#141言葉の裏側にある信念には力がある
言葉は相手とのコミュニケーションにおける大切なツール
時として自分の発した何気ない言葉が
児童・生徒に響く場面もあります
私はある生徒と話している時に
「人は平等に不平等だ」というセリフを言ったそうです
私自身は全く意識していなかったのですが
卒業間近に、その生徒から
「当時私は色々な事柄に対して不満や葛藤を持っていましたが、先生のあの言葉はすっと入ってきて、今の私を一生懸命生きようと思いました」
と言われました
彼がその当時どのような葛藤や不満があったのか結局彼は教えれくれませんでしたが、自分の何気ない言葉が彼に影響を与えたという事実に改めて自分が発する言葉の責任を自覚したのを覚えています
言葉の力とは
別に
表現がうまい
とか
教養がある
とか
そういうことではありません
その人の経験や信念に裏打ちされて出てきた言葉には力があるのです
時にその力は児童・生徒が今抱えている大きな悩みを解決したり、未来を拓くきっかけとなることもあるでしょう
大丈夫
のようなとてもシンプルでありふれた言葉1つにも無限の力があることを意識して欲しいと思います
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