グランドキリンIPAを #呑みながら書きました 祝辞
本日のnoteは #呑みながら書きました 参加作品です。内輪成分濃いめでお送りします。ご了承ください。
@SUMMER {2019} = "note" + beer
2019年の夏は、「#あの夏に乾杯」を軸として、noteとtwitterと過ごした季節として記憶していくと思う。本当にたくさんの作品に触れ、たくさんの書き手と出会い、バーチャルに喋り、仕事と暮らしと並走するサードプレイスとしてnoteがあった。
この記事は、note公式による #あの夏に乾杯 結果発表の、副音声的勝手解説であり、仲間たちへの祝辞だ。といっても、分析っぽい解説はもう9月2日に書いちゃってあるし、なんならだいたいの受賞作品には触れているからそっちも よよよ読んでね!!!
いちおう酔っ払ったテンションであんまり直さずに公開するというルールなので粛々と文字数を重ねていくことにする。
20190928 SAT 21:05
ちなみにこの「見出しっぽく色つきの日時を入れる」のは、特別賞を取った宿木雪樹さんの発明(?)で、noteエディタの "code" 機能を使うとできるんだって。かっちょいいね。
さあ、まずは俺たちのサマトレの話から始めよう。
言及してもらっている通り、サマトレの終盤のリファインに関与したことで、この作品の受賞は完全に自分ごととして、嬉しい。というかカエデさんから聞いてほんとにじわじわ涙出てきたよね。ほんとうに、届いてよかったなあ、っていう。
実際のところ、確かに「届いた」っていうことは、この2つのツイートを見た時点で確信していたわけ。『このサマートレインに たった今わたしの魂.乗りっぱなし…』。
確か、「初稿」段階で終盤に登場するクラフトビールの銘柄は、"IPA"とちょっと違った気がする(でもペールエールって書いてあったっけ?なんだっけ?)。ここ、カレーに絡めてきた終盤のリファインはほんとうにファインプレーでしたよカエちゃん。
どんな改変が、どんな効果を生み出すのかは、神のみぞ知る。
フィードバックに関与した顛末には、前段がある。
まずはオオゼキようこの「地図」の件(タイトルコンペ)ね。
これが8月20日から22日。これが、twitterから始まるnote仲間とのクリエイティブな関わり合いの原型であって、カエデさんはライバルである。見事な闘いぶりであった。あっぱれじゃ。
そして、地図noteから始まる数々の派生noteが続々と「編集部のおすすめ」に入る中、カエデさんとのDMのやりとりがあったのが8月23日。お盆明けの2週間で、なんだかnoteとの関わり方の質がぐるんと変わった気がする。
もうひとつの前段は男木島のインタビュー記事。これ、公開直前に妻に見てもらって、ちょっと手直しした(内輪感のにじみでる表現を消した)のがほんとうによかった(それでイリー初のオススメ入りーした)(3点)。
「壁打ち相手欲しいよねー」っていうやりとりは一往復で終わっちゃったんだけど、ふと思いついてDM送ったところから、あれよあれよと話が進んで。
コラボレーションはそんな風に始まる。
noteは団体戦なんだよ。読み手としての関係、帯を書いたりコメントを書いたりする関係、そのうちにいつしか創作仲間として、同じ未来を見るようになっていく。noteが、twitterが、こんなにも新しいつながりに結びついていくとは、始めた頃は想像すらしていなかった。期待もしていなかった。こういう出会いが誰もに訪れるなんて到底言えない。だけど開かれているし、たまーに、コンテストのような機会と、ゆるやかなつながりが韻を踏むタイミングに出会えるのかもしれない。
つづけよう。
このクオリティで「始めて小説を投稿しました」ってか?!
いやーオトナの作品だと思った。
決戦の場は居酒屋にした。家だと泣いてしまいそうだったし、うやむやなままセックスして終わりそうだったからだ。
このぶっこみ力。そして
もうこの居酒屋には二度と来ない。この駅にも二度と降りない。ハイボールも二度と飲まない。東京の8月など消え去ってくれ。今すぐに。
ここまで振っておいて最後涼介とよりを戻すっていう衝撃の展開、なんなら次次作『夜に続く糸 #金曜ビター倶楽部』での二人の美しすぎる再登場。雪樹さんはねえ、技巧派。もっと読みたい。
そして、
サマトレのリファインは、先に『消えない泡』を読んでなかったらなかったかもしんない。この作品を読んで、「乾杯って、なんてつよいモチーフなんだ」という強い衝撃を受けたことが、フィードバックの視点を「乾杯」一点突破したことにつながってる。
20190928 SAT 21:33
2000字越えそうだぞ。
ありのすさん!
ありのすさんは、関係者の中で数少ない面識がある人(note関西meetupで)。だから、みんながマンタのアイコンまでしか想像できない中で、本人の顔を思い浮かべながら祝辞を送れることはほんとうに嬉しい。おめでとう!
あまり夏生まれらしくない貧弱な体をしているが、肌はしっかりと黒い。ついでに体毛も濃いため、なんだか暑苦しい。
(太字筆者)
受賞紹介noteの埋め込みでもtwitterのサムネイルでも、このへんの夫さんのディテールが精細に描写されてるのがいいよね!!!
からの、
さとみに負けるな。
からの
いつの日も、夏を全力で。
私は彼の誕生日に愛を誓う。
乾杯!!!🍻🍻🍻🍻🍻🍻
残るお二方は交流はないのだけれど。
山下英子さんの『借りたままの、5ポンド』は、おすすめに入った日に確か読んでスキした記憶がある。これ受賞すると思わなかったな。でも、素敵な作品だと思う。たしか、これもカエデさん(NZ在住)と話していた時か、Micaさん(米国西海岸)と話していた時か、海外暮らしに意識が向いてたときに読んでたからよく覚えてたのかもしれない。英国、私は数年前に少しだけバーミンガムに行きました。スコットランド、行ってみたいな。さっきうちの学校の高1が演じる『マクベス』を観てきました。
「きれいはきたない、きたないはきれい」(fair is foul, and foul is fair)
後藤グミさん『星砂と花火』。マンガカテゴリーは日常的には完全スルーしているけど、まあ1作品は来るよなと思っていて、とてもかわいい作品が読めたのはよかった。地学って、世界観がSFっぽいよね。センター試験は地学で受けたので、宇宙も化石もどんとこいだ。
20190928 SAT 21:47
#呑みながら書きました も終幕に近づく(4千字は超えない。1万字ぐらい粘ってもいいな)。
公式さんには、ほんとうは『ファイナリスト作品』(今回入選はないけど、最終選考に残った作品)をぜひ教えてほしいな〜〜
ほんとに、さらから探すの大変なので。
とはいえ、8月はけっこういろんな人と喋りながら応募作品を読んでいたり、応募作品をきっかけにどんどん喋る仲間が増えていったりしたから、「知り合い」の名作が多いことは知ってる。
結果発表noteに埋め込まれた写真をよーくよーーく見ると、きりっとしたスイスイさんの目線の先に、見覚えのあるヘッダー画像と、読めそうで読めないタイトルが見えてくる。
こっこさんの『初恋ジンジャーエール』。
たけのこさんのフェスの話『『忘れられない一杯』は覚えていない』。
そして、おくまほの門仲綺譚には、やっすい賞金ですが個人賞を勝手にお贈りしました。
まつしまようこさんにも。
ほかにもほんとうにたくさんの仲間が、すごくいい作品をエントリーしてきたことを知ってます。竹鼻さんも、はるさんも、るんみちも、ちゃこさんも、サキさんも、げんちゃんも、紫りえさんも、ヨリさんも、サカエ コウさんも、ルミ姉も、エンデさんも、ゆみっぺも、交流はないけど満島エリオさんも。当時フォローしていなかったnoハン会界隈のおなじみの面々も。
(今ビールと疲労でぼんやりする頭で全応募作品の「定番」を上から順に何回も何回もスクロールして自分がスキした記事を拾っていったんだ)
だからね、
たった5枠の「入賞」に選ばれるとか、「編集部のおすすめ」に入るとか、そういうのはまあ本当にすごいんだけど言うても運みたいなところは多分にあるんで、参加したみんながたのしく、お互いに讃え合って、また次の季節を迎えられるということだけで、ほんとうに幸せなことだなと思うのです。
変わりばえのしない夏が、終わろうとしている。陸橋から、遠くに消えゆく電車が見える。夕陽が夜に落ちていくなか、三人の後ろ姿を見つめる一番星は、あの日に負けないくらい美しく輝いていた。
運営の皆さん、参加した皆さん、どうもありがとうございました。乾杯!
🍻