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#157 できる限り多くの人に、できる限りの多くの場所を

私が学生の頃から

いじめの被害を受けている子ども達に向けての記事が、新聞に定期的に掲載されていたことを覚えています。

多くの著名人や識者が、いじめを受けて苦しんだり悩んだり苦しんでいる子どもたちに、自分の体験を下に応援メッセージを寄せていました。

「死ぬな」
「あなたを受けれいてくれる場所や人が必ず現れる」

という2つの言葉が、それらのメッセージの多くに共通するものでした。

このメッセージの最も辛いところは「未来」を示してくれる一方、彼らの「今」を物理的に助けるものではないことだと感じていました。

彼らにとっては解決したい「今」があります。
未来のことを考えられぬほど苦しんでいる時、どうしたらいいのでしょう?中には自分を受け入れてくれる居場所まで辿り着けず、自ら命を絶ってしまう人もいます。

先日のNHKニュースの中で
東京 文京区にある、中学生や高校生を対象にした交流スペース「b-lab(ビーラボ)」が紹介されていました。

中高生にとっては、様々な「居場所」を体感できることで、「学校」や「家庭」という限定された場所だけの生活から脱却し、世の中には多くの人や多くの考え方があることを実感できていくでしょう。

大人であっても子どもであっても、自分を受け入れてくれる場所は、誰にとっても必要不可欠です。

私たちはきっと常に自分という存在に悩み、自分の居場所を探し続けるのかもしれません。

できる限り多くの人に、できる限りの多くの場所を

私自身も提供できるようになりたい

今日のそんな呟きです


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