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はじめての健康診断

⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。

いつも僕の記事を読みいただき
ありがとうございます。


さて今日は最近受けてきた
「健康診断」
の様子を書いていきたいと思います。







ちょうど1ヶ月くらい前の事ですかね、

アルバイト先のバックヤードで
店長と2人でいた時のことです。


店長が僕にこんな事を
投げかけてきました。


「髙橋さん、この間提出してもらった
資料あったじゃないですか?」




その日から数えて何日か前に
僕、ある書類を提出していたんですよ。


まあバイト先でよくある
住所とか自分の情報を
書いて提出するやつですね。


僕あんまり正式なややこしい資料
提出した経験なかったんで

わかるところだけ埋めて
そのまま店長に渡したんですよ。


だから何か不備でもあったのかなぁ
なんて思いながら
話を聞きました。



そしたらね、

僕今
ワタナベコメディスクールという
お笑いの養成所に通っているんで

職業の欄を
「学生」で出してたんですけども

どうやら
ワタナベコメディスクールが
専門学校として
登録されていないみたいで


僕を「学生」として登録して
働かせるわけには
いかないという説明をされた
わけですよ。


「え、じゃあ僕は
どういう扱いになるんですか?」



「フリーターです」



即答されたんで
ちょっとビクッとしましたね。


そうか、俺は今フリーターなのかと



まあこれはそこまで
大きな問題ではないんですよ。


僕としては
どう思われようが
普通に働くことさえできれば
なんでも良いわけですから。


「それは大丈夫なんですけど
なんか別に提出せなあかんものとか
やらなあかん事とかあるんですか?」



「健康診断を受けてもらわないと
いけないです。」



「え、健康診断?」



まあこんな流れで
僕の人生初健康診断が
決まったわけです。




正直ねちょっと嫌やったんですね。



単純に面倒くさいってのも
ありますけど


ガッツリ
健康診断受けるの初めてですし


簡易な検査的なのを受けたのも
高校生くらいまでしか
記憶がないわけですよ。



なんか痛いことされるんちゃうかなとか

バリウム的なん飲まなあかんのちゃうかとか



色々おそらく無いであろう不安を
勘繰るじゃないですか



「え、何とか受けない方向で
いけないですか?」



「絶対に受けてもらわないといけないです。」


ダメもとでちょっとだけ抵抗してみました。

無理でした、、、

でもこのまま引き下がるのも
ちょっと癪だったので
もうちょっとだけ粘ることにしました。

「注射とか無いですよね?
あるとしたら
それだけカットとかしても良いですか?」




注射はね嫌やったんですよ僕


デカい図体した大人が何を
甘えたこと言うてんねん
って話ですけど


デカくて頑丈そうなやつの方が
得てして注射とか
苦手やったりするんですよね。


「採血とかはあると思いますね。」



マジか



何かを入れられるのかと思ったら
抜かれるパターンでしたわ。

針を刺される事自体が嫌なんで
嫌さ加減はどっちも一緒なんですけどね


「できるだけ早めに受けてきてください。」



どうしても受けないと
いけないということで
まあ渋々承諾しまして


自分で予約も取って
その日が来るのを待ちました。






そして迎えた健康診断前日




正直ね、僕結構緊張してたんですよ。


初めてやからっていうのも
ありますけど

何されるかわからないですし


わからないにも関わらず
特に調べようとはせずに
不安を抱えたまま
前日を迎えてたんですね。


で、夜家に帰りまして


なんか
前日はこれは避けてください
的な注意があるかもしれないと
思いまして


届いていた資料を読んだんですよ。


ほんならまあ前日は
特に指定なかったんですね。


昔あった、


中学生か高校生の時にあった定期検診では
確か
オレンジジュースとか
柑橘系のもの避けてくださいみたいな


そんなことが書いていたような
気がしたんですけども


今は無いんですね。



でも一応前日なんで
飲酒は避けることにしました。



そして更に読み進めるとね


当日は飲み食い禁止
タバコもダメです

みたいなことが書いていたんですね。



マジか
と思いまして


健康診断受けるの
13時半やったんですよ。



で僕その日朝から歯医者の予約も入れてまして

23歳にしてまさかの
病院ダブルヘッダーの日
だったんですね。


ということは
朝から昼過ぎまで
何も食べられないどころか
何も飲めず
何も吸えないということですよこれ



これはやばいぞと



何も食べないは相当自信あったんですよ。


僕、空腹も満腹も
あんまり感じないタチなんで



なんも言われてなくても
自らルール課して
やってやろうかなと思ってたくらいで



これはさすがにいけるやろと



でもね、

「飲まない」はキツいなと



説明書き読んだら

「熱中症対策のため特に夏季は
3時間前までに白湯はオッケー」


みたいな気休めの救済は書いてるんですけど


僕のことをよく知ってくださっている方は
知ってはると思いますが

僕は様々なドリンクを
1日8リットル飲む男ですよ。



そんな男が朝から何も飲まないなんて
耐えられるわけないんですよ。





で、極め付けはタバコですよ。



僕まあ普通の喫煙者と
ヘビースモーカーの
ちょうど中間くらいの量を
毎日吸ってるんですけども



どんな日でも13時半くらいまでに
まあ最低でも5、6本くらいは吸うんですね。



死活問題ですよこれは


ただでさえ初めての
健康診断ですから


気持ちを落ち着けるために
絶対必要じゃないですか



そもそも吸ったとしてバレるんかと


そこを疑うレベルまで
我慢できるかどうか
自信なかったんですね。


ネットで検索してみることにしました。


「健康診断 タバコ」

とかで検索かけてみるんですけども


「健康診断 タバコ」

って打った時点で

予測変換で

「健康診断 タバコ バレる」

「健康診断 タバコ バレない 方法」

「健康診断 電子タバコ セーフ」


みたいなのが大量に出てくるんですよ。



考えることはみんな一緒ですね。

みんなアホですわ


その辺からちょっと馬鹿らしくなってきまして



みっともないことせずに
数時間くらい禁煙しよと


我慢しよと
決意したわけですよ。


まあ当たり前のことなんですけど


明日終わるまでは1本足りとも
吸わんとこうと
決めたんですね。


そうじゃないとキリがないと
思ったんですよ。

朝起きた瞬間の1本だけは
ええやろとか


そんなん許し出したら
キリがないじゃないですか


禁止するなら徹底的に
自分を制御するというか

律することが大事なんですよ。


甘やかしたらダメなんですよ。
(とてもじゃないがさっき
「健康診断 タバコ」で検索していた奴とは
思えない発言)




とりあえず摂取するものに関することは
全て頭に入れまして


次ですよ


まあ薄々感づいてはいたんですけども

やっぱり検尿ってあるんですね。


プラスチックの
試験管みたいな容器と

使い捨てのカップが入ってるわけですよ。



で、明日朝イチの尿を採ってくださいと



いやぁマジで久々やなぁと思いましたね。


とりあえず忘れたらダメですから


布団の横に
寝る前に
目覚ましとして使用しているスマホを
置くわけなんですけども

それに沿わせるようにして
検尿カップを一緒に置くことにしたんですね。


これで明日朝起きたら
忘れることはないじゃないですか


絶対スマホ触って
アラーム止めるわけですから。



でまあ、沿わせるように置いたんですけど



この感情僕だけなんですかね


なんか嫌なんですよね



まだ尿は入ってないんですけど

将来確実に尿が入るはずの容器と
普段触りまくっているスマホが
接触しているのが
ちょっと嫌なんですよ。


おしっこ触ってるみたいで

別に尿入れた後でも
スマホに付くとかは無いんですけども


なんかわからないですけど
嫌なんですよね。


まあでも忘れないように対策するためには
そうするしか無いんで

準備して


ほんで簡単な問診票をざーっと書いて
(家族に病気になった人いますか?
みたいなやつです。)


そこからすぐ寝ました。





翌日、

いつもと同じような時間に起きまして


まずは忘れないように
検尿を採るわけですよ。



久しぶりでしてねホンマ

カップ広げて
最初の方は採らずに中間の方を
まあ採ったんですけども
(食事中の方すいません)


あれカップ薄すぎて
尿の温かさダイレクトに
伝わってくるんですね。
(食事中の方ホンマにすいません)

ほんで
風呂入って歯磨いてね

まず行く歯医者のための準備を
進めていたわけですよ。


着替えも終わって
部屋にある椅子に腰掛けてね

ふーっと息をつきました。



その時ね、もう限界レベルで
タバコ吸いたいなってなってたんですよ。



そもそもね、
飯も飲み物もあかんくらい
敏感なイベントなわけでしょ
健康診断って


その前に歯医者行っても
大丈夫なんかいっていう疑問が
僕の中にはずっとあったわけですよ。



麻酔とかもされるわけじゃ無いですか



で、何度も歯医者の先生に
確認したんですけども



大丈夫としか言われないわけですよ。



ホンマに大丈夫なんかっていう気持ちと

健康診断で
なんかされるんちゃうかっていう
気持ちとか色々混ざってね


とにかく吸いたいんですね。



しかもこれ歯医者のあともしばらく
吸えないわけじゃ無いですか



あと最低でも4時間は吸えないと


喫煙者の方はわかると思うんですけども


例えばあと30分頑張ったら
タバコ吸えるってわかってたら

結構気分も楽になるし


まあ今はええかっていう気持ちに
慣れるもんなんですよ。


でもね、
次吸えるまでが
絶望的に長いと


ただただ吸いたい気持ちが
強くなっていく一方で
全く気持ちが晴れないんですよ。


今の状態で
こんなにも吸いたいのに1時間後
どうなってんねんみたいな



ほんでガムも飴も
口にしたらダメなんで


何もできないんですよ。



もうええさっさと歯医者行こうと



気持ちを誤魔化すために
いつもより早めに
とりあえず家を出まして


歯医者に向かいました。



着きまして

まあ歯のクリーニングと
虫歯の治療してもらいまして


で最後に受付でね


「髙橋さん次は3ヶ月後とかで
大丈夫ですよ。
この日に予約しといていいですか?」



みたいなことを聞かれて

でスケジュール確認しながら

スムーズに予約を進めまして
歯医者が入っている建物を出たわけですよ。




この時点で読者の皆さん
なんか違和感を抱かないですか?



3ヶ月後って
そんな先まで予約取らんの?


みたいな

え、今まで歯医者について書いた記事
結構あったのに
急に通わんくなんの?


みたいな



そうなんですよ。


僕上京してからのこの2ヶ月間くらいね

歯医者にずっと通ってたんですね。


この記事とかに
書いたんですけども



じゃあ次の予約まで3ヶ月も間隔
開くのなんやねんと

その疑問を一旦解決したいと思いますね。



あのね、今回で治療がひと段落したんですよ。



僕ね、恥ずかしいから今まで
隠してたんですけども


上京してきた時点で
虫歯何本あったと思います?




あのね、


11本あったんですよ。



11本ってやばく無いですか?



で、治療に治療を重ねた結果

今現在何本やと思います?



0本です。



すごないですか?



2ヶ月で11本ってこれ
下手したら世界新とか
いけるんじゃ無いですか


僕、まだ大阪にいる頃

小さい時は通っている
歯医者があったんですよ。



でも上京してからやと
また一から自分に合った歯医者を
見つけないと
いけないじゃ無いですか



で探すとこから始まって


見つけて

2ヶ月足らずで11本直すってすごいでしょ



普通ね、
11本もあるやつは

歯医者なんか行かずに放置して
より悪化していくタイプの人間なんですよ。



ほんで逆にちゃんと歯医者通うタイプの人間は
11本も虫歯なんかできないんですよ。
そんなに本数増える前に
治療するし
歯磨きも徹底しますからね。


つまり虫歯11本も作って
それを完治させるって
相当稀有な存在だと思うんですね。



まあなんの自慢にもならないんですけども



まあこんな感じで
この2ヶ月頻繁に起こっていた
歯医者通いというイベントが
一旦終わりまして


割と清々しい気持ちで

健康診断へと向かうことが
できたわけですよ。


で電車乗りまして

会場に行くわけなんですけど


この時もう空腹も
かなり限界きましたね。



昨日の晩御飯も割と
早い時間でしたし


今朝もほとんど飲んで無いんで

もう胃の中空っぽなわけですよ。



空腹の時ってね、
タバコ吸ったら
マシになったりするんですけども

それもできないじゃ無いですか



大丈夫かと



この状態で血抜かれたら大丈夫かと


そんな不安がちょっと過りましたけど


なんとか意識を違う方に
持っていきたいというか



気分を紛らわせたいんで
他のことを考えることにしました。



これ今普通に吊革持って
電車に揺られてるけど


いま周りにいる乗客全員が

俺が背負っているこの
リュックサックの中に
尿が入ってることに
気がついてないんやな


みたいな


だからなんやねんって話なんですけど



そんなん考えるしかないんですよ。




おいおい
俺の前に座っているそこの学生よ

君は何をしているんだい?

君の持っているその本みたいなものは
英単語帳か


懐かしいな

勉強をしているんだねぇ〜


でもね、
その一生懸命勉強している君の目の前にいる
この俺のリュックサックの中にはね


尿が入ってるんだよ


尿が



気が付かなかっただろ!

騙されたな!






まあこんなことを考えてたら
目的地の最寄り駅に着きまして



地図を見ながら
検査センターみたいなのが入ってる
ビルに侵入しまして



でエレベーター乗ってその階まで行って



受付に着いたのが
13時15分くらいでした。




ちょっと早く着きすぎましたね。



こんなもん普通の病院行くのと
違って

絶対早めにしてくれるとか
ないんですよ。


何人かと一緒に回るイメージですから


絶対に15分待たないといけないんですね。




ソファーにかけて待ってますと


目の前に中身が見えるタイプの
冷蔵庫が設置されてまして


中に緑茶とか
野菜ジュースとかが

大量に冷やされていました。



え、これ飲んでええの?


と思ったんですけども




「検査が全て終了した方は
お好きなものを1本お取りください」



みたいなことが書かれてるんですよ。


ここで飲み物の限界も来ましたね。



ようここまで持ったな
って言う話なんですけど、
歯医者とかやと
口の中をいじくり回されて
うがいとかも数回挟むんで
喉の渇きは
そこまで気にならなかったんですよ。


ほんで僕は大量飲料摂取者なんで

基本喉なんか潤っている状態が
デフォルトでね


うわぁ喉渇いたなぁ
みたいな瞬間あんまりないわけですよ。



でもこの時はさすがに
感じてしまいましたね。




15分経ちました。




再び受付に来るよう促されまして

他にもたくさん
一緒に受ける方おられたんですが

受付した順番だったので
早めに呼ばれたんですね。



恥ずかしがりながら検尿提出いたしまして

なんかロッカールームの鍵を
渡されたんですよ。


「ここで着替えて来てください」


って言われたんで
まあ素直に従って向かいました。




ロッカールーム入ってすぐのところにね


ウォーターサーバーがありまして

これがまた僕の
水飲みたい欲を掻き立ててくるわけですよ。


まあもちろん終わった時
すぐ飲めるように
置いてくれてるんでしょうけど



素直に好意として
受け止めることができないんですね。



こっちは喉渇いてますから


限界なんですよもう



めちゃくちゃ簡単に乳首まで
見せることのできる
ヒラヒラでユルユルの服に
着替えまして


ここからいよいよ検査です。

(すいません
前置きだけで
めちゃくちゃ長々と書いてしまいました。
ここからが本番です。)







検査場みたいなところ入りまして

ここからは番号で呼ばれるんですけど

僕は確か60番でした。


看護師さんっぽい人に
声をかけられました。


「60番の方!
まずは血圧の測定と
採血をしていただきます。」




え、いきなり!?



覚悟はしてましたけど
いきなりとは
思ってなかったですね。



もう針刺されるのかと



もうちょっと
心の準備する時間欲しかったですけど


うだうだしててもしゃあないですからね



やるときゃやりますよ僕だって



「はい!」



別になんもビビってないですよ顔して

まず最初のブース入りました。



血圧を2回測りまして



「はいじゃあ採血しますね。

両腕出してください」


両腕出すとね

なんかめっちゃ観察されるんですよ。


どうやらどっちから抜くのが
最適かってのを
見極めてくれてるようでした。


「じゃあ左でいきましょか

今まで採血でご気分悪くなったこととか
ありますか?」


え、ちょっと待って


気分悪くなることやっぱりあんの?


あるって言うたらどうなんねんこれ





「いやぁ、ないです…」


「はい、じゃあ抜いていきますね。
ちょっとチクっとしますよ」




注射ってね

針が刺さるのを
見た方が安心するタイプと
見ない方が安心するタイプの
人いると思うんですけども

僕は見ない方がいいと思いまして



全然違う方向いて
終わるのを
今か今かと待っていました。


「はい。終わりました。」



終わったぁ〜と安心して
正面を向くとね



試験管みたいなもの3本に
どろっとした血が
パンパンに入ってるわけですよ。



え、そんなに抜いたん!?



全然わからんかったし
3本もいる?




聞きたいことは幾つか
あったんですけども


3本の試験管を早々に
ガサッとどこかにしまわれまして

「はいじゃあ次は身長と体重測定でーす」


って言われたんで
何も聞かず次のブースに行きました。




着いたらまず


「はいじゃあお腹見せてくださーい」

って言われまして


まあどうやらウエストを測る
みたいなんですね。



ヒラヒラを上げてお腹見せると
すぐに紐みたいなんを持った
看護師の方が
背中に手を回して
ウエストを測ってくれるわけですよ。


その時ですね、




ホンマに聞こえるか聞こえへんかくらいの
声でね


ホンマにちっちゃい声で


「つめたっ!」


って言うてしまったんですよ。



肌に直接メジャー的な無機質のものが
当たったんで反射的に
そう言う声が出てしまったんですね。


別に文句言おうとか
そんな気持ちは全くなかったんですよ。



でもこう言うのって
思わず出てしまうものじゃないですか


ほんなら

めちゃくちゃ謝られまして


「も〜しわけございません」

って何度も言われまして



いやいやそんな謝られたら

こっちもケチつけたみたいなるじゃないですか



その後身長と体重も測ってもらったんですけど


その間も

「じゃあ次は聴力検査に行ってください」

って言われた後も

ずっと謝ってはるんですね。



僕の親よりも
年上っぽい女性の方でした。



なんかめちゃくちゃ
申し訳ない気持ちなりましたね。



そんなつもりじゃなかったのに


ちなみに身長だけ教えてくれたんですが


173.8cmでした。





はい、じゃあ次は聴力検査ですね。



なんかこれは学生時代も
やったことあったんですけど


硬いヘッドホンみたいなんつけて
ボタン渡されて


音が鳴ってる間
ボタン押してくださいみたいな



違うところといえば
電話ボックスくらいの大きさの
無音室?
みたいなところに入って測るんですね。


で検査がはじまって



ツーツーツー


みたいな音が鳴るわけですよ。



でまあ普通にボタンを押したり
押さなかったりしてたら


ガチャってその無音室開けられまして


「すいません!
あの、音ね鳴ってる間は
押し続けて欲しいんですよ。

同じように刻まなくていいです。」



注意を受けたんですね。



つまりですよ


僕は聴こえてくる


ツーツーツー
に合わせて

押すー/押すー/押すー

と区切ってたんですけども


あれ押しっぱなしでいいんですね。


「すいません、
改めて最初からお願いしますー」


やり直しですよ。



こういうシンプルミスが
一番恥ずかしいんですね。



しかもね、

そんなん押しっぱなしじゃなくて

毎回区切る方が
絶対正確な聴力測れる筈じゃないですか


より精密だと思うんですけども
素人が陥りやすい間違いなんですかねこれ



で、まあ気を取り直してもう一回やりまして



「はいじゃあ次は
レントゲン行ってくださいー」




次のブースに行きました。



レントゲンって
めっちゃ健康診断っぽいですよね。



なんか板みたいな物の前に立ちまして

体くっつけたらまた
冷たっ!
言うてもうたんですけども


人間ってそんなに
短時間では成長できないですよね


これはしょうがないです。


でいよいよレントゲンを
撮っていくわけなんですけども



息吸ってください

息吐いてください


とかランプが光るんですね。



あれね、


これもし逆らったらどうなるんやろ
みたいなん
考えてしまいません?



息吸ってください

の指示の時に
吐いたらどうなるんやろとか


息止めたらどうなるんやろみたいな

イタズラ心が
芽生えてしまうんですけども


これ僕だけなんですかね




まあ思っただけで結局
指示にちゃんと従ったんですけども

大人なんでね


「はいじゃあ次視力検査ですー」



(視力検査は特に何も無かったんで
飛ばします

少し気になったことといえば
出題数が少なかった事です。
片目それぞれ4問ずつくらいで
「両方0.6ですね〜」
って言われました)



「はいじゃあ次は心電図行ってくださいー」



この時点で
もうほとんどの工程が終わったなと
雰囲気でわかりました。


もうすぐ水が飲めるし
飯も食えるし
タバコも吸えると



どこで飯食おかなぁなんて
呑気に考えながらブースに入ると

寝かされて
デカい洗濯バサミみたいなのを
色んな場所につけられます。



つめたっ!


と言いかけましたが

なんとここは堪える事ができました。


人間って短い時間に
こんなに成長するもんなんですね。




ていうかね、

健康診断

冷たっ!

ってなる回数ちょっと多すぎるでしょ


1日1回も言わないですよ普通


3回思いましたからね



「はいじゃあ最後は問診です〜」





やっと最後です。



だいぶおじいちゃんの先生が

簡単なカルテみたいなん見ながら
胸の音を聞いてくれて


「うん、血圧も全部異常無しやね。
これで全て終了です」




ここで一安心です。




いやぁ、

おじいちゃんのお医者さんって凄いですね。



僕この日ね、

何回か安心するポイントがあったんですけど


それは全て

やっと嫌な事が終わる

とか

もうすぐ検査全部終わる

とか



憂鬱なことから逃れられること
に対する安心だったんですよ。




でもね、

おじいちゃんの先生にはじめて

体の異常が無いことを伝えられて



はじめて本来あるべき安心というか



健康診断によって
人が受けるべき正当な利益を
得ることができたわけですよ。



それまで

体の異常を調べる

という明確かつわかりやすい目的を
忘れかけてたんですね


めんどくさいとか
注射嫌とかいうしょうもない理由で



それを正しい道に戻してくれたのは

確実にこのおじいちゃん先生の
おかげですよ。





検査が全て終了して

ロッカールーム戻ったら

着替えるよりまず
ウォーターサーバー水がぶ飲みですよ。



生き返るとはこの事ですね、、、




着替えを済ませてビルを出ると
すぐ近くにあったラーメン屋で

血抜いてすぐやのに
血に悪そうなもの食べて大丈夫か?

とか考えながら
とんこつラーメン啜って


そこからは喫煙所直行ですわ。



いやぁ


健康診断ってそんな悪いもんじゃ無いですね



結果3週間後くらいにわかるらしいです。



ではまた明日







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