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『シニア向け』あそぼうさいへのチャレンジ

遊ぼう×防災=『あそぼうさい』を各地で実施しています。

あそぼうさいは、子ども達が遊びながら防災を学び、感じ、地域住民共通の課題である防災での多世代間交流のツールとして、開発・実施してきました。

この3年間で、いろんなものが制限・自粛されるなかで、
防災や災害への視線は削られることなく残っていき、
『あそぼうさい』は人気のプログラムとなってきました。

指導者スタッフとして、大学生・高校生の皆さんが大活躍することや、
子ども達が遊びながら楽しんで学ぶことができることや、
パッケージとして地域に持ち込むことができることから、
市民センターの子ども講座を中心に、各地からお呼びいただいております。


まぁ、そんな、
子ども向けのあそぼうさいなのですが、
今週金曜日、
『大人向け』にあそぼうさいを実施することになりました!

北九州市若松区の二島市民センターにて実施いたします。

毎年、地域の防災訓練を実施しているこのまちで、講義や展示形式のものではなく、住民参加型の訓練を実施したいとのご要望をいただきました。

金曜の午前中での実施という事で、子ども達の参加は無し。働き世代の参加も難しいでしょう。
地域の町内会や福祉を支えてくださっているシニア世代の皆さんが参加者層になるようです。


これまでも防災に関して熱心に取り組まれてきたこの地域ですが、
皆さんが楽しく防災に触れる機会にしていきたいなと思っています。

とは言え、既存のあそぼうさいプログラムのように、子ども達が走り回るような展開とは違いますよね。
皆さんで盛り上がったり、グループごとにチャレンジしていただく内容にしようと思っています。

今のところ考えているのは、以下のプログラムです。

①8割がた大丈夫だろうゲーム
アイスブレイク、導入部分で実施。
たった2割のハズレ(災害)を引くのは誰だ!?(笑)

②災害ダーツ
子どもにも大人気のゲームです。
災害の起こりやすさの確率と的の当たりやすさを表現しています。
町内会対抗戦にしようかな!

③トランプ町内会の連絡網
避難行動などのきっかけは、ご近所さんの声掛けです。
時間が勝負の災害時の行動。
どんな組織図(連絡網)にすると最速になるでしょうか?

④地震トイレットペーパー
実は、S級の断層がすぐ近くに通るこのまち。
いつどこで起きるか分からない地震のメカニズムを、身近なトイレットペーパーの芯で感じます。

⑤台風からの家庭内避難
先日も台風が通過していきました。
小倉南区では、どの被害も東側ばかりでした。
台風の位置や風向きにより、家の中でも身を守る場所が違う!?

⑥防災グッズ暗記ゲーム
チーム対抗戦の定番!暗記ゲームです。
10個のグッズを覚えれるかな?
1人じゃ難しいので、みんなで思い出しましょう!


などなど、、、
もう少し実施する予定です。
(noteにプログラム紹介があるもののみをピックアップしました。)


過去にも、大人向けの講座のなかで、ちょこっとだけあそぼうさい要素を取り入れたことがありました。
終始あそぼうさいで実施するのは今回が初めてです。

この『チャレンジ』は試行的なものと思っています。

今後の展望を考えています。

防災は、福祉や地域コミュニティの要素がとても強いです。
シニア向け、大人向けにも、こうしたプログラムの実施で、より一層、そのような要素を見つめる機会をつくっていただきたいと思っています。

地域での生涯学習講座や、老人会でのネタや、
サロン活動に、あそぼうさいを取入れてもらえると良いなと思っています。

あそぼうさいの担い手として、今後、各地域や社会福祉協議会ともコラボできないかなぁと画策しています。


ひとまず、今週の金曜日、
トライしてみようと思っています。
楽しみです。


今日もご覧いただきありがとうございます。



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