか原因になります。

自分も数年前燃え尽きたような気がします(今は改善していると思いますが)。そんなたいそうな人生を送っているわけではないのですが、一時期、燃え尽きちゃったのですね。当時は無気力感や何もできない感覚があったのでうつ病の入り口にいたのかもしれません。

双極性障害を調べてみた

さて、今日の本題は双極性障害Ⅱ型です。自分なりにも双極性障害のことを調べてみました。

双極性障害Ⅱ型の方は傍から見ると次のように見えることがあるようです。
メンタル疾患で休んでいるのに、最近見かけたら全然普通そうにしてた。

などです。そしてⅡ型があるということはⅠ型もあります。

双極性障害Ⅰ型

別名、躁病とも言われるようです。うつ病とは逆で、とにかくやばいくらいのハイテンションの症状です。本人は多幸感で満たされています。睡眠時間なんてほとんどなくてへっちゃら。活動的で休むことを知りません。話す速度が速くて多分周囲から見たら異常なほど陽気であり、無鉄砲であり、無茶苦茶です。

Ⅰ型は、うつ病の症状もあるかといえば、無い方もある方もいるのだとか。とにかく躁の症状がすさまじいのが双極性障害Ⅰ型のようです。

双極性障害Ⅱ型

今日の本題である双極性障害Ⅱ型です。こちらは、Ⅰ型ほどではないけども、躁の症状が現れる人です。軽躁状態と言われます。大きな支障はきたさないものの、普通の陽気よりも1段階上がっている感じです。もともと大人しい方であれば、普通の陽気さにしか見えないかもしれません。

Ⅰ型と異なるのは、Ⅱ型はうつ病の症状が必ず伴うことです。その落ち方は、病状にもよりますが、深刻なうつ病な人ほどに落っこちることもあるようです。

双極性障害Ⅱ型の症状のホントのところ|双極症Ⅱ型に診断されるまでの経緯

すみません、前置き長くなりました💦🙇
今回ご紹介するのは、そんな双極性障害Ⅱ型についてどのようなものかの実体験にもとづく七草みずきさんが書かれた本です。

実際は、いきなり双極性障害に診断されるわけではなくて、うつ病として診断されるケースが多いのだとか。考えてみればドクターの前ではうつの症状で受診しているわけで、一見調子の良く回復したかに見える軽躁状態では受診しようとは思わないでしょう。

うつ病と間違って診断されると、抗うつ剤を処方されたりするので、それは危険なことなだそうです。抗うつ剤は気分を上げますが、躁の状態がある人なら軽躁状態に陥ります。想像しただけでも良くないと思い至ります。

つかの間の軽躁の状態が過ぎるとうつの症状に移行し、軽躁のころにやらかしてしまったことをひどく後悔することもあるようなのです。うつ病の症状が出ている時は、軽躁のころの後悔と無気力感に襲われててしまい、寝てるだけに思えますが、何もできなくただただ苦しいのです。

またうつ病診断から、双極性障害Ⅱ型の診断に切り替わった経緯。双極性障害Ⅱ型とはどのように付き合っていったらよいかについて詳しく書かれています。分量てきには2万文字には行ってないくらいなので30分~1時間で読める読みやすい本だと思います。

もし、気になるようでしたら、ぜひどうぞ!

#3行日記 :診療内科はいつも人がいっぱいです

月に1度自分も通ってますが、いつも人がいっぱいです。見かけで判断してはいけませんが、そんなに深刻そうには見えません。でも、人はいろいろと抱えているのですよね。

今でも思い出す管理職時代。管理職になると部下のメンタルも配慮が必要です。いろいろと気にしてあげてね・・・と。しかし、管理職自身については、何もないのですね。。。管理職は自分でなんとかしなさいなのでしょうか💦

当時は、自分落っこちそうだなと思ったら落っこちちゃいました。しかし今はその経験があって良かったと思うようにしてます。人間だれしもあるのですよ、メンタル不調に陥ることが。人間は強くもあり、もろくもありですね。

そんなこといったら、戦中戦後はそんなこと言うこともできなかったぞー!あまったれるなーという声が聞こえてきそうですが、時代もやっぱりあるのだと思います。

#1年前 :きつねダンスに興じてました

The FOXというきつねのダンスに興じていたようです。もっと昔に流行った歌ですが、いつ振り返っても流行っている曲はあって懐かしいです。歌は当時を思い出させてくれるタイムマシンのようなこうかがありますね!

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