スーパーバイザーの仕事: 海外のコーヒー業界
今回は仕事のことを中心に発信していこうと思います。前から記事を読んでくださってる方は認識してくださっていると思いますが現在私は去年の6月からカナダアルバータ州キャンモアにあるこのコーヒーロースターで働いており、昨年の末に晴れて昇格しました。
キャンモアはバンフという人気の観光地の街のすぐ隣のあるバンフよりもう少しこじんまりした街です。ぜひカナダに来てキャンモアに来た際はコーヒー飲みに来てくださいね^^
今回は昇格してからおもにどんな仕事をしているかざっくり紹介したいと思います。
発注やデリバリー業務
毎週月曜と金曜に店舗の在庫を確認して、3店舗の発注をしています。この業務は主にチームリーダー(スーパーバイザー)と呼ばれるポジションの人が行います。大元の店舗にある在庫を他の店舗にデリバリーすることもあります。
朝のオープニングと在庫整理
私の場合、シフトが朝担当なので朝その日のフードを焼いて用意して前の日何がどのくらい残っていたか確認して後半のスタッフに引き継ぎをしています。あとフードは同じ街のベーカリーから発注しているのでその日の商品の名前を確認して陳列して業務終わりに朝何がどのように売れたか報告しています。
新人スタッフのトレーニング、クオリティ確認
私は主にエスプレッソの抽出技術とスチームミルクのクオリティや温度確認をしています。他にもコーヒーのパッケージの仕方やブレンドコーヒーの説明など様々なことを教える人がスーパーバイザーの中で割り振られています。
ミーティング
月に一回チームリーダーのミーティングがあり、マネージャーとオペレショーンなどについて話し合うことがあります。新しいドリンクの提案やレシピの修正などもこの場で話し合うことがあります。他には新しい豆のカッピングを行い、フレーバーや味の確認も行います。
バリスタ業務
これは去年の5月に入った時から行っていることですが、一杯一杯丁寧に飲む側の気持ちを考えて作ることを心がけています。出勤してエスプレッソの味の確認をして”今日も一日よろしくお願いします”という気持ちでコーヒーを作っています。そして、朝まだ誰もいない店舗でpour overを入れて飲むのが私の始まりです。
そのほかは、毎週大雪の中でもどんな天気でもミルクなど配達してくれる業者の方へはコーヒーやドリンクを感謝を込めて差し上げています。
スーパーバイザーになって変わったこと
そこまで大きく変わった気もしないですが、スタッフに質問や店のことで分からないことについて聞かれることが増えました。なので以前より店のことを把握しておく必要があると感じました。私の場合日本にいた時から同じ職業をして管理職をした経験があったので幸い全て英語環境でもやっていけています。(たまに電話で業者と込み入った話になる時は助けてもらったりしてます笑)ただこっちの人は基本仕事とプライベートはかなりわけていてしかも家族や友人との時間のプライベートを重視しているので休みの日や仕事が終わったあとに仕事の連絡をとることは100%ないと言っていいくらいありません。そう考えると日本にいた時を客観視すると日本人は改めて働き者だなと感じることがあります。それがよかったと感じる部分もあれば、こっちのスタイルがいいなと感じる部分もあるのでどっちが悪いとかは個人的にはありません。
いかがでしたでしょうか。以上がざっくり経験談です。私は少なくてもここでビザの関係もありますが2年は働く予定です。なかなかカナダから日本は距離もあって気軽に来れる距離ではないと思いますが、オンラインでもコーヒー販売しているので良かったら試してみてください(送料高いかもですが、、)
次回は 3月からマネージャーとミーティングでメニューが全て変わるのでそのエスプレッソメニューの紹介をしたいと思います。
日本で同じように親しまれているエスプレッソメニューもあれば、日本ではあまり馴染みのないドリンクもあるのでコーヒーに興味ある方はぜひお楽しみに〜ではまた!