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年金の受給年齢が上がっていくのは仕方のないことかも|お金も大事だけど、やることを持っておかないと辛いかも

年齢からして老後が気になってきているこのごと、しかし世の中のニュースは暗いことが多い。年金の受給開始年齢があがっている。自分はいったいいくつからもらえるかわからない。

年金のこと、受給年齢が上がっていくことについて書いてみたい。考えていけばいくほど、受給年齢が上がっていくのはある程度仕方ないことではないかなと思うようになってきた。(もちろん、税制的に改善点はあると思うし、無駄や隠れている歳費が必ずあるので、そこの改善は前提としてもである)

年金のお話もよろしければどうぞ。



65歳から確実にもらえるのは、男性:1961年4月1日まで/女性:1966年4月1日までに生まれた人たち

年金が65歳から確実にもらえる人たちは、上記の年代の方々なのです。
今男性で63歳。女性で58歳までの方々です。その方々はめでたく65歳から確実に年金をいただけます。(もちろんそれ相応の掛け金が支払われているかたが対象ですが)

それ以降の人は今のところ65歳からもらえることになっていますが、まだ決まってないのです。今ここで、70歳からと言われればそこまで延長されてしまいます。そのように、〇〇年〇〇月生まれの人まで!とだんだんと線がひかれていくと思われます。なので自分世代はたぶん70歳とか下手したら75歳となかるかもしれませんね。

さらに今の子供たちや孫たちは80歳も現実にありえるかもしれませんね。

余談:男女で受給開始年齢の始まりがちがうのは年金制度に歴史あり

今書いてふと疑問に思ったのは、男性と女性で年金の受給開始年齢が異なること。女性の方が若いうちからもらえるのです。返金寿命は女性の方が長いはず。でも女性の方が早くからもらえるのが変な気分です。

そんな歴史を紐解いてい行くと、どうやら年金は55歳からが支給開始年齢だったようです。その頃の時代は55歳が定年だったのです。めちゃくちゃ早いですね。それに合わせて55歳から受給開始だと思います。

その後、最初に男性を60歳からに引き上げましたが、女性は55歳にしたままです。その状態がしばらく続きましたが、いよいよ男性を65歳に引き上げるにあたり、女性も65歳に段階的に引き上げが始まりました。

今その過渡期にあたり、これがなぜか女性が若いうちからもらえるからくりでした。いずれ女性も男性も受給開始年齢は固定化されます。

平均寿命が延びてることが、受給年齢を引き上げる原因の1つかも

立命館大学より引用・加筆

上記は、日本の平均寿命のグラフです。それに年金の歴史(四角枠)を当てはめるとまた違った景色が見えてくるものです。

平均寿命は確実に伸びているのです。年金開始のころの平均寿命は60代のようです。これなら55歳から年金が始まる道理がとれます。年金をもらい始めても数年でお役御免となるわけですから、成り立ちそうです。長生きする人はどうぞ長生きしてくださいという感じでしょうか。

とこが、今の平均年齢はどうでしょうか。80歳を超えてますよね。制定した55歳とか60歳では回らないことが明らかです。受給開始が60歳からとして、20年は生きることが半分補償されている感じですから、財源は年金をスタートするときより、4倍必要です。もう上げないと成り立たないのではと思いますね。

たしかに財源がない。もともと破綻した仕組み。支える若手世代が減少している。などなど制度や社会の問題もあるのですが、平均寿命が延びれば伸びるほど、給付するトータル金額は大きくなるわけで、成り立たせるためには受給開始年齢を上げてかないと成り立たないという見方もあながち正しいのかもしれません。

信長の時代は人生50年

織田信長は今から約500年前に生きた人です。このころは織田信長自身の詩にもありますが、人生50年です。仮にこのころに年金があるとしたら、65歳なんてもらう人なんておらず。当初制度の55歳でももらえれば超ラッキーくらいの社会だったのでしょう。

仮に運用するなら、妥当な線は40歳か45歳が定年でしょうか。ぼくならもう定年でよぼよぼです。笑

インドネシアでは定年は55歳|段階引き上げを開始

インドネシアは世界で人口が4番目に多い国です。そのインドネシアは昔は発展途上の国といわれてました。定年は55歳でして、年金制度は一応あるようで受給開始は55歳からでした。むかしの日本と同じですね。

しかし、近年、定年を引き上げる法案ができたようで2043年までに65歳までに受給開始を引き上げるようです。人口ピラミッドを見てみましょうか。

2020年当時のインドネシアの人口ピラミッドです。発展途上国とよく言われたころの年代に赤い線を引っ張ってみました。経年により人口増減はあるものの、赤い線より上はきれいな人口ピラミッドが形成されています。

この状態なら、定年55歳を維持できたのでしょう。しかし、今はピラミッドのようになっておらず、上記のように赤線より下は一直線の筒状になっています。

近年のテクノロジの進歩のおかげで生活は豊かになる一方で出生率は低下し寿命も延びてます。

結局、日本と同じことが起きているのです。豊かになると、その代償はどこかに起きるということでしょうか。

より長い人生をより豊かに生きることを考えようか

ライフシフトという本があります。この本によると人は100歳まで生きるようになるので、その長寿社会に備えようというものでした。年金受給のタイミングだけを見ると悲壮感が漂ってきますが、世界が豊かになり、健康寿命が延びると考えれば、より充実した人生をいかに過ごすかも考えても良いかなと思うのです。

そうなると65歳で定年になって100歳で旅立つまでに35年あるわけで。
今まで生きた年数からすると短くみえます。しかし、今までは働きづめで自由時間が少ない状態でした。

毎日2時間しか自分の時間がないとすれば、定年後は毎日10時間の5倍です。そう考えると35年間は働いているときの175年分に相当するとも考えることができるのです。

このドワーフ並みの年数(わかる人だけw)を過ごすには穏やかな引退生活はあまりにも暇すぎて暇すぎて死んでしまいそうです。

となると、生涯現役もまんざらでもないのかなと思うのです。

#3行日記 :AIも悪くない

昨日は、仕事でAIといっしょに仕事をした。大した事無いと思ってましたが、大したことありました。また、その大したことあったことにひょんなことから気づきました。

これから、AIをもっと活用していこうかなと思ってます。また、記事に上げられたらと思います。

#1年前 :英会話レッスンを1か月やり切ったようです

英会話のレッスンを1か月受け切ったようです。最近の英会話レッスンは10年前と比べると質が上がったようです。まぁ、円安にもなってしまって、料金はめちゃくちゃ高くなってしまいましたがそれでも、対面と比べると破格ですね。

2ヶ月ごと受ければ、飽きもせず、負担も少なくちょうど良いかなと当時は思ったけど、あれから受けてません。やっぱり英語をしゃべるという何か目的がないといけませんね。

一番いいのは、外国人の彼氏彼女をつくることらしいです。否が応でも身に付きますからねw。次点は何か英語を書いたり話したりするのっぴきならぬ理由ができた場合でしょうね。のっぴきがないと、やろうとする意志が起きてこないようです(自分はですが)

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