見出し画像

【コロナ禍での東京と地方都市の就職事情】

私は大学卒業後からずっと東京で働いてきた。
新卒時代はSierの営業、営業事務を経て、IT企業のバックオフィス・マネジメント職をしてきて、30代女性としてはまぁまぁなお給料をもらってきたと思う。

ただコロナ禍で自分の居場所を見失ってしまった。
自分は本当に東京にいたいのか。
独身の間に地元に戻ったほうがいいんじゃないか。
何が正解だかわからないまま、ぐるぐる同じことばかりを考えていたら適応障害と診断された。
同じくフルリモート一人暮らしで悩んでしまった人はこの時期多かったんじゃないだろうか。

そんなこんなで仕事を辞めて地元に戻ってきたのが今年の初め。
今は療養しながら、今後の生き方に思いを巡らしているところだ。

そんな中まずは自分の状況と地方の就職事情を見るために、いくつか会社に応募してみた。

  全然受からない、、、

まずは書類で8割ほど落とされた。
確かにマネジメント職といっても経理・人事などわかりやすいバックオフィスではなく、少し特殊なお仕事。
「未経験歓迎」のところだと年齢や前職との年収の差で落とされるし、かといってマネジメント職だとコールセンターしかない。
求人数もかなり限られていてエージェントを複数頼んでも同じものを紹介される。
また女性の働き方についても東京に比べるとまだまだ進んでおらず、ママさん向けの求人ばかりだ。(良いことだけど)

  厳しい、、、

これが現実と思いつつ、東京とその他地方との格差を見せつけられたような感じだった。
今から地方に戻ってこようと思っている方は、以下をチェックすることをオススメする。

  1. 手に職はあるか → エンジニア、WEBデザイナー、営業、経理など

  2. フルリモートで働く気はあるか → 東京の会社もしくはオフィスを持たない会社を受けるか、地方のオフィスで直接働きたいか

  3. 年齢が30歳以下か → それを過ぎるとなかなか大変

  4. 年収半分以下になって良いか → どんな生活をしていきたいのか

  5. 副業などその他収入源があるか → 気持ち的な負荷が減る

上記はすごく大事だが、あくまで"働くうえ"でのだ。
一番は場所がどこであろうとどういう風に生きていくかを忘れてはいけない。究極言うとそこさえブレなければなんとでもなる。

コロナを経て、働き方や考え方が変わった今こそもう一度見つめ直していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?