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学生の希望ある目線から感じた『これからの社会の価値観』

昨夜、北九州市内の佐野さんという大学生と、オンラインで「初めまして」からマンツーマンで話す機会がありました。

佐野さんがぼくにアプローチしてくださったきっかけは、以前にぼくが書いたnoteの記事を見てくれたからだそうです!(うれしい!)

これまた超熱心な学生である共通の知り合いがいた関係で、連絡をいただきました。
お互いに、とにかく話してみたい!といことで、オンライン対談が実現しました。

ぼくと佐野さんは色んな共通項も多いことを実感しましたが、ぼくと段違いに違うことは、色々と実践の場を既に踏んでいるということでした。

佐野さんの目線は希望に満ちていて、とても頼もしく感じました。

ぼくが学ぶことの方が多かったです。
ぼくなりの答えも出ていないのですが、
ほんの一部をアウトプットしてみたいと思います。



①若者が輝ける街に!

佐野さんの活動でまっ先に出てきたフレーズがこれです。

『学生や若者が輝くまちに!』

そして、行政や民間との協働などで実現していきたいということですが、
決して受け身ではなく、主体的に動いていって実現していきたいというもので、素晴らしすぎる!!!

えてして、「誰かがしてくれないと」みたいな人任せな意見が多くなってしまうものですが、自分たちが動きながら見出していくという力強いものでした。


②どんな街が良いんだろう?

次に疑問として沸いてくるのが、素朴に、
『どんな街が良いんだろう?』
ということです。

人が多くなければならないのか。
産業が活発でなければならないのか。
にぎわいや楽しさがあるだけで良いのだろうか。

これには答えもありませんし、それぞれの価値観もあると思います。


③まちへの愛着

ひとつ揺るぎない答えはこれだと思います。
『ここに住み続けたい!ここで生きていきたい!』
そんな思いではないかと思います。


人口の多さや税収などで、そのまちの価値や魅力を測るのではなく、こうした人たちがどれぐらいいるかというのが大切なのではないかと思いました。


ぼくたちの活動や経験を踏まえて、これも間違いなく言えることは、
まちへの愛着については、そのまちへの関わり度合いと比例します。

傍観していてはまちへの愛着はなかなか生まれません。
そのまちを構成する一員として、
関わっていくこと、
携わっていくこと、
そこに居ること、
巻き込まれていくこと
が大切だと思っています。


④ほんの少しだけど見えた結論

ということで、漠然としていた①・②・③を因数分解したうえで重ね合わせると、
学生や若者が輝ける街に、そしてみんながそのまちへ愛着を持ち良いまちになっていくには、関わりの度合いを増していくことが重要と言えます。

時間も場所も、通り過ぎるだけでなく、関わっていく主体性や積極性をもってもらうとともに、そうした仕組みづくりや雰囲気づくりが重要なのかもしれません。

『まちづくり』という漠然としたテーマに携わっているぼくですが、基本的なことでありながらも、大切な視点を再認識させていただきました。


⑤Z世代?

現在の若者たちの世代を総称してZ世代と呼ぶそうですね。

感覚や価値観、モノの見方が世代によって少しずつ異なっていき、現在の若者たちがこう表現されています。

これ、どうなんかな?といつも思います。
A・B・Cから始まって、Zは最後ですからね。
納得できないのは2つあって、
ひとつはZが最後ということ。まだその先もずっと続いていきます。
もうひとつは、上の世代から見た表現だということです。ぼくなら生まれながらにして、アンタZ世代だからねって言われたら、いや今生まれたばっかりやし、上から目線で決めんなやって思います(笑)

前の世代の人が次の世代の人をみる目線と、
新しい世代の人が新たに見始める目線は全然違うと思います。



⑥これからの社会の価値観?

ぐるっと回って、本題に入ります(今更かい!(笑))

Z世代とも呼ばれる若い世代の方々の価値観を考えたとき、どんな社会を望んでいくのでしょう。

昨夜、夕食時に、中学生の息子が学校で習ってきたと。
「日本はもう先進国じゃない」
資本主義の経済においては、戦後の高度成長期で、世界をリードする日本の大躍進があり、狭い国土ながらトップランナーになっていきました。
その後、他国の発展に追いつかれていくようになりました。当然にして物を生産することが飽和していきました。

経済が成長しないから豊かではないというのは違うと思います。
モノも充実した便利な時代は「飽和」したともいえます。

でも、諸外国に比べ、日本は、文化やモラルなどの国民性も含めた美しいものを積み上げてきていると思います。
マネーでは表現できない、大切な、貴重な、財産だと思います。


人口や、マネーの儲けが減ったとしても、
そういうことで表せない豊かさや価値を感じ、表現できる社会になっていくと良いなと思います。


コロナ禍で世の中のIT化が一気に進んでいます。
テレワークをはじめとした時間や場所の自由がありつつも、既にその反動でやっぱりリアルに関わることの大切さを実感しているということもあります。

これはほんの一例ですが、ちょうど良い、塩梅というか、ちょうど気持ちいいバランスを目指していくのかなと思います。


佐野さんの、未来を見つめ輝いている目線に、明日を語る力強い言葉に、ぼくもとても刺激をうけました。

この記事でのアウトプットは抽象的なことが多かったですね。
より具体的に、具現した表現ができるように、今後とも考え、見つめていきたいと思いました。
ありがとうございました。


これまでの関連した記事もいくつか貼っておきますね。




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