複数の強みで依頼を得る一例
『強みをたくさんもっている人は仕事をもらいやすい。
ダブルライセンスなど特色や特徴、強みを複数持つ人は、業界でのニーズは高い。
先日、仕事や依頼をもらう上で、強みや特徴が多い人ほど重宝されると改めて実感した出来事がありました。
今回はそんなエピソードを紹介したいと思います。
訪問マッサージを希望している利用者様がおり、私は訪問マッサージの紹介先を探していました。
ただこの利用者様は、内部疾患や呼吸器疾患など併発しており、マッサージをするにしても、医療的にリスクの高い利用者様で、一般的な訪問マッサージを依頼するには、どこか少し不安があり、紹介先を悩んでいました。
ふと理学療法士とマッサージ師の資格をもった方と、以前、プライベートでたまたま知り合った事を思い出しました。
早速HPで調べ、アポをとり、利用者様にご紹介させていただきました。
数回施術を受けていただくと、ご利用者様からは、マッサージだけでなく、しっかり呼吸の事も診てもらい、ご本人は『呼吸が楽になった』、家族様からは『体調管理もしてくれ、良い人を紹介してもらいました』 と喜んでいただきました。
そして私自身も、リスク管理や呼吸面のケアを含めた私のニーズを汲んでいただき、必要に応じて、適切なフィードバックをいただいていたので、とても安心しておまかせすることができました。
語弊がないようお伝えしておきたいのですが、一般の訪問マッサージの方がダメというわけは決してありません。きっと医療面のことも安心して診ていただけると思っております。目ぼしい方がいなければ、一般的な訪問マッサージに依頼するつもりでした。
ただ今回、たまたま医療ライセンスを持ったマッサージ師が見つかり、どちらかというと利用者様や私のニーズを満たしてくれやすいダブルライセンスの方を選ばざるをえなかったということです。
以前、私は理学療法士だったため、仕事を受けるばかりの立場でした。今は、仕事や依頼をお願いするケアマネージャーという立場になり、視点がガラリと180°変わりました。
改めてダブルライセンスや資格の有無に関わらず、実績や経験が多い人は、市場では大切にされるし、相対的に仕事や依頼をお願いされやすい事を改めて実感したエピソードでした。
以前、読んだ書籍『著 堀江貴文/多動力』にも、同じような事が書かれていました。
それは価値のある人材になるには、複数の肩書きを持てというもの。
なにか1つの事を1万時間取り組むと、市場では1/100の人材になるという。そして2つ目の仕事で、別の分野にて同じように1万時間取り組むと、その分野でも1/100の人材になる。
掛け合わせると1/100×1/100=1/10000
1万に1人の人材になり、とても希少価値高い人材になる。
三つ目の分野になると、100万人に1人の人材である。
また『著 藤原 和博/100万に1人の存在になる方法』では、
3つのキャリアを5~10年づつ経験し、キャリアの掛け算を行い、希少性を高め、100万人に1人の人材になると説いています。
まったくもってその通りだなと思いました。今回のエピソードは、私や利用者様に必要だったのは、医療ライセンス×マッサージ資格という人材だったので、選ぶ側としては、依頼先は一択しかありませんでした。
こういった事象は医療福祉業界以外のどの業界でもあてはまることかなと思いました。
私が(スタッフも含め)事業所に依頼する判断基準は、特色や強みが明確であり、なおかつ他社より優れている事。
依頼獲得の大きな要因になります。
日々、コツコツと研鑽し、いつまでも選ばれる人材でいたいですね。
以上、『強みを複数持つ人は、依頼を獲得しやすい一例』でした!
みなさん、一緒に頑張っていきましょう!!
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