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理想的な老後についてマジで考える。。

この1ヶ月ほど中国から日本の実家に帰ってきて
居候になっています。

おかげで痴呆のはじまった祖父(85歳)と以前より話す時間が増えた。

祖父は祖母と二人暮らしなのだけど、
祖母(88歳)はいま大腸の手術で3週間以上入院している。

わたしは、母を手伝ってるうちに
祖父、祖母、という未来の自分たちの先輩ふたりから
思っていることを聞く機会が増えた。

すると今まで見えてなかった世界が見えてきた。

『本当は誰かの世話になりたくない、けど無理』

二人の介護でよく母がテンパっていた。
祖父母の言うことが二転三転するからだ。
すぐ忘れちゃうし、耳は聞こえないし、話の正確さは怪しい。

ご近所さんや親戚に自分の記憶を元にストーリーを話すため、
母や近所や親戚を巻き込んで何か騒ぎのもとができる。

わたしは、それを蚊帳の外からながめるような親不孝娘だったのだけど
今回は滞在も長く、そうも言ってられず、
母をフォローをする立ち位置で病院に一緒に通いはじめた。

今日は痴呆の祖父の定期検診。
精神科のお医者さんのところへ同行した。

そこは、デイケアや数多介護サービスを提供している施設が
併設されている場所で、多くの親子が集まっていた。

母世代の人々は祖父母世代の身の回りのことを助けていた。
(責任とか献身の気持ちがほとんどだと思う。)

その様子がまるで子供の世話をしているようにも見えて、
なんというか、、見ていてすごくしんどく感じた。

『わたしも将来あんなふうに世話されるのだろうか?』(いやだなー)
『てか、そもそも誰が面倒みてくれるんだろう?』(いなさそー)

実際、祖父はどう思っているんだろうか?
本当の気持ちが知りたくなった。
病院の帰り道、祖父のペースで一緒に歩きながら
ゆっくりと質問をした。
そして、いろんな話を聞かせてもらうことになったのだ。

そこには、昔のやんちゃな話、一方で老いによるあきらめ
何かをやりなおしたい気持ちがあること、などがわかった。
今一番ほしいものは?と聞くと『20代まで戻りたい』そうだ。
何かをやりなおしたいらしい。

だけど最後には『いや、もう誰にも迷惑かけたくないんだよ』
と小さな声でいった。

『誰かに迷惑をかけてはいけない』『面倒を見てもらわないと困ってしまう』
そんな不安を抱えている祖父母の姿は、将来の母の姿でもあり、自分の姿だ。
一生懸命生きてきて、そんな最後は悲し過ぎないか?

子供たちの未来も大事だけど、
私たちが老いていく未来も同時にそこにあることに気づかせてもらった。
そして、どの世代もみんな大変だ。

単純に子供が親をみるべきとか、祖父母が孫の面倒を見るべき、っていうのも
ずいぶんと乱暴に感じている。ここ最近。

お金を貯めて高級老人ホーム?
お金でなんでも解決できる?
子供たちや孫たちと一緒に暮らす?

少なくとも、わたしは全部いやだと思った。
選択肢が少なすぎる。

だけど、老いはわたしたちからできることを奪っていく。

このままでは、おちおちと年をとることもできない
とりあえず、理想の老後についてマジで考えていこうと思った。

大好きな母や自分の老後のために、
理想の老後を過ごす場をつくりはじめてもいい。
そんな新型コロナ肺炎の影響による良き発見。


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China在住。くらしとしごとをデザインするコーチ。自分の葛藤や日々の学んだことや発見がコーチング(というわたしのおしごと)にどう生かされているのかを、晒したくなってしまったドM。学びを実践に、あれこれ実験中。https://www.irodori.app
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