おかざき@フル在宅カスタマーサクセス

地方に住みつつ、東京のベンチャーで働いています。フル在宅カスタマーサクセス。

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地方に住みつつ、東京のベンチャーで働いています。フル在宅カスタマーサクセス。

マガジン

  • 仕事と家庭、2兎追って2兎とも得たい

    子育てや居住地の制約があっても、あたり前に働き続けられる社会にしたい。 ド田舎の自宅から、東京のベンチャーにフルリモートで勤める会社員の記録(月1更新予定)

  • インサイドセールスリアルストーリー -Tacto(タクト)-

    • 28本

    インサイドセールス人材が実際に体験した組織立ち上げやメンバーマネジメント、テクノロジー活用から採用・育成まで、インサイドセールスにおけるリアルストーリーをそれぞれの視点から発信するメディアです。 https://talento-act.com/

最近の記事

フル在宅勤務、5年目の記録

2020年1月に現職へ入社し、フルリモート勤務も5年目に突入した。 早かったような、途方もなく長かったような。このnoteは1年半も更新できていなかったが、私は変わらずフルリモートでとても元気に働いている。 (24.1月に開催した地方銀行のユーザー交流会レポ) noteの更新をしなくなったのは、元気だからだ。 過去に書いた働き方に関するnoteは、ありがたいことに今でも時々いいねの通知が届く。通知からアカウントを見に行くと、ほとんどは女性で、お子さんがいて、仕事について悩

    • インサイドセールスというサグラダファミリア #Tacto 4th note

      インサイドセールスは、いつまで経っても完成しない。 お客様を向いて仕事をすれば、果てしなくやるべきことがあり、その仕組みは完成しないから。"柔軟な変更”だけが、唯一不変だ。 私はオンライン営業システムのベルフェイスというスタートアップへ入社して、もうすぐ3年になる。インサイドセールスの"イ”の字も分からない状態でぽつんと遠隔入社し、会社はこの3年弱で紆余曲折、本当にいろいろあった。業界を問わずSDRへ注力していた時期には最大で30名以上いたインサイドセールスも、BDR中心の

      • 「距離」を超える働き方、インサイドセールス

        もし、地図上で自分の「通勤圏内」に蛍光ラインを引くとしたら、家からどのあたりまでをイメージするだろう? 日本の平均では、通勤時間は片道39分らしい。 総務省統計局の社会生活基本調査※1によると、日本全国の平均通勤時間は、片道39分、往復1時間19分です。通勤に利用する交通手段の割合は、車が最も多く、次いで、電車、自転車となっています。 https://www.haseko-sumai.com/kurashi/archive/detail_443.html ふむふむ。 か

        • ベンチャーに転職して「変化」の波に立ち向かったら、途中で海猿になって1年で視界が変わった

          「変化」と聞いて、ポジティブな印象を持てるようになった。 「ぎゃあ」とは未だに日々思うけれど、5秒後には「どんとこい!」という気持ち。転職して1年、それが素直にうれしい。 私は新卒で入社した大手企業(某そのへんによく居る広告営業)から、中小企業(製造系人材派遣)、そしてベンチャーへと2回目の転職。オンライン営業システムを提供するベルフェイスに、フル在宅勤務のインサイドセールスとして入社した。 元々安定志向で、「ザ・ふつう」の予想できる人生を「せっかちに前倒しで取り組む」と

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        • 仕事と家庭、2兎追って2兎とも得たい
          2本
        • インサイドセールスリアルストーリー -Tacto(タクト)-
          28本

        記事

          noteわらしべ物語 〜家から1歩も出ずに働いた1年の軌跡〜

          フル在宅勤務をはじめて、もうすぐ1年になる。 はじめは不安もあったが、今となってはこの働き方を全力でおすすめしている。 朝早く起きてフルメイクし、ストッキング(!)を履き、磨いた靴で電車に飛び乗っていた日々が、信じられない。 在宅勤務というと、ひとりぼっちで孤独…狭い世界…というイメージだったけれど、そんなことは杞憂だった。 仕事においては家から一歩も出ていないのに、世界はむしろ広がっている。 その大きな支えになったのがnoteだ。 今、note社(cakes)は大変な

          noteわらしべ物語 〜家から1歩も出ずに働いた1年の軌跡〜

          フル在宅インサイドセールスの1日(怒涛の夕方ver.)

          在宅勤務は、夕方の母親も救う。 少し前に、フル在宅インサイドセールスの1日(リアルガチver.)というnoteを書いた。書いたは良いが、はりきりすぎて朝の様子を書いて満足してしまった。 しかし、実際には夕方こそ怒涛である。 おそらくほとんどの母親(家事育児に参加していれば父親も)が白目を剥いている。 だから、在宅勤務によって夕方の攻防がどれくらい恩恵を受けるのか、書いてみようと思う。 (フル在宅勤務のインサイドセールス、子どもがまあまあ大きい場合のリアルです。幼児ママは

          フル在宅インサイドセールスの1日(怒涛の夕方ver.)

          もし在宅勤務に行き詰まったら、試してほしい3つのこと

          完全在宅勤務をはじめて、10ヶ月が経った。 私は柔軟性と余裕があるこの働き方がしっくりきていて、いまの生活スタイルが気に入っている。 でも、 「在宅勤務は合わなかった」 「在宅勤務つらい」 みたいな声が周りやネット上にはたくさんあるから、〝在宅勤務にしたら万事良い〟とは一概に言えないんだろうな、とも感じている。 かくいう私も「なんか疲れが溜まっている」とか「はやく同僚に会いたい」と思うことはよくある。在宅勤務は、集中できるというメリットと引き換えに、一生休憩できない感じ。

          もし在宅勤務に行き詰まったら、試してほしい3つのこと

          ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる

          人生の伏線を、今ちょっとだけ回収している。 最近になって、過去のしんどい思いが「報われる」ような出来事が起きるようになった。 数年前、働き方に悩んだ時期には想像もつかなかった。 もうだめだ!という日、深夜にオフィスで大泣きした。みじめで、腹が立って、なんと34歳にして大泣きしてしまった。大変に恥ずかしい。 あの時の私は間違いなく未熟だった。自分の仕事が回らないことを、理解の無い上司のせいだと真剣に思っていた。 なんで私ばっかり とか 誰も分かってくれない とか こんなに

          ワーママのしんどさは、いつか必ず報われる

          インサイドセールスと弓道

          弓道に、正射必中という言葉がある。 「正しく射れば必ず当たる」という意味で、「的に当てること」ではなく、「正しく射ること」に集中すれば必ず結果が付いてくるという考え方。 元々この言葉が好きなのだけど、インサイドセールスという仕事はまさにこれだ、と痛感している。 たとえば私がはるか昔にしていたテレアポは、竹槍を力ずくで投げまくり、的に当てることだった。 何も考えず、とにかく右手左手で竹槍を投げる。的に当たることもあるが、そのためには大量に外す過程があった。 いま、私た

          転職活動のトラウマが成仏したら、働くことがもっと楽しみになった

          うちの会社の人事評価制度は、ちょっと変わっている。 毎年職務経歴書を書き、外部に市場価値を算出してもらうのだ。始まる前はワクワクしていたのだけど、やってみたら大変だった。 ちゃんと説明会もあり、外部とのアドバイス面談もあり、至れり尽くせりの環境で自分の職務経歴と向き合う。 ただ、私は個人的にちょっとした問題を抱えていた。 前回の転職期間で、自分の職務経歴に自信を無くしてしまい、トラウマ状態になっていた。 2019年10月~12月の転職期間、私が内定を頂いたのは2社だけで

          転職活動のトラウマが成仏したら、働くことがもっと楽しみになった

          フル在宅インサイドセールスの1日(リアルガチver.)

          在宅勤務は、母親を救う。 そう確信してから、この働き方の良さが一体どうしたら伝わるかを考えている。 先日、ウェビナーの資料をつくるために、5年前(訪問営業をしていた時)と現在(フル在宅インサイドセールス)の1日を比較をしてみた。 当たり前かな、と思っていたけれど意外にご好評いただいたので、このnoteにもう少し詳しく、リアルガチver.を書き記しておきたい。 テーマは、「気合いと根性の母親を、在宅勤務とスキマ時間で解放する」 私はかつて営業と子育てを気合いと根性で乗り

          フル在宅インサイドセールスの1日(リアルガチver.)

          うちの新卒がこわい

          うちの会社にいる新卒は、ちょっと怖い。 これまでに私が見た新卒とは全くちがう。 自分の未熟さを棚にあげてブーブー文句を言ったり とんでもないミスをしたり 辛いですぅと泣き喚いたり 元来、新卒とはとにかく手がかかる存在のはずだ。 私も新卒時代を思い出すと顔を手で覆いたくなるほどのザ・新卒だったので、それを責めるつもりは毛頭ない。新卒とはそういうものなのだ。純粋でなんにもできなくて、でもそれが自分でわかってなくて、手がかかる。一生懸命でかわいいけれど、成長には時間がかかる。

          キャリアの落武者が、ベンチャーに転職した半年後の話

          地方在住で、小学生と保育園児の子育て中。 私はそれを、キャリアの足枷だと思っていた。 以前書いたnoteでも触れたが、実際に転職活動では苦労した。 ここは田舎だからしょうがない 子どもが小さいからしょうがない 気がつけばキャリアの落武者のようになり、働きたい…もっと手応えのある仕事がしたい…稼ぎたい…でも定時には帰りたい…とぶつぶつ言いながら転職市場を彷徨っていた。 だが今年1月、ご縁あって私は東京にあるベンチャー企業に転職した。地方に住みながら、子育ても大切にしなが

          キャリアの落武者が、ベンチャーに転職した半年後の話

          74歳、オンライン営業システムに出会う

          74歳の父が、めでたくオンラインデビューを果たした。 私は今年の1月からオンライン営業システムのベルフェイスに勤めていて、父は地方で中小企業を経営している。 県内には緊急事態宣言が出ていて、それでも製造業の現場仕事だから、オンライン営業システムなんて何の足しにもならないかもしれない。 それでも、ほんの少しでも対面でのリスクが減らせるかもしれないし、これからパートナー企業が父にオンライン営業システムでのアポを要望する可能性は大いにある。私が職権を乱用して休日にオリエンテー

          74歳、オンライン営業システムに出会う

          続[在宅勤務しながら子育て]は、完全放任スタイルで

          休校スタートから4週間。 家に居る子どもたちとフル在宅勤務の両立について、続編です。 我が家には、小3の娘と、年中の息子がいます。彼らは1階で自由に過ごし、私は2階でフルタイム勤務。少し閉塞感は出てきていますが、喧嘩もなくなんとか楽しく過ごせています。 <前回、休校1週目に書いたものはこちら> 休校(自宅待機)が決まった後に取り入れた対策と、その後の経過は以下の通り。 ①時間割 → ✕ はじめは張り切って作っていた時間割。2週目あたりから崩壊しました。4週以上続く休校

          続[在宅勤務しながら子育て]は、完全放任スタイルで

          ワーママ1年目の私へ

          もうすぐ4月ですね。 この一文を、ワーママ1年目(つまり復職元年)の方が見たら、楽しみよりも不安のほうが大きいのではないでしょうか。 先日、Twitterでこんな動画に出会いました。 懐かしい…!オムツに名前を書くという地獄、ならし保育の攻防戦、傘を子どもの上に差し、自分は滝修行だった雨の日…ワーママ1年目の出来事が走馬灯のように蘇り、泣きながら笑いました。夫にも見せたら、「そうそう!」と笑っていました。彼は、疲れ果てて娘のオムツに自分の名前を書いたことがある男… あの