西表島のうみ・いきものetc.|みーふぁいゆー

西表島のうみ、いきもの、夕焼け、星空etc.が大好きで、毎年通っています。撮りためた写…

西表島のうみ・いきものetc.|みーふぁいゆー

西表島のうみ、いきもの、夕焼け、星空etc.が大好きで、毎年通っています。撮りためた写真、動画を、ぼちぼちと紹介していきます。泊まってゆっくりしたらわかる島の自然のこと、少しでも伝わればうれしいです。

最近の記事

この視線の主は・・・ナポレオンフィッシュさん!|西表島のうみ・いきもの etc.#29

リーフエッジに入ってぷかぷかしてると、何者かの視線が。そちらの方向を見ると・・・ ゆったりと泳ぐナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)さんです! 従えているホンソメワケベラさんと比べると1m近くありそうです。 毎年のように出会うので、このあたりの主なのかも。「お邪魔します」という気持ちになります。近づこうとすると、深いほうへ移動していきます。このままついていくと帰れなくなるな~。 なんと、2匹いました!! 今年の夏も会えるかな~?

    • リーフエッジのハマクマノミさん!|西表島のうみ・いきもの etc.#28

      リーフエッジを泳いでいると、イソギンチャクと、鮮やかなオレンジ色のお魚が見えてきました! 白い線が一本入っている、ハマクマノミさんですね。 ところどころに、サンゴに守られるようにイソギンチャクがあり、ほぼ必ずハマクマノミさんが住んでいます。 こっちにも! 近づきすぎたので怒られました。すんません。 ちなみに、白い線が三本入っているカクレクマノミはリーフ内でよく見ます。 こちらで紹介しています。

      • いろんな黄色いお魚たち!その4|西表島のうみ・いきもの etc.#27

        リーフエッジで会ったお魚たちの続きです。 ⑬ フエヤッコダイ ⑭ オオフエヤッコダイ チョウチョウウオの仲間です。笛のように見える細長い“吻(ふん:口のまわりの部分のこと)”が特徴的で、サンゴや岩の隙間にいる小型の甲殻類などを食べています。このときも、サンゴをつつきながら移動していました。手前のイシガキスズメダイと比べると、それほど大きくはなさそうです。尾びれが見当たりませんが・・・透明でした! フエヤッコダイと同じカラーパターンですが、こちらの魚の体長は、隣に泳いでい

        • いろんな黄色いお魚たち!その3|西表島のうみ・いきもの etc.#26

          リーフエッジで、潮の流れの関係なのか、いろんな種類の魚が集まっているところがありました。黄色が入っている魚、多い! ⑨ ツノダシ なんといっても、長く伸びる背びれがかっこいい!動きが速く、急に向きを変えたりするので、写真でピタッと止めるのがむつかしいです。雑食で、岩肌の藻類や、甲殻類、小さな貝などいろいろなものを食べます。礁池でもよく見かけます。 ⑩ ヒフキアイゴ 黄色の体に黒の斑紋が目立ちます!この斑紋、一尾一尾、形や大きさが異なっています。右上のものはハート形にみ

        この視線の主は・・・ナポレオンフィッシュさん!|西表島のうみ・いきもの etc.#29

          いろんな黄色いお魚たち!その2|西表島のうみ・いきもの etc.#25

          礁池で出会ったお魚たちの続きです。 ⑥ アケボノチョウチョウウオ 見た所:礁池のサンゴの近く 斜めに入っている黒い線が特徴です。日が昇るときに水平線近くのように見えます。サンゴのポリプや糸状の小型海藻などを食べます。ペアで仲良く泳いでいました。 ⑦ イッテンチョウチョウウオ 見た所:リーフの上 黄色の中に黒の大きな点が目立ちます。英名では「ティアードロップ」(涙のしずく)と言うそうです。ロマンチック。こちらもペアですね。サンゴのポリプや、付着藻類、小動物などを食べます

          いろんな黄色いお魚たち!その2|西表島のうみ・いきもの etc.#25

          いろんな黄色いお魚たち!その1|西表島のうみ・いきもの etc.#24

          泳いでいるといろんな黄色いお魚たちに出会います。あまり名前を気にしたことはなかったのですが、この機会に、図鑑で調べてみました。 まず、チョウチョウウオの仲間から。 ① トゲチョウチョウウオ(2尾) ② フウライチョウチョウウオ(左下) 見た所 : 礁池の岩の間の砂地 ① 背びれの一部がとげのように伸びています。サンゴのポリプやイソギンチャク、底生小動物など、いろんなものを食べるそうです。この2尾はカップルみたいです。 ② これも、いろんなものを食べるそうです。単独でいる

          いろんな黄色いお魚たち!その1|西表島のうみ・いきもの etc.#24

          リーフエッジの粋なやつ。マツバスズメダイ。|西表島のうみ・いきもの etc.#23

          波が穏やかなのでリーフエッジへ。 一気に水深が増して西表ブルーの世界に。 見えてきたのは・・・マツバスズメダイ。 波にあわせた動きがしなやか! シルバーの体、尾びれのシャープな黒い筋。 渋い!粋だね!! 枝サンゴの上を舞います。 海側から見ると、、、 サンゴと見事に一体化。The 保護色! いつまでも見飽きないな~。

          リーフエッジの粋なやつ。マツバスズメダイ。|西表島のうみ・いきもの etc.#23

          ミジュンの群れ!|西表島のうみ・いきもの etc.#22

          小さな魚の大きな群れに出会った。 何千、いや何万匹? 集団行動していて、まさに絵本の「スイミー」のよう。 お魚の名前はミジュン(パダラーかも)。 一尾のサイズは5~10㎝くらい。 こっちの群れは丸くまとまってる。 魚で向こうが見えない! サンゴの間にゆらゆらと溜まってるよう。 こう見えて泳ぐと速い! いつまでも一緒に泳いでいたいな~

          ミジュンの群れ!|西表島のうみ・いきもの etc.#22

          早朝の虹!|西表島のうみ・いきもの etc.#21

          西表では夜にも通り雨があります。 ゆがふ(世果報)雨だと、宿のおばあに教えてもらいました。 日の出を見ようと星砂の浜に行くと・・・ 虹がかかっていました。 朝からありがたい気持ちになります。 別の日にも! こちらは、後良川です。 つながりました! 今日もいいことありそうです!

          早朝の虹!|西表島のうみ・いきもの etc.#21

          あのシルエットは・・・カンムリワシ!|西表島のうみ・いきものetc. #20

          9月の7時頃。静かな朝です。 中野地区から星砂の浜方面に向かう道を歩いていると・・・ ん? 何かが電線に止まってます。 あのシルエットは・・・ 近づいていくと・・・ おー、カンムリワシさんです! しっかり睨まれてます。 鋭い眼光とくちばし、たくましい足。 国内では西表島と石垣島でしか繁殖しておらず、絶滅が危惧されていて、国の特別天然記念物に指定されています。 貴重な野鳥が人里の身近にいる。西表島のすごさですね。 しばらく見ていると、お尻をあげて・・・ スッキリされ

          あのシルエットは・・・カンムリワシ!|西表島のうみ・いきものetc. #20

          西表島が雄大に見える上原航路|西表島のうみ・いきものetc. #19

          西部地区に向かう上原航路。 こちらは小浜島の北側を通過していきます。 なので、進行方向向かって左側に座るのがおすすめです。 この日は風が強く、波が高くなってました。 小浜島と西表島の間は波が高い日が多いような気がします。 西表島が見えてきました。 島の90%以上が原生林に覆われていることがよく分かります。 イリオモテヤマネコはいずこに? 離島ターミナルを出て40分ほど。 船浦地区、上原地区が見えてきました。 船浦中学校の体育館の赤い屋根が目立ちます。 港に入り、エ

          西表島が雄大に見える上原航路|西表島のうみ・いきものetc. #19

          いざ高速船で西表島へ!海が鮮やかな大原航路|西表島のうみ・いきものetc. #18番外編

          一口に高速船といっても個性豊か。 今回乗船したヤエカンのサザンクロス5号の後部座席はオープンエアになっていて、八重山の風を直に感じられ、大好きなタイプです。 もちろん、エンジンの爆音やハードな座席を通じての振動、波しぶきも楽しめるので自己責任で。 いざ出港! 今回は大原航路。 竹富島の南岸を通過していきます。 進行方向向かって右側の座席がおすすめです。 何種類の青の色!? 小浜島の沖を通過します。 西表島が見えてきました。 このあと船は右に大きくカーブして大原港に入

          いざ高速船で西表島へ!海が鮮やかな大原航路|西表島のうみ・いきものetc. #18番外編

          速いぞ!ミナミコメツキガニさん|西表島のうみ・いきもの #17

          こちらのチームは速いです(別に早送りしているわけではありません)! 大潮の干潮が終わって、潮が上がりはじめる時間帯だったので、帰宅を急いでいる?笑

          速いぞ!ミナミコメツキガニさん|西表島のうみ・いきもの #17

          ミナミコメツキガニさん大移動!|西表島のうみ・いきものetc. #16

           干潮の時間は過ぎ去り、徐々に干潟に海水が入ってきます。  と、ミナミコメツキガニさん、大移動を開始しました。  一斉に、同じ方向を目指して、進んでいきます。  進んだ先も同じ干潟が広がっているのですが・・・とにかく前へ前へ。    もうちょっと広角で見ると・・・  この群れだけで数百匹はいそうです!  となると、この船浦湾の干潟には何匹いるのでしょう?  試算してみました。  この画面に映っている範囲とカニの数を30平方メートル500匹とします。  船浦湾の干潟の面

          ミナミコメツキガニさん大移動!|西表島のうみ・いきものetc. #16

          お食事中!ミナミコメツキガニ|西表島のうみ・いきもの.etc #15

           身の危険を感じて、砂に潜ったミナミコメツキガニさんたち(#14)。  じっとしていると、数分で出てきました。    早速始まったのは・・・、お食事タイムです!  潮が満ちてくると食事できないので、悠長にしてる暇はないのですね。  お邪魔してすみませんでした。。  ハサミで砂をつかんで口に入れてます。なんか、おいしそう!(この動画では地上で食事していますが、砂に潜ったまま食事をするケースもあるそうです。)  もちろん、砂そのものを食べているのではなく、砂に混じっているケ

          お食事中!ミナミコメツキガニ|西表島のうみ・いきもの.etc #15

          砂潜りの達人!ミナミコメツキガニ|西表島のうみ・いきものetc. #14

           「青色をした、前に歩くカニがいる。」  そう知ったのが西表島に行ってみたいと思うきっかけの一つでした。  早速、干潟に行って探しましたが、いっこうに見つかりません。  探しているうちに、ガサガサシュワシュワ?というような音がするのに気づきました。その音は、どうやら砂の中からしているようです。何だろうと思い、砂を掘ってみると、見つかりました!  ミナミコメツキガニです。  ガサガサシュワシュワ?は砂に潜る音だったのですね。  要は、数メートルまで近づくと潜ってしまうので、

          砂潜りの達人!ミナミコメツキガニ|西表島のうみ・いきものetc. #14