『人にイライラする時は、自分にスポットライトを当てる』*
人の言動に
ついイライラしたり、ムカムカしたりする時って、ありませんか?
そんなときは
人に対する意識から
自分に意識を向け直すと
視点が変わり少し落ち着きます。
なぜならば、
人の言動にイライラする時は、
相手に意識の焦点を当ててしまっているからです。
◆人の言動が気になる時は、相手にスポットライトを当てている
人との関係において、
人の行動や発言が気になって
イライラしたり、
ムカムカしたりする時があります。
「分かってくれない」
「してくれない」
「気づいているはずなのに」
そんな思いが大きくなって、苦しいときは
相手に意識が集中している状態なのかもしれません。
例えば、
車を運転中に
ゆっくりマイペースで
運転している車に進路をふさがれた時
勤務時間中にいつまでも、
話をしていて、
仕事を始めない部下を見た時など、
人の言動にイライラ、ムカムカしてしまうときは、「相手にスポットライトを当てている」状態になっています。
相手に意識のライトを当てているから、
相手の細かい発言や行動が
必要以上目について
一挙手一投足が気になってしまいます。
相手の言動に焦点を当て過ぎて
イライラやムカムカを感じるときは
自分に焦点を当て直すことが必要です。
◆相手への意識が強くなっている時は
自分への意識が向かない状態に
なっています。
「人に焦点を当てて、
人が変わることを期待するよりも
自分に焦点を当てて、
今の自分が出来ることを探す」
そのように視点を変えてみると
自分の中の物の見方や考え方が変わるきっかけになります。
◆過去と他人は変えられない
私が、普段から意識している言葉に
「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」
があります。
過ぎてしまった過去や
自分に権限がない他人のことなど
変えられないものを変えようと
時間と労力を費やすよりも
意識や行動で変えられる自分や
今を変えることで変わっていく未来に
時間と労力を使っていった方が
より現実的で健全な対応ができるはずです。
そうは分かっていてもなかなか
割り切れないのが人の思考や感情です。
変えられないと分かっていても
変わって欲しいとつい期待する気持ちを
持つのは仕方ないことだと思います。
人として、
「期待する、願う、祈る」という
自分以外の何かに頼りたいという思いを
持つのは、当然なのかもしれません。
しかし、その期待が過剰になり過ぎて
怒りや苦しさなどの不調の状態を
作り出している時は注意が必要です。
そんな時は
相手に焦点を当てて続けている状態
あえて、自分に焦点を当て直して、
視点を変えることが必要です。
人の行動が変わるのを期待し続けているより、
今自分が出来る行動に焦点を
当てた方がいい場合があります。
受動や停滞はイライラを溜めていきますが、
主動や行動はイライラを流していきます。
自分で出来ることには
どんなことがあるのでしょうか?
◆自分にスポットライトを当てる3つの方法
その時のケースや状態によって
いろいろあると思いますが、
自分に意識を向けるための「3つのステップ」があります。
1 明らめる
2 諦める
3 動く
◆明らめる
明らめるは
自分が出来ることと出来ないことを
明らかにして区別することです。
自分の理想像や過度な期待などは一旦置いて
今の自分の状態を見つめて
「自分が出来ることと出来ないこと」を区別します。
相手に焦点を当てている時は
✔︎ 自分と相手
✔︎ 理想と現実
✔︎ 自分ができることと出来ないこと
ごちゃ混ぜになっていて、十分に区別できない状態になっています。
区別できないから
苦しさ辛さが大きくなってしまうのです。
現在の自分の状態を明らかにして
今の自分が「出来ることと出来ない」ことを
しっかり区別することが大切なのです。
2 諦める
自分を明らめた結果、
今の自分が
出来ることと出来ないことが区別できたら
「出来ないことを諦める」ことも大切です。
どうしても、未練が残ったり許せなかったりと
いつまでもクヨクヨと考えてしまいがちですが、それらを切り放す方法を持っておくといいでしょう。
私のおススメは
「呪文を唱える」です。
まとわりついた思考や感情を切り放すには
自分に合った言葉を
呪文のように唱え続けることも
いい方法だと思います。
私の場合は、
前述の言葉のように
「過去と他人は変えられない。自分と未来は変えられる」
「いま考えても仕方ないことは考えない」
「人には人の都合がある」
「念じるだけでは変わらない」
などと、まとわりつく思いや感情を
自分から切り放すことを意識します。
慣れるまでは
なかなか切り放すのは難しいですが
呪文のように言葉を唱え続けると
だんだん切り放しが上手にできるようになってきます。
ただ、内容によっては
なかなか手強くて何回も繰り返して唱える必要があるものもあります。
3 動く
人は、
堂々巡り思考というように
いつまでもぐるぐると同じことを
考えて苦しくなっているときは、
自分の思い通りに動けない状態になっています。
止まっていて動けないから、
さらに思考が膨らんで
重く苦しくなっていきます。
そんな時には、
どんな小さなことでも
直接関係ないことでも
その時間で何か行動できることに意識を向けると視点が変わって落ち着きます。
自分の動きに意識を向けはじめると
だんだん思考や感情に対する
意識が逓減していきます。
そうすることによって、
イライラしていた感情の波が
落ち着きはじめます
人は
心や身体が落ち着くと
考え方や捉え方も変わってきます。
また、自分で出来ることを探して
実行することで
自分で対処できるという
「自己コントロール感」も状態の改善に役立ちます。
◆人との関係において、
人の行動や言動が気になって
イライラしたり
ムカムカしたりする時には、
自分に焦点を当てて
自分の状態を穏やかに保てるように
意識していきたいものです。
◆まとめ
✅ 人の言動が気になる時は、
相手にスポットライトを当てている状態
✅ 過去と他人は変えられないが、未来と
自分は変えられる
✅ 「明らめる、諦める、動く」
自分にスポットライトを当てる3つのステップで自分の状態をコントロールできるようになる。
今日もありがとうございます!
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