ART&CRAFT/アニメ作り2日目
大月小学校5年生が4年生の時に学んだ地域のことを振り返る、アニメ作り2日目の授業をファシリテートしてきました。
1日目の様子は、こちらをご覧くださいませ✨
2日目の授業レポートは、工程・プロセスのポイントをご紹介します♪
はじめに、いくつかのこま撮りアニメーション作品を鑑賞して、これから制作するアニメの雰囲気、表現方法を伝えます。作品は、私がワークショップで作ったもの、これまで高知の小学校で作られたもの、イタリアの学校で作られたものなど、あらすじやこれから作るものをイメージしやすくなるものを選びました。
①リサーチ/資料を使ってモチーフをよく観察します
授業前に、地域と地域の資源を大切に思い、活動を展開されている様々な方々、お手伝いくださる役場の職員さんたちにお願いして制作のための資料を準備をしました。この回では、役場の職員さん、地域おこし協力隊の方々が小学校のアニメ作りを業務中に見学やお手伝いをして下さいました。素敵すぎます✨
Animated Learningをよく理解くださり、応援いただいてることが本当にありがたいです。
②背景
背景は、大きめの和紙や色画用紙に、絵の具やパステルを使って彩色します。
幸いなことに、高知では伝統工芸として土佐和紙が継承されていて、ワークショップをするときの大事な素材として取り入れています。そうすることで、風合いや手触りによる感性の発育を促しています。
また、布、貝や石や枝などの自然物など、様々な素材を用意すると、こどもたちは想像を膨らませ、メディアを組み合わせるため、作品に個性があらわれます。
③キャラクター・主人公
アニメの世界で動き出すパペットは、厚紙や粘土を使います。
動きが作りやすいような基本の構造をはじめに伝えます。こどもたちは想像している姿を作っていきます。悩んでいる子には、パペットのサンプルを渡して、時に一緒に作りながら応援します。
④撮影台で大きさなど確認
アニメ作りを実施する教室、環境によって撮影のためのデバイスを固定する物が変わります。撮影の環境は、作るものの大きさに影響するので、撮影セット(スタジオって呼ぶとワクワク)で画面を確認しながら、創作を進めます。
試しに撮影をすることで、進み方がグッと早まります。
アニメ作りは、グループワークで行います。
監督、キャラクター、背景、アニメーター、のように役割を分担して、制作が捗るように働きかけますが、こま撮りは忍耐の必要な苦労も多い作業ですので、それぞれが助け合って制作を進めていくことが大前提です。
ひとつのプロジェクトをクラスメイトと力を合わせてやり遂げる、みんなが親しむアニメだから、作るのが楽しく、動き出すとワクワクして、やり遂げるための力が湧き出るのかなと感じます。
次回は、撮影の様子を写真をメインにご紹介いたします。
アニメ作りを体験しましょう!
興味を持っていただいた方、もっと詳しく知りたい方、実際に授業や文化施設のイベントや、会社や大学でのワークショップでアニメ作りを取り入れてみたい方はいらっしゃいますでしょうか?
コメントやメールをお送りいただけると嬉しいです。
高知県内の学校へは、費用のご負担なく体験をお届けできます⭐️
メールは、 connect@animanoiroha.com
みなさまのもとに体験をお届けできるのを楽しみにしています♪
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