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ブラピ主演『フューリー』


どうも皆さん映画オタクのあやです休日紹介したい映画は

フューリー

第二次世界大戦下、たった1台の戦車でドイツ大軍を相手に立ち向かった5人の兵士たちを生き様を描く『フューリー』。史上初、当時の実際の戦車で撮影を決行した本作から、その緊迫の撮影シーン

第二次世界大戦末期のドイツで、米軍新兵のタイピストだったノーマンは、ドンが率いるフューリーと名付けられた戦車に乗る部隊に配属される。
初めての戦場に動揺するが、次第に人を撃つ事に躊躇がなくなっていく。
やがて隊員のバイブル・クーンアス・ゴルドとも打ち解けるが、恐ろしい状況に置かれる事となる。

良い点は三つ。
まず戦闘の迫力です。
武器などの事は分かりませんが、とにかく見ごたえありました。
本物のティーガー戦車が出ているそうです。
好きな方はこれだけでも満足できるのでは?

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次は不潔な描写。
戦車の中はものすごく臭かったんだろうなと…。
汚れた人の臭い(何日もお風呂に入ってない獣臭のような)、排泄物の臭い、時間のたった血や肉の臭い…。
タバコの臭いは逆に消臭してくれたのかも?

最後に残虐な描写。
こちらはかなりリアルに拘ったんじゃないかと思います。
大量に銃撃するんだし、戦車なのでどちらも強い武器が多かったし、綺麗な死体の方が珍しかったんじゃないかと。

不快になって低評価の方がいらっしゃいますが、この映画としてはそれは成功なんじゃないかと思います。
私は反戦映画と捉えているので、不快になってもらう事が正解なのではないでしょうか。

ドンがナチスの人を虫けらのように言っているのも、グレイディがアメリカが正義のように言っているのも、そう思わなければ撃てないからだと思うし、ドンが言うように撃てなければ殺されるわけだし。
最後の英雄だという言葉も。
葛藤がないと書いているレビュアーさんもいらっしゃいますが、葛藤なんかしてたら気がおかしくなると思うし、そもそも葛藤なんてしてる暇ないよね。

殺すのが正義。
そんな常軌を逸した状況。

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女性に対しても、グレイディが言ってたよりももっと酷い行いがあったでしょう。
だから、戦場から戻ったら色々な精神障害を引き起こすんだと思います。
日常に戻った時、戦場での非人道的な行いや出来事に心を苛まれる。

だから観てる私たちは不快になるのが正解なのです。

最後の若いナチス兵の良心が、同じ人間だと言う描写に思え、反戦映画なのだと思いました。

そして悪い点ですが、これがちょっと酷い。
ストーリーがご都合主義のお涙頂戴メロドラマになっている。
たくさん突っ込みどころがあります。
そしてブラピかっけ~~~ってなってます…(見た目は汚いですよ)
ヒーローのように描かれていてだいぶ興ざめです。

せっかくの良い点が台無し。
ホントに残念です。
もったいない~~~。


ドン役のブラッドピットはまぁまぁ良かった。
ノーマン役のローガン・ラーマンとバイブル役のシャイア・ラブーフ、ゴルド役のマイケル・ペーニャは普通だったかな。

グレイディ役のジョン・バーンサルがいい味でした。
「ウォーキング・デッド」のショーンや「ウィンド・リバー」のマットが印象的でしたね。

少し予告どうぞ👇

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