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素敵な「もの」の世界#1~時空を移動した手袋~

「石」や「アクセサリー」ではないけれど「もの」の世界にもとても不思議で神秘的な物語があります。時々、そんな「もの」のお話もしていきたいと思います。

私には一目ぼれした「手袋」がありました。色合いも手にはめた感触も本当に気に入っていました。ところがある時、その手袋を片方なくしてしまったのです。落としたと思われるところには問い合わせしたけれど、結局見つからず。本当にがっかりしました。どうしてもその残った片割れを捨てる気になれず、引き出しにしまいました。それが2019年の暮れのことでした。

その冬は他のものを買う気になれず、以前使っていた毛玉ができている毛糸の手袋をはめて過ごしました。次の冬も「これ!」という手袋に出逢えず、毛糸の手袋で過ごしました。2020年、2021年とその毛糸の手袋で過ごし、なんと2022年にほぼ同じ手袋を見つけたのです!その時の嬉しさ。レジへ持っていく足取りはスキップしていたのではないかしら・・・

家に帰ってきてから、「もしこの手袋がまた片方なくなっても、前とペアにできるかも。捨てなくて良かった」と思って引き出しを開けました。そこにあったものは・・・なんとペアになった手袋だったのです。きちんと2つ向かい合わせに合わさって出てきたのです。私は腰が抜けそうになりました。すぐに次女を呼び見せたところ「ええ!」と絶句していました。「もしかして失くしてなかったんじゃない?」とまで言われる始末。でも、本当に失くしたんです。捨てるかどうか迷った気持ち、でもどうしても捨てられなかった気持ちもよく覚えています。

失くしたはずの手袋が出てきた当時の様子を再現した写真がこちら。こうやって引き出しから出てきたのです。

こんな形で出てきました

スピリチュアルな能力がある知り合いがいるという友人がいたので、手袋の写真を送ってみていただきました。そしたら「その手袋は失くしたわけではなくパラレルワールドに行っていた」「私自身のエネルギーの変わり目で、そのお知らせとして出てきた」「奇跡の前触れ」という言葉をいただきました。映画やSF小説で時空の移動、という話は聞いたことがありましたが、実際にそんなことが自分の身に起こるなんて想像もしていませんでした。でも、どう考えてもそうとしか思えない出来事でした。

手袋が出現した時に撮った写真がこちら。右が戻ってきた手袋、左が新しく買った手袋です。(だいたいは同じだけど色合いや大きさがちょっと違いますね)

手袋が戻ってきた時に撮影した写真

ちなみに冒頭の写真は、この記事を書くために新たに撮った写真です。

「石の世界」が私に拓けてしばらくたったころ、あの手袋の出現は「前兆」だったような気がしてきました。そこでK先生にも手袋の写真を見ていただきました。

先生は「この手袋のキーワードは「手放す」だよ」とおっしゃいました。手袋が戻ってきたのに「手放す」ってどういうことだろう?とすぐには理解できませんでした。「あなたが大切にしてきたものや大切に育てたものを潔く手放す時期がきていて、魂にその準備が整ったからこの手袋は出てきた。隠れている必要がなくなったんだね」とのこと。「実際、あなたが持っていたアクセサリーを必要とする人に譲っているでしょ?そういうこと」と・・・

「これからも、あなたが大切にしてきたものや、大切に育んできた人や後輩などを次の世界に手放していくようになる」とも。

私の魂にその準備が整っているというのなら、それが寂しいことであっても、喜んで潔く手放していけるのだろうか・・・そうありたいと、今はそう思っています。

前回『はてしない石の物語# ~復活のペンダント~』で、長女のペンダントが時空を超えて戻ってきた話を伝えましたが、その時私も次女も驚いたものの、「そんなこともあるよね」という気持ちもあったのは、この「戻ってきた手袋」があったからです。

その記事はこちら。

K先生も「この手袋は確かに出てきたよ」とおっしゃいました。そう、「もの」の世界も不思議で神秘に満ちています。

以前手袋の写真を見てくださったスピリチュアルな能力のある方にも「エネルギーの変わり目のお知らせ」「奇跡の前兆」と言っていただきました。K先生は「あなたの魂に準備が整った」と。「奇跡の前兆」とは「石の世界を通して私の次元が広がった」ということなのでしょうか。「大切にしてきたものを潔く手放す」ということで、その先でさらに幸せな人、喜んでくださる人が増えていく・・・これは私にとっては確かにとても嬉しく幸せなこと。ある意味「奇跡」や「神秘」です。人生はなんと奥深いのでしょう。

今年一番最後にアップする記事が、この内容となったことにも意味があるような気がしています。思いがけず「石の世界」が拓けるきっかとなった「アクアマリンのリング」の出来事が起きたのは今年2023年7月4日のこと。「はてしない石の物語」としてこれまで綴ってきたお話は、わずかこの半年にも満たない中で起こったことです。(それも記事で紹介したのはほんの一部)。

アクアマリンのリングの出来事について綴った記事がこちら。

石によって私の次元の眼がどんどん開かれていること、もしかしたら手袋がなくなった2019年からその準備が始まっていたのかもしれないなんて・・・(もしかしたらもっともっと前から、もっと言うなら生まれてくる前から?)。

手袋が時空を移動して戻ってきたのは昨年2022年1月14日のことでした。もうすぐ年が明け2024年が始まります。手袋が戻ってきて2年が経ちます。新しい年も、このように日常に起こる不思議な出来事や、心打たれる素晴らしい世界のことを綴っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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