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お食事中!ミナミコメツキガニ|西表島のうみ・いきもの.etc #15

 身の危険を感じて、砂に潜ったミナミコメツキガニさんたち(#14)。
 じっとしていると、数分で出てきました。
 
 早速始まったのは・・・、お食事タイムです!

 潮が満ちてくると食事できないので、悠長にしてる暇はないのですね。
 お邪魔してすみませんでした。。

 ハサミで砂をつかんで口に入れてます。なんか、おいしそう!(この動画では地上で食事していますが、砂に潜ったまま食事をするケースもあるそうです。)

 もちろん、砂そのものを食べているのではなく、砂に混じっているケイソウという植物プランクトンなどの有機物を食べています。
 砂自体は不要なので、団子のように丸めて体の外に出します。

 その結果、干潟は・・・、

ミナミコメツキガニが食事をした後
干潟一面が砂の団子だらけに!

 砂の団子だらけになりました! 

 この砂の団子がお米のようにみえるので、米を搗く(つく)カニということで、コメツキガニと呼ばれるようになったそうです。

 これだけの団子があるということは、いったいどれほどの数のミナミコメツキガニさんが暮らしているのでしょうか?? それはまた次回に~。

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