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今年読んだ本 3

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

さて今日はね、
2022年に入ってから
僕が読んだ本について
ただただ書いていく記事の
第3弾です。

ちなみに今までの記事がこちら

前回に引き続き今回も
読んだ順番に書いていこうと
思います。

めちゃくちゃ話題になった本とか

そんなもん紹介されんでも
知ってるわみたいなやつは

僕みたいなもんが
どうこう書くものでも無いんで

タイトルだけ載せて
省きつつ進めたいと思います。

あらすじとかは
ネットで検索すれば
すぐに出てくるので

なるべく内容の核心には触れずに
それ以外の部分、

僕が感じたことや
その本のテーマと僕が関わった時の
出来事なんかを中心に
掘り下げていければなと
思います。


それではスタートです。
(一部、敬称略でいきます)







『自転しながら公転する』 山本文緒


まず1冊目ですね。

先月のはじめに読みました。

これは、小説ですね。

32歳の主人公が
元々は東京で働いていたんですけど
母親が病気になった事をきっかけに
実家に戻ってくるんですね。

近所で働きはじめて

仕事とか恋愛とか家族とか

色々なことに悩みながら
過ごしていく姿を
描いた作品なんですけども

タイトルでね、
僕はすごく興味を惹かれまして

『自転しながら公転する』
ってどんな内容やねん
って思いません?

色々想像を掻き立てられるというか

一つ一つの描写がね
凄くリアルなんですよ。

僕自身経験していない出来事ばっかり
出てくるんですけど
それでもわかるくらいリアルで

結構な頻度で

え、普通そんなことある?
めっちゃ珍しいイベントやんそれ

っていう出来事も
起こるんですけど

他の部分が
繊細かつ丁寧に描かれているので

内容がスッと入ってくるんですね。

この方の作品は初めて読んだんですけど

他にどんなものを書いているのか
気になって
調べてみたら

去年お亡くなりになっていたんですね。

もう新しい作品が出ないっていうのは
少し寂しいですが
ご冥福をお祈りしつつ
他の作品も読んでみたいと思います。



『medium 霊媒探偵城塚翡翠』 相沢沙呼


これはね、ミステリー小説なんですけども

だいぶ話題になってますし

ネタバレになりそうな
いらん事書いてしまいそうなので
飛ばします。



『僕の人生には事件が起きない』
『どうやら僕の日常生活はまちがっている』 岩井勇気


はい、3冊目と4冊目です。

著者の方が同じで
エッセイ集の第1弾と第2弾
なんですけども

連続して読んだので
まとめて書いていこうと
思います。

僕ね、今東京にある某お笑い養成所に
通っているんですけど

この本の著者である
ハライチの岩井さんは
OBなんですね。

で、この1年間ね
ずっと養成所内にある
スタジオでライブが行われていて

舞台の手前にある控室にね
ハライチさんの写真が
貼ってあったんですね。

だからまあこの1年間のライブは
ずっと

ハライチさんの写真を見てから
ネタをしていたんですよ。

だから、
養成所に在籍していた
この時期に読めて
良かったですね。

岩井さんの日常生活が
独特の視点で描かれていて
めちゃくちゃ読みやすいです。



『六人の嘘つきな大学生』 浅倉秋成


これはね、ずーっと話題なってますね。

最近は電車の中にも広告出てましたし
特に僕からは書く事ないんですけど

まあ、『就活』をテーマにした話で

僕は一回も就活した事ないので
共感できない部分とかも
あるんかなぁ
なんて思いながら読み進めたんですけど

十分楽しめますね。

この本ね、僕は
電子書籍で読んだんですけど

僕が使っている端末は
左下にどこまで読み進めているか
パーセンテージが
表示されるんですね。

だから半分まで読んだら
50%って出るんですけど

え、まだ50%!?
あと半分もあるの!?

みたいな

どんどん新しい事実が出てくるんで

あぁ、そりゃこんだけ話題なるのも
わかるなぁ
って
思いましたねこれは



『生命式』 村田沙耶香


これはね、
ちょっと危険な香りがするというか
独特な世界観の話が
12本入った短編集ですね。

この著者の方の作品は
僕多分初めて読んだんですけど

1本1本の話がね
割と短いので
移動中に読む事が多かったんですね。

でも、結構人が乗ってる電車とかで
席に座って読むのは
避けたい内容のものが
多かったですね。

家でこっそり読むのに適している
本だと思います。


去年読んだ朝井リョウさんの
『正欲』に似てる部分もあると思うので

どっちか読んで
面白いなと思った方は
是非両方読んでみてください。



『テスカトリポカ』 佐藤究


はい、
これも超話題作ですね。

やっと読み終わりました。

ページ数が単純に多いんですけど
内容が詰まりまくってて
かなり重厚な物語というか

読んでる間
めちゃくちゃカロリーは消費しますね

その分読み終わった後の
満足感は大きいです。

本のね、
後ろにあらすじが書いてるじゃないですか

オチまではもちろん
書いていないですけど

どういうストーリーなのか
大まかに書いてあることが
多いと思うんですね。

この本はね、
そのあらすじの部分まで辿り着くのに
400ページくらいかかります。

情報量がね、
とにかく多いので

今日は1日暇やし
一気に200ページくらい読もうかな
みたいなやり方が
一番楽しめると思います。



『火のないところに煙は』 芦沢央


去年ね、
芦沢央さんの作品は初めて読んだんですけど

1冊目からいきなりハマりまして

で、結構読んで

今年は一発目に読んだのがこれですね。

なんかね、すごく特殊な設定なんですけど

途中で実話なのかフィクションなのか
よくわからなくなってくるんですよね。

読み終わった今も
正直ちょっとだけ疑っているというか

なんか他の作品では
あまりない感覚を
味わうことが出来ます。



『もものかんづめ』 さくらももこ


今日はこの本で最後にしようと思います。

これは『ちびまる子ちゃん』
作者であるさくらももこさんの
エッセイ集ですね。

僕昔ね、
小学校くらいの頃

母親に
よく家の近くの図書館に
連れていってもらってたんですね。

そこで読み切れないほど
沢山の本を借りて

で、持って帰って

ほぼ読みきれずに返却期限が訪れて

また図書館に行って返して

借りすぎると
読み切れない事を学習せずに
また大量に借りて

みたいな思い出があるんですけど

その時に母も
ついでに何冊か借りていて

その中の1冊にこれが
あったのを覚えています。

20年前くらいの作品なので
今では絶対書けないような内容も
かなり出てきまして

さくらももこさんが
ニューヨークに行った時に
タクシーの運転手が
普通にコカイン吸ってた話
とかね

あとはおじいさんが
亡くなった時に
みんなで喜んだ話
とか

そんなん
今の時代やったら絶対アウトやろ
みたいな刺激的なお話が
たくさん入っているんですね。

特にね、僕が好きだったのは

後半にね
さくらももこさんが昔
学校に通っているときに

「必ず授業は聞いていなかった」
っていう文章が出てくるんですね。

「必ず授業は聞いていなかった」
って表現
面白すぎないですか?

文法もなんか
おかしいような気がするんですけど

内容とか
著者の人間性とか

どんな幼少期を過ごしてきたかが
ダイレクトに
伝わってくるんですよ。

そういう部分が
『ちびまる子ちゃん』の誕生に
繋がったのかなぁ
みたいな


さくらももこさんのエッセイはね、
他にも出てるみたいなんで

また読みたいと思います。



はい、今日はここまでです。

またね、
読んだ本が溜まってきたら
書こうと思います。


ではまた明日


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