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双極症の方、双極症の方への接し方に悩まれている方のための本を読みました|話を聞くことが大切

おはようございます。複雑な現代、うつ病のような精神にまつわる病気は年増加傾向です。今日は1冊本をご紹介します。その名も「双極性障害Ⅱ型の人が軽躁状態で口論をしないための技術」です。本書は20分シリーズと言われているようで、短時間で読むには長さもちょうどよい分量の本です。

作者はnoteでいつも仲良くさせてもらっている七草みずきさんです。
双極性障害にはⅠ型とⅡ型があるようですね。どちらも抑うつの状態はあります。Ⅰ型の人のは、あきらかにわかりやすい躁の状態があるのですが、Ⅱ型の人は短い期間に軽躁状態があるようです。


軽躁とはどんな症状?

軽躁というのは分かりやすく言うと強めの陽キャになっている状態です。強めなのは、俺様一番・怖いものなし・思い通りならないと迷わず相手を攻撃・ありえない金遣いなど、性格ともとれるし、ちょっと度を越して様子がおかしいかもという状態。素人では見分けがつきづらいのがⅡ型の特徴のようです。

本書「双極性障害Ⅱ型の人が軽躁状態で口論をしないための技術」の特徴

双極性障害Ⅱ型については、患者の方、その周りの人にとって病気そのものの知識がないと、いろいろと問題が出てくるようなのです。本書では、本人はどうすれば良いのか、また周りの人はどうしていけば良いかを経験を交えて詳しく解説されています。

本書から少しだけ内容を言ってしまうと、まず患者ご本人に対してです。

Ⅱ型の場合、薬が合わない問題があるようです。最初うつ病と判断されがちで、そうなるとうつ病の薬を処方されるようです。うつ病の薬は基本気分を高揚させる薬、一方でⅡ型は軽躁が一定期間あるので、逆効果であることがわかると思います。そこで病院との付き合い方を説明されてます。

次にⅡ型の患者をとりまく友人や家族がどう接すればよいかです。患者にとっては思いやる気持ちはあっても、自分では抑えが効かなくなってしまうようなのです。

話を聞いてあげるだけでいい。そっと寄り添って話を聞いてあげてください。時にはむっとすることも言われるかもしれません。しかし、そういうものだと思って話を聞いてあげるのが大切なようです。ただ、悪いことをしたときには叱ることも必要なようでそのさじ加減もむずかしいところ、しっかり本書にどうすべきか書かれていました。

文章が平易で頭の中にすっと染みわたりました

タイトルはやや固めですが、文章はとてもわかりやすかったです。どんどん読み進められました。ひとえに分かりやすいので、読んでいくそばから頭のなかに吸収されていく感じでした。

今日は、七草みずきさん作の書籍を解説させていただきました。興味がありましたら是非どうぞ!

#3行日記 :タイトルには双極症を使ってみました

うつ病、双極性障害、統合失調症、認知症などなど、現代では精神や気持ちに関する病気が増えました。以前よりも症状に対する認識が高まり、より認知されてきていると言っても良いのではと思います。

4つ病名を並べてみたのですが、双極性障害が個人的にひっかかったのです。この障害という言葉が他のに比べてインパクトが強いのです。そもそも病気なので、どの病気も大なり小なり障害があるわけで、双極性障害だけなぜ障害を付けてわざわざいうのかな?と思ったのです。

どうやら正式に昨年から、双極症に変わったようです。しかし、ぼくのパソコンだけなのかタイプすると「双極症」の変換が一発ではできません。もっとこの名称が広がるといいなと思いました。

ちなみに、他のもどんどんと変わっているようです。
精神分裂症 ⇒ 統合失調症
痴呆症 ⇒ 認知症
のように。どれも今はメジャーですね。前の言葉は知らない方も多いかも。病気ですけどもアイデンティのひとつでもあると思ってます。双極症も広まってるといいなと思ってます。ぼく自身も、もっと軽いですが似た経験をしたことがあるので人ごとではないのです。

#1年前 :☆5つの次に良いのは☆1つが最高という考え方

良い評価を受けると、モチベがあがり、悪い評価を受けると気分が下がる。本を出されている方は、評価がどうなっているのは気になることの一つではないでしょうか。でも☆の数の意味は、ちょっと違うんだよという折り曲げの法則を紹介していました。

良いのは☆5と☆1。一番良くないのは☆3のような中間層。はっきりしていると何が良かったか、何を改善すべきかわかるので、進歩がしやすいです。☆3は、いったいどっちなんだよーというもらっても役立ちが薄い評価なのでした~。

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