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持ってけ、わたしのヘルスケア~睡眠編~

なぜヘルスケアを強く意識するのか

女は強い。だけど、女のカラダは強くない。
そんなコピーを、むかしテレビCMで観た。

「ホントおっしゃる通り」って、いまでもそれを思い出し、心の中で同意する。個人差はあると思うけど、女性の体が男性より弱いという傾向は、まあ否定できないんじゃないかと思う。筋肉量が違うし、何より女性は生理で月に1度苦しむ人が多いしさ。

わたしの話をしたい。

オフィスワーカーのわたしは、男性の多い職場で働いている。転職を何回かしたけども、女性上司がいたことは一度もなくて、いまの職場にも女性の先輩はいない。つまり、頼りになる姉貴分みたいな存在が、今までいたことがないわけ。

女性の多い職場は、気苦労が多そうでわたしには馴染めないと思うけど、「オンナってそういうもんだよね」とある程度合意が取れている環境は少し羨ましくもある。「生理明けでちょっと調子悪くて……」とか、やっぱり今の職場じゃ言えない。

加えて残業が多い。1日2時間はまあ普通という感じ(その代わり、休日出勤がほぼなくて、長期休暇がある点は恵まれてるんだけどね)。わたしには女性特有の波があるうえ、もともと体力がある方じゃないから、これがちょっとキツイ。頑張っちゃって睡眠時間を削ると、疲労からメンタルがモヤモヤし始めるし、胃腸もデリケートだから無茶はできない。

そんな環境・境遇ということもあって、「自分の調子を上げる」ということを、社会人になってからは常に意識している。だから、誰かの役に立てるかは分からないけど、わたしなりのハウツーをシェアできればいいなと思って今回筆をとってみた。

コーヒー、昼寝、そしてアミノ酸

良質な睡眠。
それはすべての人類が求めるもの。

健康というワードを見て、わたしが真っ先に頭に思い浮かべるのは睡眠のことだ。だから、今回は睡眠について書いてみたい。ちなみに、わたしはもともと7時間は寝たいタイプ。

毎日がハッピースリープという人は少ないんじゃないかと思う。季節の変わり目には体調が乱れるし、長期休暇の後はリズムに乗れない。そんなときは日中ウトウトしてしまうけど、それはもう、仕方のないこと。そして、良い睡眠が取れなくても、無情にも次の日はやってくる。

ままならない眠気を抑えてくれるのは、やっぱりカフェイン。その中でもいい塩梅なのはコーヒーだと思う。エナジードリンクを飲むのはデッドライン前だけに留めておきたい。わたしもそのむかし頻繁に飲んでいたんだけど、よく言われるように「元気の前借り」状態になって、飲むのをやめた後にしばらく調子が出ない負債返済の日々が続いた。だからやっぱり、眠気対策はコーヒーが理想。

わたしは毎朝、自分でドリップしたコーヒーを、水筒に入れて会社に持参している。この習慣は、わたしが社会人になってからほぼ途切れることなく続いている。最初は節約目的でやってたんだけど、ほら、やっぱり毎日のことだから楽しみたいじゃない? だから、スーパーであれこれ買って色々楽しんでいる。ポイントは水筒に入れた後、適度に冷ましてから水筒の蓋を閉めること。職場で口内火傷を負うことは避けたい。

飲むタイミングに関しても一家言ある。数年ほど前まで、わたしはその自分で淹れたコーヒーを1日中ちびちび飲んでいた。でも、最近は専ら午後と決めている。午前中は少し眠くても我慢。そして、眠気を高めて昼休みに突入し、15分ほど自席に突っ伏して寝ることにしている。つまり、昼寝のためにカフェインをコントロールしてるわけ。

昼寝をより良いものにするために、わたしはカフェイン以外にも色々コントロールしている。

まずは食事。より良い昼寝をするために、基本的に昼食はとらない。これは人によると思うんだけど、わたしは自分に合っているからそうしてる。その分、朝ごはんをしっかり食べて、10時間ほどの労働に耐えられるエネルギーを朝蓄えている。

あとは光と音。わたしの職場は昼休みでも照明を点けたままだから、睡眠に適した環境とはいいづらい。そこで、大判のストールを持参し、それを被ることで自分で暗所を作り出している。そして、耳にはイヤホンをはめて、周囲の物音があまり入ってこないようにする。周囲の人は、別に騒いでいるわけじゃなくて、昼休みに昼ご飯を食べるというごく普通の行動をしている。でも、コンビニのおにぎりとかパンって、なんだかカサコソ音がするじゃない?

最初の頃はあまり寝られなかったけど、いまは昼休みになると眠気がピークになって、決められた時間にストンと寝られる。習慣ってすごい。だから、「そんな寝れるわけないじゃん?」と思っている人も、ひとまず寝るポーズから始めてみてはいかがでしょうか。

こうして得た15分の睡眠の後、わたしは本当にシャキッとしている。

もともと眠いと機嫌が悪くなるから(子供か)、午前中は「仕事だり~」なんてネガティブなことも多いけど、午後からのわたしは「OK。何でもかかってきなさい」とバリバリキャリアウーマンの気持ちになっている。そこに朝淹れたコーヒーなんか飲むもんだから、もうワイルドスピードくらい激しくギアを上げちゃって大変よ(ワイルドスピード観たことないけど)。

ちなみに、毎日自席に突っ伏し、布を被っているわたしを見て、タフなモーレツ上司(40代男性)が、「体どっか悪いの? 大丈夫?」とか、「昼ご飯食べないと力湧かなくない?」とか心配してくれたこともあった。でも、徐々にそういう人だと認知されて放っておかれるようになった。彼はきっとショートスリーパーだし、パワフルで腹の底から声を出すから、3食キッチリ食べないとカロリーが足りないのだと思う。この世には実に様々な人間がいる。

ちなみに、睡眠に関して心がけていることは他にもある。それは、夜にアミノ酸を飲むこと。これは妙齢女性の友の「オーバーザサン」というPodcast番組で、パーソナリティーのスーさんが「睡眠の質が上がって良い。ただし、個人の感想です」という旨の発言をしていたのを聴いて真似してみた。確かに疲労回復度合いが違う気がして、ここ最近続けている。そういう個人の感想を言ってくれるのはありがたい。その中から、自分に合うものを取り入れていきたいよね。ちなみにわたしは、夜は普通のアミノ酸を、朝はクエン酸入りのアミノ酸を飲んでいるから、アミノ酸のことは結構信仰している。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。次は水分補給のこととか、冷え対策のことなんかを書きたいと思います。



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