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写真+詩

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写真と詩のようなものたち。
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2024年3月の記事一覧

【写真+詩】乙女椿の一生は。

【写真+詩】乙女椿の一生は。

硬く閉ざした蕾は
柔らかな花びらを
しなやかに羽ばたかせ
そっと広げて花になる
やがて枯れゆきぽとりと落ちて
そうしていつか朽ちてゆく

枯れゆき朽ちる
その姿さえ美しい

乙女椿の一生は

女の一生か

雨の日に撮った乙女椿。
どれもお気に入りで、絞れなかった。
見出し画に使った写真は特にお気に入り。
それ以外の写真も、いつか見出し画に使おうと
思うくらいにお気に入りになった。

それでは今日は

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【写真+詩】しあわせを知るもの。

【写真+詩】しあわせを知るもの。

にんげん
しっているか

てのひらのあたたかさを

にんげん
しっているか

まいにちあんしんして
あたたかいおふとんでねむれること
それは「しあわせ」っていう

あたりまえでない
とくべつなことだ

わすれてはいけない

過去の猫記事もよろしければ。

詩はこちらから。

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。

【写真+詩】踊る

【写真+詩】踊る

2人だけの世界で
踊る

暗い暗い海の底で

深い深い夜の闇に溶けて

夜空を突き抜けて

宇宙の果てまで

雲に隠れて

月のように輝く2人で

誰にも邪魔されず
踊り続ける

音が聞こえなくなるまで

時間の感覚すら
溶けて消えてしまうまで

踊り続ける

たった2人で

永遠に

海月の写真が
2人で踊っているように見えて
書いてみました。

それでは今日はこの辺で

最後まで読んでくださっ

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