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なぜ書くの?「好きだから」〜表現の本質〜(147/365)

今日は充実した一日だった。

午前中はリハビリのお仕事で、午後は「事業をする上で力を貸してくれないか?(怪しいやつではない)」のお話と、夜はこれまた面白いことに関わらせて貰えるかもしれないお話をしてきた。

空き時間にも、横で知り合い同士が「こんな事しようぜ!」と話していたのを聞いていたから刺激的な一日だった。

 

まず、こうやって何かを始めるタイミングで声を掛けて頂けるということは光栄で有り難いことである。

ただ、どれにしても少なからず今のライフスタイルを変える必要がある。

これからっていう段階だから、時間・労力とお金の釣り合いは合っていない。

ま、向こうもそんなことは承知の上で頼んできてくれているのだけれど、リスクも伴うわけである。

仮に今の僕が惰性で仕事をしているなら、そっちを辞めて話に乗っかるのも全然ありだ。

面白いか面白くないの基準で言ったら、面白い。

しかし、今は”書く”ことに魅力を感じている。

”書く”を生業にしたいと思っている。

だから”書く”に避ける時間も必要だ。というか、そこを一番大事にしたい。

でも今の段階では、それだけで食っていけるわけではないから、リハビリの仕事もしている。

僕の中での大きな軸は、金銭的にはリハビリ、精神的には”書く”である。

その後の事も少しずつ見えてきたから、今は金銭的にもある程度の収入を保ちつつ、”書く”時間も大切にしていき、タイミングを見てシフトしていきたい。

今回の話に乗っかるなら、そちらにウエイトを置いてほしいとの想いを伝えられたから、必然的に二軸に避ける時間は減る。

ここに関しては、その人との関係性も含めて僕の中で色々天秤にかけないといけないこともあり、揉む時間が必要だからここには書かない。

 

 

で、そこでだ。

改めて”書く”ということを考えてみた。

先方からしたら「書くのは夜や何なら電車の空き時間とかでも書けるよね」となるらしい。

まぁ昼に仕事をして夜に書くことはできる。

でも、僕は夜は自由な時間がほしいし、どこでも書けるわけでもない。僕の中で書くための空間というのは別にある。

そして休みの日もほしい。

それがプライベートや仕事だろうが、時間の使い方は自分で決めたい。

もし、”書く”ことで稼ぎたいと思っているなら、昼間に仕事して夜や休日に必死に頑張らないといけないだろう。

しかし、”書く”ことでそこまで稼ぎたいとも思っていない。

正確には稼ぎたいけど、最低限のランニングコストくらい稼げれば十分だし、僕は基本的に頑張りたくないし、あんまり野心もない。

それでもランニングコストを確保できるまでは頑張らないといけない部分もあるだろうが、”書く”ことは好きだから頑張るのは苦ではない。

それに、「成長」や「経験」という言葉のもとに”書く”こと以外を将来のためとか言って頑張りたくない。

この考えは起業家の方からしたら甘いのかもしれないけど、それならひたすらラクに生きる術を考え続ける。

これに関して書き出したら別の話になってきそうなので、そのうち気が向いたら書く。

 

話を戻すと、「なんで書きたいの?どこを目指してるの?」と聞かれた。

(いや、なんで書きたいのって言われても…)

一応ランニングコストを稼ぐは目指すとこではあるけど、そんなの「好きだから」でしかない。

稼ぐためとか誰かを救うためとかではなく、”書く”こと自体に意味がある。

本質は”書く”こと。

noteだってお金になんてなっていないし合理的ではない。

でも、書いている。

好きだから。

***ここからはイシダイの偏見です***

これは、うたう人、踊る人、描く人、創る人、アーティストと言われる表現者の人なら通づる部分があるのではないかと思う。(クリエイターも含めて)

「なんでやってるの?」の答えなんて「好きだから」以外のなにものでもない。

そりゃ合理的に考えたらバイトしたり働いた方がマシなことくらい分かっている。

それでも、表現し続けるのはナゼか?

それ自体が本質だから。

誰にも理解されずとも、自分の信じてきたものを表現し続ける。

そしてたった1人でも理解してくれる人がいたなら、うまい酒が飲める。

100万払うと言われても、やりたくないことはやらない。

逆もしかり。

結局カネじゃないということだ。

あ、久々に綺麗事を言った気がする。

まぁお金が貰えるということはそれだけ評価され認められたということであり嬉しいことではあるが、そこを目的にやっているわけでもない。

「自分を残したいからやっている」

これが今のところ僕が思う言い表し方か。

 

というのを感じた。

表現者の表現に対する気持ちを他者に同じ目線で伝えるのってなかなか簡単な事でもないなと思った。

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