防災グッズ暗記ゲーム(あそび方)
家に備えておくと良い防災グッズは色々とありますよね・・・
今回ご紹介する「あそぼうさいゲーム」は、家に備えておきたい防災グッズのいくつかを暗記するゲームです。チーム対抗戦で盛り上がります!
用意するもの
家に備えておくべき防災グッズを10個準備します。わざわざ準備するようなものではなく、どこの家庭でもありそうなものが良いです。
生活の中での防災の備えを学ぶことが大切です。暗記ゲームでは10個ぐらいがちょうど良いなという感じです。
設置スペースがなかったり、グッズが準備できない場合は、パネルで示してあげてもOKです。プロジェクターで映すと大人数で同時に実施することもできますよ。(ただやっぱり、実物がある方が子どもたちも実感がわくようです。)
あそび方・説明の仕方
①グループ分けをします。
②書き出す紙を配布します。
③1分間の暗記タイムにグッズを見て、そのあと覚えた内容を紙に書くという説明をします。
④1分間じっくり見ます。(会話なしで!)
⑤グループごとに話し合いながら思い出して、紙に書きます。
指導時のポイント
●チーム対抗戦にすることが必須です!
なぜなら、個人の暗記能力に頼るのではなく、それぞれが覚えたことを共有することが大切だからです。1人では無理だったけど、みんなで記憶を共有すれば全部思い出せる!という体験をしてもらえたらなと思っています。
また、それぞれのグッズの用途について、しっかり考えてもらう時間をとったうえで、ひとつひとつ、じっくり解説しましょう。子ども達から用途について考えたことを発言してもらいながら、解説するのも良いと思います。
●趣旨説明をしっかりしてから、ゲームを開始するのもポイントです。
たとえば、覚えている最中に紙に書き出してしまったり、2個ずつ分担して覚えてしまったりしてはゲームになりません。
開始までは、防災グッズを布や毛布で隠して見えないようにしましょう。
●防災グッズの数が多すぎると思い出せません。
全部思い出して満点をとることが大切です。大人チームも作って対抗戦にしても面白いです。(子どもの方が記憶力が良いのです!)
●防災グッズを覚える暗記タイムでは、しっかりとスペースを広げないと全員が見れません。スタッフの大人は目を配ってあげてください。
ゲームの位置付けとワンポイントアドバイス
自分の家にあるものはしっかり記憶できます。また、自分が思い出したことでチームに貢献できたグッズは特に、お家に帰っても話をしてくれるものです。
ゲームを通じて家庭での備えも見直していただけると良いなと願っています。