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縁で繋がる御守り。ぶらり京都散歩《前編》


土曜日の3行日記で、京都へ行ったと書きました。


今日は、
わたしが京都へ何をしに行ったのか
というお話です。
前編は今回京都へ行った理由、
そして後編は目的を終えてただぶらぶらする
わたしの京都散歩をお届けする予定です。笑


今回の目的ですが、
実は、あるお守りを買いに行ってました。

どこへかと言うと、

因幡堂平等寺いなばどうびょうどうじというお寺。


今日の記事では駅到着から因幡堂で
お守りを買うまでの前編を書きたいと思います。

駅に到着して真っ先にしたのは
お寺を目指すことではありません、
お昼ごはんを食べること、です!笑

というわけで駅到着からお昼ごはん、
そして因幡堂へ、というルートで行きますよ。


因幡堂は、地下鉄の五条駅と四条駅の
ちょうど真ん中辺りにあるので、
どちらの駅からでも徒歩5分程度かと思います。
わたしは今回五条駅から歩きました。

ちなみに京都駅から歩いたら20分以上は
余裕でかかるはずなので、暑い時期には
少ししんどい距離かなと思います。
京都は本当に暑いので。笑
京都駅からの場合、五条駅でしたら
地下鉄の烏丸線で一駅ですので、
その方がおすすめですよ。

暑くも寒くもない時期なら散歩しながら
20〜30分歩くのもおすすめではありますが、
京都は交通の便があまり良くないので
電車で移動するほどでもないけど…
歩いたらいちいち20分以上かかるというような
移動が結構多くなり、わたしは京都へ行くと
いつもトータルで1万5000歩から2万歩程度
歩くことが多く、案外歩き疲れてしまうのです。


話がそれましたが、それではスタート。


五条の駅。


外に出たら目の前にお蕎麦屋さんがありました。

お昼ごはんはもうここに決めました。笑
鴨のつけそばにしました。
鴨肉とつみれが入っていて美味しかった。
残った鴨だしは蕎麦湯を入れて残さず頂きます。
蕎麦湯大好き。



腹ごしらえが済んだので、
早速因幡堂へ向かいます。
歩いて5分もすると着きますから、すぐです。笑

奥に見えるのが因幡堂平等寺。
正面。
土曜日はとっても良いお天気でした。
ええもう良いお天気すぎて暑くて暑くて。笑


ここはがん封じで有名なお寺だそうですが、
あるお守りがとても人気になりました。
「六猫(無病)御守」という6匹の猫が描かれた
とってもとっても可愛いお守りです。

いつのまにか境内で暮らすようになったという
雌猫のゴマ、雄猫のチョビ、今は亡きボス猫の
クロなど計6匹の猫が描かれているそう。
動物の保護や譲渡会などにも
力を注がれているそうです。

わたしもお寺の片隅でうとうと日向ぼっこする
猫さんに出会うことができました。
睡眠の邪魔をするといけないので
写真は撮っていません。
こんにちは、とご挨拶すると一瞬顔を上げて
またすぐにうとうと眠ってしまいました。笑

この六猫のお守り、
すぐ売り切れてしまいなかなか買えないそうで、
転売などもかなり酷かったそうです。

わたしも、買えるかな…?と分からないまま
お寺へ行ったのですが、1人ひとつでしたが
無事に買うことができました。
合わせてがん封じのお守りも購入。

がん封じのお守りは父にもあげたかったので
父の分も買いました。

今回わたしが因幡堂で購入したお守りはすべて、
自分のものではありません。

以前書いたこの記事の友人への贈り物です。


猫を飼っていることがきっかけで
仲良くなったこの友人、
ここではHさんとしましょうか。
Hさんも白黒のハチワレ 猫さんを2匹飼っていて
今は2匹とも天国へ行ってしまったものの
まだミケさんがいたりと、
猫に囲まれる日々を送っている彼女。


Hさんは昨年乳がんの手術をされました。
かなり早期の発見だったので、
手術と放射線治療のみでよかったそうですが、
それでも傷跡はとても痛々しくて、
なんとか1日でも早く治ってほしい、
そして何よりも、一生再発しないでほしいと
そんな想いもあって、六猫お守りと
がん封じのお守りを贈りたかったのです。

Hさんへ送る前に、写真だけ撮りました。

六猫(無病)お守り。表側。
持って帰ってくる間に袋が
くしゃくしゃになってしまった笑
裏表に6匹の猫さん。かわいい。
鮮やかな黄色も素敵。
黄色って元気が出る色ですよね。
こちらがん封じのお守り。
壺の中に薬師如来の咒(まじない)と薬香が入っているそう。
薬壺と書いてある。


猫さんのお守り、
自分の分はいらないの?と思いますよね。
以前から欲しかったんです。

そんなある日…

少し前に書いたこの記事で


国立国際美術館へ古代メキシコ展を見に行ったら
お会いしてみたかった方に偶然会えた!
という話を書いたんですが、なんとこの時に、
この、わたしがずっとお会いしてみたかった方、
Cさんとしましょう、Cさんに、
この六猫御守を頂いたんです。

もちろんこのお守りが欲しいなんて
一度も話したことなかったのですが。
同じ日に同じ美術館へ行くことだけ
前日に判明していたのですが…
会えるかもしれないから何か手土産を
って思ってこれを持ってきたの〜と、
頂いたのがまさにこの六猫御守で、
わあ、なんというご縁!と嬉しくて嬉しくて。

欲しかったお守りを
お会いしたかったCさんに頂き、
わたしは同じお守りをHさんに贈りたかった。
なので今回買えたのがひとつだけでも、
十分だったのです。

こんなふうに嬉しいご縁が繋がると、
こういうことが奇跡なんだなぁと
わたしは思うようになりました。

日常の中で起こる奇跡と呼べるものたちは、
きっとこういう何気ない想いが巡ることだと
なんだかそんなふうに思えるのです。

奇跡だなんて大袈裟なって?

いやいや、


だってね、
昔はほとんど友達のいなかったわたしが
今こうして大切な友人がいるんですよ。
ね、奇跡でしょう?


そんな幸せな気持ちで、その後少しだけ
ぶらぶらと久しぶりの京都をお散歩しました。
そのお話は、また今週中に。



それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。



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