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転職活動のトラウマが成仏したら、働くことがもっと楽しみになった

うちの会社の人事評価制度は、ちょっと変わっている。
毎年職務経歴書を書き、外部に市場価値を算出してもらうのだ。始まる前はワクワクしていたのだけど、やってみたら大変だった。

ちゃんと説明会もあり、外部とのアドバイス面談もあり、至れり尽くせりの環境で自分の職務経歴と向き合う。

ただ、私は個人的にちょっとした問題を抱えていた。
前回の転職期間で、自分の職務経歴に自信を無くしてしまい、トラウマ状態になっていた。

2019年10月~12月の転職期間、私が内定を頂いたのは2社だけで、他はことごとく書類で落ちてしまった。結構ショックだった。何がダメだったのかは結局わからない。その事実を未だ消化できていないことに、職務経歴書を書いていて気づく。

(実績って、これでいいの?これで伝わる?)
(肝心の営業成績が、数字で残っていない)

単純に私がバカなんだと思うが、新卒で入った会社を辞める日が来るなんて、ある時期までは考えもしなくて、目標も実績も残していなかった。

表彰状すら、大きいものはもう無くて、手帳に挟み込める小さなサイズや硬いケースに入っているものは少しあった。捨てにくさで処分の基準を決めた自分を呪った。逆に、広告の原稿はファイルに仕舞ってあって、それを眺めていたらやっぱりちゃんと書きたくなった。まっすぐ働いてきたことは、ちゃんと誇っていいはずだ。

一応、自分でも職務経歴書は書けたけれど、それでも自分の社会人歴を語り尽くせたとは到底思えなかった。これまでやってきたことのうち、何が「書くべき」ものなのか、どうもスッキリしない。全部書いたら長すぎるし、箇条書きにしたら伝わらない。

そうして考えて、ふと個人的にキャリアカウンセリングを利用してみよう、と思った。75分間、オンラインで1対1の濃厚なやつ。これまでの棚卸しや客観的なアドバイスがもらえれば、この気持ちが前に進めるんじゃないかと思ったから。


そこで、転職活動時エージェントをされていてお世話になったミートキャリアさんのカウンセリングに申し込んだ。なんとなくTwitterをずっとフォローしていて、中にSNSで親しくなった友人もいる。

「ああ、最近はキャリアカウンセリングをメインでしてるんだな、でも私は転職しないし」とスルーして来たけれど、これはもしかして、使えるのでは!?と思い立った。「転職する予定がなくても、相談してもいいですか?」と聞いたら快諾してくれた。

担当してくれたのは、きりぃさんという方。

出身業界・得意分野 
人材業界(営業・コーディネーター・キャリアコンサルタント)/地方における働き方・転職事情、小学生ママのキャリア・ライフスタイル事情、モヤモヤの言語化や課題の整理、ストレスマネジメント、Points of You(写真カード)を使用したカウンセリング、スモールステップのためのコーチング的な関わり    (ミートキャリアさんのnoteから抜粋)

まずこのキャスティングが凄い、と思ってしまった。
少し年上で、明るくて、丁寧。人材のプロ。今の私にドンピシャの方。直前に無理やり調整して頂いたにも関わらず、私の下手な職務経歴書だけでなく、noteまで事前に読んでいてくださって、感動。初対面ながら、ぐいぐい話を引き出してくれた。

中身は割愛するけれど、結論、期待以上に良かった。
カウンセリングは休日の午前だったのだが、終わった直後の感想は、「もう今日このまま働きたい!」だった。

◆自分の職歴、実績を棚卸し
(説明しているうちに整理され、対話することで重要なことを絞り込めた)
◆実績=数字の大きい時期だけではないという気づき
(リーマンなど苦境の時に何を考えどう動いたのか、言語化できた)
◆自分のストレングスファインダーでの戦い方
(どうやって成果を出して来たのか、ストレングスファインダーに合わせて解説してもらい、爽快だった)

細かく丁寧に、且つ明るく振り返り、私のもやもやは成仏した。
胸を張って職務経歴を肯定できたし、まとめのテキストまで送ってきてくださって、有難かった。(75分間のカウンセリングで8990円。安くない?事前準備やテキストにまとめるのも時間がかかっているだろうに、ミートキャリアさん大丈夫?どういう計算?)

転職活動のとき、どうして書類で落とされたのかは永遠にわからない。でも、どうでもいいと思った。私は働くことが好きで、自分の職歴が好きだ。職務経歴書には血と汗と涙のドラマがある。

キャリアカウンセリングって転職活動のときに使うものだと思っていただけれど、違う。前に進みたいときに使うんだ。

よっしゃ働くぞ、という気持ちで、私は今年の職務経歴書を提出した。

#キャリアカウンセリング #ミートキャリア #meetcareer #私の仕事

※リンクを貼るとPRっぽいですが、勝手に書いてます。
 きりぃさん、ありがとうございました!


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