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親から教わった、我が子にも伝えたい「貯金」の極意

おはようございます。
今日もお金の話題です。
昨日の記事で、我が家の子育て&お金の事情について書きました。

これは、働かざる者、喰うべからずの論理で、子ども達もしっかり家事をして、自分に必要な費用は捻出しなさいということ。
それからさらに、自分に必要な費用はどれぐらいあるんだろうかという、お金の実感を伴うものです。自分が稼いだお金の中から習い事代やケータイ代を払います。


ぼくは、良く言えば、お金の管理などにはキチッとしていて、悪く言えば、セコイ?ケチ?(笑)なぐらい、お金の計算をしています。

会計管理や予算管理は大好きで、NPO法人の会計管理なんか好きな趣味と言って良いほど、ちゃんとやっています。

我が家の家計についても、『予算型家計簿』でビチッとお金の管理がなされています。

周辺からもオーダーがあって、以前に3日続けてシリーズ記事を書いています。

どのご家庭でも、お金のやりくりには大なり小なり悩んでいると思いますし、ましてや夫婦や親子での、お金での揉め事や不信感があるとイヤですよね。
参考になるか分かりませんが、この3回シリーズの記事もご覧ください。



さてさて、
さらには、子育てでの『お金の教育』っていうのは、結構難しいですよね。

我が家も、絶賛、試行錯誤中です。

最初に貼った記事の内容においても、現在進行形で、良いのか悪いのかも手探りです。

お金の価値観もそうだし、
使い方もそうだと思うんですよね。

株の運用や投資で成功を納めるような凄まじい経済家は、子どもの頃から大金を運用して、その実践経験を積んだみたいなことも聞いたことがありますし、
お年玉なんて、全額子ども本人にあげる方が、金銭感覚が養えて良いみたいな話も聞いたことがあります。


我が家のように、小さな家計では(汗)、とんでもない話で、ましてや子どもに大金を渡すなんて不安でしょうがないです。

でも、少しずつ世間を見せていかないと、電子決済、カード払いのこの世の中、お金の大きさや価値観が分からないまま、育っていってしまうと心配です・・・。

そこで、昨日の記事のようなことを少しずつ始めていっているのですが、4人の子ども達にも、それぞれ性格や個性がありますので、お金の使い方にも差が出てきます。

これが興味深くて面白いです。


ある子は、一生懸命に働き、コツコツとお金を貯めて、全然使わない。
ある子は、そのときのテンション次第なのですが、まぁまぁ貯めて、今いくらあるって確認しながらも、使うときには思い切って使う。
ある子は、お金を手にした途端、後先のことを考えずに、パーッと使い切ってしまって、支払い期日が近くなると焦り始める(笑)
ある子は、別に収入なんていらない。物欲はないし贅沢はしなくても良い。だからこそ働きもしない(笑)ある意味、現代の若者を象徴するような感じです。

まぁ、面白いですね。
子どもも4人もいれば、4人4様。

そうそう、こんな記事を書いたこともありましたね。

これは、働き方と自分の価値観を子ども達に聴いてみた、ぼくが思いついた心理テストです。


さて、収入側の「働き方」はいったん置いておいて、
支出側の「使い方」について考えてみたいと思います。

お金は、持っているだけでは何の価値も生みませんよね。
この世の中は、お金と『交換』することで、モノやサービスを受取ります。
使ってこそ、お金の価値が生まれます。

だから、『どう使うか』は重要な部分です。

使うと、当然にして無くなっていきますから、その逆にある『貯める』『残す』というものが、必ず表裏一体についていきます。

極論を言えば、墓場まで大金は持ち込めませんから、自分なりにどう使うかが重要なんでしょう。
でも、生きていくための不安や保証や、今後必要な経費として蓄えておくことが重要なんだろうと思います。

この『使い方』と『貯め方』の表裏一体は、答えがないですし、人によって価値観が様々だと思います。


子ども達には、ビッグな人になってほしいと思いながらも、堅実・着実な人生を歩んでほしいと思います(笑)

「使う」と「貯める」が、どんなバランスなのが正解なのかも分かりませんが、親としての価値観を伝えていくことが重要なんだろうと思います。

そんなことも、子ども達と話しながら、
ぼくの口から出た言葉が、
「あれ?これはぼく自身が親から教わったことだな」と思い、
それが故に、この言葉の重みを感じました。

それは、こんな格言のような内容です。

『とりあえず、収入の1割は貯金しておきなさい』

1万円もらったなら1,000円。
5千円もらったらなら500円。
千円もらったなら、100円を。
とりあえず、よけて、貯金しておきなさい。ということです。

何に使うとか、まだ決まってなくとも、いったん、よけて、貯金しておこう。
もちろん、もっと貯金しても良いけど、いつも最低限の金額と思いなさい。

それがコツコツと貯まったなら、いつか、大切な支出に使える日がくるから。


浪費癖のある子にも、いつも使っている財布とは別のところに、貯金する姿を見届けました(笑)

親から学んだことなんだろうと思います。
でも、思い出を回想していると、ばあちゃんからも同じようなことを言われたような気もするし、記憶違いかもしれませんが、脈々と伝わってきているとしたら、とても重要な生きる知恵を授かってきているんだろうと感じました。

ウチの実家は、自営業でして、お金のやりくりは生きるために必要なそのものだと思います。とっても貯金上手なオカンでしたし、とは使い方も豪快というか、気前や思い切りの良さが気持ちの良いほどです。
だからこそ、しっかり貯めることも重要なんだろうと親を見ていて思いました。
そう思うと説得力もある気がします。

1割は貯金していこう。
これは、ぼくの、いや、我が家の「伝統的価値観」(←言い方、重っ!!(笑))ですので、ご覧の皆さんに押し付けるつもりはありません。

10%じゃなくて、15%だ!8%だ!とかいう正解があるのかもしれませんが。

経済力の大小でも異なるとは思います。
でも、リビング北九州に連載されていた家計簿診断でも似たようなことを言っている回が多かったような・・(笑)


家庭での教育には、様々な要素があると思います。
家庭でこそ教育できないこともたくさんあると思います。

お金の教育は、どんなご家庭でも課題になっていると思います。
いつの年頃で伝えるべきなのかも分かりませんが、ひとつの事例やキャッチフレーズとして、この記事が活かされたら良いなぁと思いました。



貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。
冒頭のイラストは、ポピット|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。



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