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#116 競争の先に本当の意味の「学び」はあるのか?

児童・生徒が

教科・科目の学びを進める上で

受験

というのは1つの大きな動機付けとして機能しています

受験というのはある意味「競争」です

他者よりも良い結果を求めていきます

その事実がある一方

他者は関係ない
過去の自分と向き合うことが大切なのだ

という人もいます

しかし受験をモチベーションにしている以上、そこには矛盾が生じているように思います

例えば

テニスの「試合に勝つこと」を目的とする人にとっては
その競争が全てです
テニスは媒体に過ぎません
試合に勝つこと
それ自体を目標にしています

テニスが「上手くなる」ことを目的とする人にとっては
試合は過程に過ぎません
テニスが上手くなるために試合というものを経るのです

誰かと競うことで自分のモチベーションが上がることもあります
しかしそれは、自分自身の意思の中にのみ存在するべきものであります
競うこと自体を目的としてしまえば、勝てない相手の出現が自分のモチベーションを逆に下げてしまいます

学校教育における「教科・科目の学び」は
受験に合格すること
を目的とするのか
何かを学ぶこと自体を
目的としているのか

果たしてどちらなのでしょうか?


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