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2回目の健康診断

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
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皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。



いやぁ、
今年もこの季節が
やってきましたね。

なんの季節かって?

健康診断ですよ
健康診断


去年ね、
バイト先のルールで
強制的に受けることに
なりまして

人生初の健康診断に行ってきたんですね。

その様子を書いたのが
この記事なんですけども


今年も去年と同じように
店長から受けるよう指示を
受けたので
人生2回目の健康診断に行って参りました。

今回もその様子を
お伝えしたいと思います。



今からちょうど1ヶ月ほど前

健康診断前日、夜

去年よりはマシでしたが
今年も僕は少しソワソワしていました。

去年はね、
健康診断って何されるかわからない
イメージがあったんですよ。

バリウムを大量に飲まされるんじゃないかとか
色んな注射をうたれるんじゃないかとか
胃カメラをぶち込まれるんじゃないかとか

でも今年の僕は、
この年齢の健康診断に
バリウムも胃カメラも介入しない事を
知っていますから

懸念点は採血のみだったんですね。

僕、注射がめちゃくちゃ嫌いなんですよ。


デカい図体してるやつが
何を言うてるねん
って話ですけど

デカい図体してるやつの方が
こういうのビビりがちなんですね。

そこまでデカい図体では無いですけど

「健康診断で注射嫌やなぁ」
って友達とかに言うと

大体
「注射じゃなくて採血やから大丈夫やろ」
って返されるんですけど

全然大丈夫じゃないんですよ。

何かを入れると
何かを抜く
という違いは確かにありますけど

針を体に刺す
と言う部分が共通している限り

注射も採血も本質的に一緒で
同じように嫌なんですね。



少しだけ憂鬱な気持ちになりながら
前日の夜を過ごしていまして

ふとね、
あれ?検尿は?
って思ったんですね。


去年は確か、
検尿用のキットが事前に
家に送られてきて

それを当日の朝に使って
採尿して
健康診断の会場まで
持って行ったはずなんですね。

なのに僕の手元には
肝心の検尿キットが
無いわけですよ。


これはおかしいな
と思いまして

連絡して聞いてみることにしたんですね。


スマホで健康診断を受ける予定の
病院のホームページを
検索して開きまして

電話番号をタッチしようと思ったらですね


受付時間が終了している事に
気がついたんですよ。

あかんやん!
と思いまして


明日の朝から健康診断やのに
手元に検尿キットは無くて
で、電話して聞くことも
出来ないと


詰みですよねこれ


これでもし明日病院に行って

検尿が無いから
それだけ後日持ってきてください
とかなったら
めちゃくちゃややこしいじゃ無いですか。


僕ね、小学校の時に
検尿が何度かあったんですけど

その時に
検尿は朝一番のおしっこを
採らないといけない

って説明されたわけですよ。

でもそれを忘れていて

朝起きて
1発目のおしっこをかましてから
お母さんに
「今日検尿あるわ」
って言ったら

怒られた事があったんですね。

だから、検尿は朝一に
採らないといけないイメージが
強かったんですよ。


本当にどうしようかと
思いまして

ホームページをさらに探索しましたら

今の時間でも通じる番号が
書いてあったんですね。

これや!
となりまして

すぐにそこにかけました。

「明日、そちらの病院で
健康診断を受ける髙橋という者
なんですけども
検尿のセットが届いてなくて…
手ぶらで行っても大丈夫でしょうか?」

電話の向こうから
大丈夫だという返答が
きました。

一安心ですね。

良かったよかった
と思ったのも束の間

そういえば
なんでこのダイヤルだけ
繋がるんだ?

普通に書いてある番号は
この時間出ないのに

なぜこのダイヤルだけ
特別に通じるんだと

疑問に思って
よく見ましたら


完全に救急外来用のダイヤルでした。


やってしまいました。

僕の勉強不足です
失礼しました。


一夜明けまして
当日ですわ

朝早く起きまして

今回は、水分補給を
こまめにして大丈夫との事
だったので

水をがぶ飲みしながら
病院へと向かいます。


受付を済ませまして
しばらく待ちます。

ソファータイプの
ベンチに腰掛けていると

受付の前で
中年男性の方が
割と大きめの声で
看護師さんらしき女性と
話しているんですね。

大きい声で話しているから
会話の内容が嫌でも
こっちに聞こえてくるんですけども

「このオプション検査って
やっぱりやった方が良いんですかね?
胃カメラとか…
これって大体何歳くらいから
受けたら良いんですか?
僕ね、タバコは吸わないんですけど
お酒は結構飲んじゃうんですよね。
最近はビールは
控えるようにしてるんですけども…」


めっちゃ喋るやん


完全にコミュニケーションモンスターでした。

銀行とか病院とか
公共の施設に
結構いますよねこういう人


知らんがな
っていう内容を延々と話し続ける人

早くこの場を離れたいなぁ
と思ってましたら

もう1つの受付にいた
看護師らしき人に
名前を呼ばれました。

「髙橋さんですね。
検尿をして頂くんですけど
今すぐで大丈夫ですか?
それとも最後になさいます?」

え!?

このタイミングで検尿!?

そう、
僕は検尿の事を
すっかり忘れてしまっていたのです。

そうか、このタイミングで
するのか

僕は
「はい、今で大丈夫です」
と力強く答えました。


今すぐで大丈夫ですか?
それとも最後になさいます?

僕を誰だと思っているんだ。

髙橋壱歩だぞ

僕はいつだって検尿ができる状態だ

おしっこくらい何時だって出せる

出せない奴と一緒にしないでくれ


そういう気持ちで
看護師らしき人から
紙コップと試験管のような物を受け取ります。

「試験管は
トイレから出てすぐの所に
スポンジを用意してますので
そこに差しておいてください。」

どういうシステム!?

戸惑いながら
トイレに入りました。

ズボンをおろし、
紙コップを構えます。


ジョロッ!

おしっこが終わりました。


あれ?
あれれ?


膀胱に力を込めて
更に出そうとします。


全く出ませんでした。


ヤバイ

足りないかもしれない


僕は先ほど
あんなにも声高らかに

おしっこ出まっせ宣言を
したにも関わらず

ほんのちょっとしか
おしっこを
出すことが出来なかったのです。


足りなかったらどうしよう


紙コップに入った尿を
試験管に移します。


ここまで入れてください
という線に
すぐに僕の尿が
達しました。


セーーーーフ

セフセーフ!


トイレから出ると
試験管を言われた通り
スポンジに差しました。

スポンジには
僕以外にもたくさんの人の
尿が入った試験管が
差されていました。


その様子はまるで
傘立てに
色鮮やかな黄色い傘が
何本も差さっているかのような
そんな光景でした。


受付に戻ると
1番の部屋へ行くよう
言われました。


1番の部屋、
X線です。

ガラス製の板の前に立って写真を
撮ってもらう奴です。

無事終了

2番の部屋に行くよう
指示されます。


2番の部屋
ここでは
身長、体重、血圧をはかります。

身長と体重を同時に計測できる
機械が置いてあったので
まずそれの上に載ります。

職員の方が
それぞれの数値を
教えてくれました。

「身長が172cm、体重が〇〇kgですね」

これは体重を隠したいわけでは
ありません。
単純に覚えていないのです。

なぜ覚えていないか

それは
身長が172cmと言われたからです。

僕は思わず
え!?
と声を出しました。

僕の身長は
174cmのはずです。

2cmも縮むなんて
おかしいじゃないですか

僕は血圧を測られながら
その事を職員の方に
訴えました。

「え?僕、174cmのはずですよ。
これ間違ってません?」

血圧の数字が出ました。

「多分ビックリしすぎて
血圧も変な数字出てますよこれ」


職員さんややウケ


「背中曲がってたりすると
低くなっちゃうんで
測り直しましょか」


測り直した結果

174cm

ごねてみるもんですね

その後、血圧も
測り直した方が良いのではないかと
提案してみましたが

「正常値なので大丈夫ですよ」
と軽くあしらわれました。


続いて3番の部屋です。

心電図

体にペタペタと
電極を貼られるやつです。

無事終了


4番の部屋

いよいよ来てしまいました。

採血の時間です。

僕の母と同じくらいの女性と
向かい合わせになって座り、
左腕を出すよう言われます。

「じゃあ力入れてねぇ。
うん、大丈夫大丈夫
ちゃんと血管出てるからねぇ。
じゃあちょっとチクッとしますよぉ。
すぐ終わるからねぇ。

はい、終わりましたぁ

よく、頑張ったねぇ。」


僕はそんなにビビっていたんでしょうか

もしかしたらその女性にも
僕と同じくらいの年齢の
息子がいるのかもしれないな
と思うほど
可愛がられながら
採血を終えました。

これを乗り越えればもう
こっちのもんです。

5番目の部屋では
視力と聴力を検査してもらい

特に異常無し

この時点で
時間は15分も経っていませんでした。


めちゃくちゃはやく終わるやん

去年はもっと時間がかかったはずなので
少しテンションが上がりました。


あとは問診を残すのみです。


再び受付の前で待つことになりました。


5分経ち、
10分経ちました。


近くでは
コミュニケーションモンスターが
さっきよりも勢いを増して
どうでも良い事を
くっちゃべっていました。


え?
こんな待たされる?


そこからまた5分ほど
経った頃でしょうか

あることに気がついてしまいました。


僕の1つ手前、2つ手前で
健康診断を回っていたであろう
他の人たちが
どんどん帰っていくのです。


あれ?

もしかして、
問診担当の先生

お昼休憩行った?


僕の1個手前の人から
だいぶ経って
やっと僕の名前が呼ばれました。


部屋に入り、
席に腰掛けます。

「髙橋さんね、
タバコはあまり吸わない方が良いですよ。」

まず、
待たせてすいませんやろ!

絶対休憩行ってたやん!



まあでもタバコは
体に良くないですよね。


問診が終わり、
帰ろうと受付の前を
通りがかると

予想通りコミュニケーションモンスターは
まだそこにいました。


帰宅


結果はまだ届いていませんが
皆さんも体には
くれぐれもお気をつけください。


ではまた明日


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