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ポテチな夜

9月某日 くもり時々雨


久しぶりに実家にお泊り。

ここに生まれて、ここで育って
当たり前だったこの場所が
今はなんだか違う景色に見える。

ここで、生活してたのかぁーと妙に俯瞰的だ。


いつのまにか、私の当たり前の景色は
他の場所になっていて
一緒に暮らしている人も
生活スタイルも大きく変わった。


秋が色濃い夜に
くるりを聴きながら、懐かしい感覚を思い出す。

あぁ、こんな風に意味もなく夜更かししてたなぁ。


夜だけが唯一、私だけの時間。
ポテトチップスの袋がカサカサいう音くらい
軽い時間だった。


あの頃は想像も出来なかった今を生きている。

そりゃそうだ。
寧ろ、想像できなくてよかった。


天使か誰かに
「あなたはこんな人生をおくりますよ」と告げられたら、白目剥いちゃうかもしれない。笑


過去のストーリーは、重たいのに表面パッパな感じだったけど、今歩んでいるストーリーは重さが深みに変わり、表面だけの軽さじゃなくて真を生きる軽やかさに変わってきている。



人生って実に面白い。



昔から「つまらないから嫌だ!」と言うと
「詰まる、詰まらないの話じゃないの!いいからやりなさい!!」って母に怒られていたっけな。


うん。私の人生、全然詰まらなくない。
寧ろ、詰まりまくっている😂




最近は穏やかだから、この調子で穏やかな色達を集めていこう。
ね!私!

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