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海外旅行、ドラマ・映画、小説大好きな30代 将来的には海外で暮らしたいという夢を持ちつ…

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海外旅行、ドラマ・映画、小説大好きな30代 将来的には海外で暮らしたいという夢を持ちつつ、 頭にあることを自由気ままに綴ってみる。

最近の記事

居場所選び

私は北海道札幌市の出身で中学生の頃から東京に出るのが夢だった。 理由は東京に憧れていたわけではなく、ただ単に北海道という島国を出たいと思っていたからだ。 もっと言うと家族から離れて早く独り立ちしたかったと言う方が正確だ。 ちょうど北海道に出ることを考え始めていた当時柴犬を飼っていて、夕方になると必ず30分ほどの散歩が必要だった。 北海道の空は広くて、特に冬はキーンと言う音が聞こえてくるような透き通った(寒々しい)空気をしている。 遠くの星を見ながら、ただひたすら願っていた。

    • 【永遠の悩み】私たちはいつ自由に英語を話せるようになるのか

      2022年1月。 私は決意した。 『今年こそ本気で英語に取り掛かろう。』と。 なにを隠そう私はすでにアメリカ留学1年を経ているわけだが、全くと言っていいほど英語が話せない。 それもそのはずで、私の一番苦手科目は英語でちょっと英語を耳にすると拒否反応さえ出てくる。 それでよく海外に行けたなと思う方も多いと思うが、海外好きと言語が得意は全く別物だと私は思っている。 海外旅行が1番の趣味で毎年ボーナスは全てつぎ込んできたが、そういう人間がみんな英語が喋れる訳ではない。 私もその成れ

      • 雪国の暮らし 〜気になるブーツの話〜

        地元北海道に戻ってきて、約1年半。2度目の冬を迎えた。 東京に住み始めた頃は、東京の冬の感覚についていけず苦労した。 例えばブーツをなぜ履くのか。 北海道ではブーツを履きたいから履くのではない。 必然なのだ。 雪の中、とてもじゃないけどパンプスやスニーカーで過ごせない。 でも関東は雪や寒さから身を守るためではなく”おしゃれ”として履くのだ。 最初はよく理解できなかった。 必然ではない”おしゃれ”とは何なのか。 秋頃になってくるとチラホラとトレンチコートにブーツを合わせる人た

        • 【永遠の悩み】フルリモート VS 出社 VS ハイブリッド

          私はもともと終日出社で週5会社に通っていたが、コロナを機に終日フルリモートの生活に切り替わった。 そのような方はいっぱいいるだろう。 あれから約2年半。私は今でもどちらの働き方が良いのかとても悩んでいる。 もちろんどちらにもメリット・デメリットがあり、かつそれに業務内容、その人のライフスタイル、性格などが組み合わさって初めて「これだ」と思うスタイルが出てくると思われる。 しかも実際に勤務している会社がそうだとは限らないから、さらに転職活動というシビアな戦いにまで進む可能性

        居場所選び

        • 【永遠の悩み】私たちはいつ自由に英語を話せるようになるのか

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          【小説】かぐや姫

          「お母さん、なんでかぐや姫は月に帰りたかったの?」 夜の8時。私とお母さんが言葉を交わす1日の終わりの時間。 ポンポンと私のお腹を撫でるようにさすりながら、いつもお母さんは昔の物語を読んでくれた。 定番の浦島太郎から、私の大好きなグリとグラ。そしてここ最近のお気に入りはかぐや姫だ。 「なんでっていってもねぇ、物語だから。」 お母さんは毎日朗読しているにも関わらず、何の関心もないように一言呟くと続けてこう言った。 「かぐや姫はお家に帰りたかったのよ。やっぱり良いでしょ。自分の

          【小説】かぐや姫

          【小説】箱の中

          私の通っている高校では、面白い授業がある。 「北海道の自然」という授業でその言葉通り、自然を楽しむ選択科目だ。 札幌市の東側、周りは牧草地で少し行くと大きめの川が流れており住宅はほぼない。そんな中にポツンと建っているのがうちの高校だ。 北海道の良いところは四季がはっきりしている点だ。 春はまだほぼ冬と言っていい様な気候で寒々しいが、長い冬を乗り越えた自分自身になんとなくご褒美をあげたくなるような陽気な気分になる。 夏はカラッとしていて体育祭日和だ。 本州のような炎天下や湿

          【小説】箱の中

          【コロナ禍での東京と地方都市の就職事情】

          私は大学卒業後からずっと東京で働いてきた。 新卒時代はSierの営業、営業事務を経て、IT企業のバックオフィス・マネジメント職をしてきて、30代女性としてはまぁまぁなお給料をもらってきたと思う。 ただコロナ禍で自分の居場所を見失ってしまった。 自分は本当に東京にいたいのか。 独身の間に地元に戻ったほうがいいんじゃないか。 何が正解だかわからないまま、ぐるぐる同じことばかりを考えていたら適応障害と診断された。 同じくフルリモート一人暮らしで悩んでしまった人はこの時期多かったん

          【コロナ禍での東京と地方都市の就職事情】

          【海外旅行に行きたいけど行けない!】ストレス発散法

          私の1番のストレス発散法は、「海外旅行」だ。 おそらく日本人の多くの方もそうだったと思うが、このコロナ禍でかなりのダメージを受けた。 ずっと日本にいないといけない、むしろずっと家にいないといけない。 ストレスが溜まる、、、、 発散しようにも国内旅行でさえ時によっては冷たい目で見られるような中で、海外に。。とはなかなか言い出しづらい状況である。(会社によってはまだNGのところもある) 2022年夏になって、かなり観光も活気を取り戻しつつあるが、まだまだ全盛期の頃のようには行き

          【海外旅行に行きたいけど行けない!】ストレス発散法