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【Iris Wind Orchestra練習日記】みんなでアツく、楽しく、上手くなる

みなさんこんにちは、Iris Wind Orchestraです。

演奏会の日が近づいています。 
イリスの合奏練習でもだんだんと曲のカタチが見えてくるようになりました。

今日は、そんなイリスの合奏風景をお届けできればと思います。

パガニーニ、難しすぎない?

今回のコンサートで「魚料理」として取り上げられる、J.バーンズの『パガニーニの主題による幻想変奏曲』。

あえて言いましょう、鬼ムズだと。

初めての合奏で「いざ、やってみましょう!」となったときの団員のため息といったら。あれはもうため息ではなく、団全体から生まれたフルブレスでした。

各パートごとに見せ場のあるこの曲ですが、どの部分も難しい。

私はフルートですが、早いパッセージとタンギング、そして高音の連続に頭を抱えたくなります。

「すみません」
「あぁ~!」
(はあ・・・・)

各セクションの練習番号が終わるごとに、各所からため息が聞こえます。

でも、ここからがイリスの良いところなのでしょう。

「いつになったらできるようになるかな。」
「自主練習頑張らなきゃなあ。」
「とりあえず、パート練習いつやる?」

できないをできないで終わらせず、皆が音楽に真剣に向き合う。

「ここ、こうしない?」

楽譜とにらめっこしたり、ペンで書き込んだり、隣の席の仲間にアドバイスを求める。

我々は社会人になり、誰かに何かを指摘する…ということにも恥じらいが生まれてしまうこともあります。
それでも、人にアドバイスを求めること、的確に提示できることができる場所があるというのもまた財産なのかもしれません。

指揮者からの指示にも熱がこもります。

「もう一回、もう一回!」

「もう時間押しまくってます!」

合奏の奏者側から指揮者へカンペが飛びます

最初はブレスさえも揃わなかった企画バンドだったけれど、段々と団の意識がまとまってきた。

そうやって、パガニーニも少しずつパズルが組み上がってきたのです。

成長した先に見えた曲の想い

そう、難しすぎた『パガニーニ』も、気づけば、通るようになったんです。

私達団員自身も、奏者として想いを演奏に乗せることができるようになり、ました。そんな様子に、ホール練の時点ですでに指揮者の涙腺には来ていたようですが…。

きっと本番にはアツく"エモい"演奏をお届けできるのではないか…と期待しています。

成功の行方は、ぜひ、ホールにてお確かめください。

団員作成による今回のフライヤー。センスが光る。

5月28日土曜日のIris Wind Orchestra演奏会をお楽しみに!

Iris Wind Orchestraの演奏会は、なんと入場無料です。
※オンラインチケットサービスteketでの事前予約が必要です。

是非下記URLよりチェックしてみてくださいね。

それでは、また次回!

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