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圧倒的な熱量


前回のお話はこちらよりご覧いただけます。



人生で初めて、講演会に参加をした日のこと。

この日、院長が演者として参加をする講演会でした。


会場の雰囲気や空気に圧倒される私。

身体の全ての細部を集中をし参加をしておりましたが
内容がとても高度なものばかりで
理解をできたのは、恐らく全体の1%も満たない程だったと思います。


講演後には、質疑応答の時間が設けられておりましたが
情報が羅列された、隙のない完璧な資料に
一体全体、何を質問することがあるのだろうか。

質問される方、いらっしゃらないだろうな…と思ったのも束の間


スパッと容赦なく、切りこんだ質問を投げかける参加者たち。

短時間で、自身の見解や思いを言語化するパワーが本当に素晴らしい。
言葉の節々より、強い自信を感じました。

今まで医療に注いできた時間、込める熱量が
私の想像を遥かに超えるものだろう。


googleで調べた情報によると
「専門医」になる為には、11年以上もかかるらしい。





講演会に向かう車内で、院長ががおっしゃっていた言葉を思い出す。

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研修医の頃は、病院に住み込み
休みは、年間で1週間のみだった

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上記の状況や内容が
ブラックだとか、労働基準法に違反をしているとか
正しいのか・正しくないのかの議論は1度置いておいて

医療の現場に携わる方々は
大半がこのように、命を削りながら大変な苦労を経験し
自分という医師としての存在を固めてきた。


だからこその、自信なのだ。


生半可な気持ちでは到底成し遂げることのできない道のり。


それを、目の当たりにした講演会でした。





医療法人takk
糖尿病・甲状腺 上西内科
ito

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たいせつなお時間を割いていただき
お読みくださり、ありがとうございました☻
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