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政党の「党」は、尚黒いと書いた漢字の略字

「塾長、アメリカやばくない?」

大統領選挙の一連のことを受けて、生徒が言ってきました。そこで、「党」という漢字の語源から始めた話。

妥協ではなく…シナジーを生み出せるような人間にボクはなりたいし、生徒たちにもなってほしい!そんな思いを書いてみました。

よろしければ、ご覧ください!


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「党って漢字は、尚黒いの略字なんだよ!」

党の漢字は「むら(たむら)」とも読まれ、洗っても尚黒いという意味。村八分の村。

政党と政党の戦いなんて、戦争と同じ。お互いの主張をぶつけ合うのが元々の字に込められているんじゃないでしょうか?

こたびは、その政党同士の戦いにおいて、悲しいことが起こってしまったということ。ウォーターゲート事件、ロシアゲート事件…まさに、戦争だと思います。

党と党が争い民主的に決めて行くことが平和的な道

と考えるのは、いささか安直かもしれません。


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 シナジー、第3の案
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#7つの習慣

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A党とB党の重なり部分で物事を決めていくのは「妥協」であってwinーwinとは言えない。AでもなくBでもない、上記の図で言えば周りの余白の部分から新しい案(第3の案)を出すのがシナジーを生むということ。

そして、そのことは日本人が遠い昔に仰っていました。

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 和を以て貴しとなす「以和為貴」
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#聖徳太子

決して馴れ合いの仲良しクラブになれとは言っていない。「まあ、いっか」と妥協することが和ではない。お互いが覚悟を持って、第3の案を生み出す行為を憲法で定めた。

妥協ではなく、相乗効果(シナジー)

お互いが妥協するということは、win-winどころかlose-loseになっている…


最初に書いた「党」の文字については聖徳太子の教えの中に無明という言葉と共にあります。

党派を形成する根源には自己中心化、自己絶対化の心。つまり、あるべき「無我」の真理に暗い「無明」を意味する党の一文字。

行き過ぎた、分別知(論理思考)

自分と他人を分離して考え、自分だけで生きていると錯覚を起こし、自分が世界の中心でありたいと思う心。そして、他人も世界の中心でありたいと思う心を持ち、お互いが自分の円をぶつけ合う。

せいぜい、妥協しか生まれない…

自分と他者を分離せずに無分別智を意識することが、シナジー・第3の案を生み出す秘訣ではないでしょうか?

党と党の争いの話から、無分別智つまり「論理の向こう側」を生み出すことが、未来を作っていく秘訣になるんじゃないかな?

シナジー・第3の案については

教室の図書室に置いてあります!

妥協ではなく…シナジーを生み出せるような人間にボクはなりたいし、生徒たちにもなってほしい!

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