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FuKuMikke、サービスが生まれるまで

「どうして、あの子には似合って私には似合わないんだろう。。?」
そんなことを今まで思ったことはないでしょうか?

私は数えきれないほどあります。
一番鮮烈に思い出されるのは高校生の時、
地元でも制服が可愛いで有名な学校に通っていた時のこと。

実際の母校の制服。伊勢丹時込みで今見てもレベルが高い

初登校日、
まだ若干生地が硬い制服に腕を通して
ウキウキで学校に登校。
周りを見渡せばやっぱり可愛い同じ制服を着た同級生たち。
みんな似合っていて、とても素敵で
きっと自分も彼女たちみたいになれているのだろう。

そう期待しながら
ふと目に入った踊り場の鏡に映る自分は
何だかチグハグで、
お世辞にも可愛いとは思えなくて

同じ制服のはずなのに、
どうして私には似合わないんだろう?

自分を否定する感情がむくむくと湧き上がって来ました。

この経験の後にも
同じような経験をすることが何度かあり、
すっかり自信をなくしていた私。

そんなある時、ある考え方に出会います。

それが骨格診断パーソナルカラー診断です。
それぞれ、人には生まれ持った肌色や体つきで似合う色や形が異なり、
その法則に則れば似合うお洋服に出会えるという考え方で
私は個人的に似合うの方程式と呼んでいます。

似合うの方程式

早速、自己診断をし、当てはまる洋服を着てみて実感。
鏡の中の自分、なんだかいけてるんです。
「なんかいいじゃんっ」
って頬が緩んで、
自分が好きだと思えた瞬間でした。
同時に今まで「似合わない」服を選んでいただけで自己肯定感を下げていたんだと気づきます。
こんないい考え私一人で留めておくのは勿体無い!
「似合う」を知ることで自分を少しでも好きだと思える時間を増やしたい!
そう思い立ち、仕事の傍ら3ヶ月勉強をし、資格を取得。
コンサルタントになります。

実際の合格証明書

資格取得してすぐに1ヶ月100時間近くかけてコンサルタントとして活動をします。
そして、ぶつかったのが「洋服選びの壁」

診断結果がわかっても
自分の特徴にあったお洋服をどう選べばいいかわからない
というお声を多くいただきました。

物理的には私が毎回お洋服選びのお手伝いをするという対処も可能です。
ただ、これでは多くの人に似合うを届けたい私の目標からは遠のいてしまいます。

そこで思いついたのが
本職で効果を実感している人工知能の力を活用すること。

そして思い立ったが吉日と
プログラミングスクール、G's Academyの学校説明会に参加し、
面談してくれた方に背中を押されて入学を決意。
DEV22期として6ヶ月のプログラムを完走します。

そのプログラムの卒業制作として
洋服の特徴を機械学習に学習させそれぞれの特徴にマッチさせる
FukuMikkeのテスト版を完成させました。

そして、このサービスを片手に
たくさんの人の助けを借りながら
スクール主催のピッチ大会(GGA)に出場し、
なんと3位に入賞のできるサービスにまで成長することができました。

そこから
KSAPに出会い、サステイナブルなアパレルを実現したかった
という熱い気持ちを思い出し
急ピッチで応募、

そしてまたもや急ピッチ法人化をし
2022年9月14日に法人Iqilu株式会社を設立しました!
Iqilu(いきる)はその人の良さが活きて、洋服も生き、地球も生き生きする!
という思いを込めました。

今FuKuMikkeは
似合うの力で前向きな人と前向きな世界をつくるサービスにさらなる進化をする一歩として
Shopifyアプリとしてサービスをローンチすべく開発を進めています。

FukuMikke、そしてIqilu株式会社の物語はスタートしたばかりですが
応援していただけると嬉しいです。

Iqilu株式会社 代表 會澤茉那

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