ハンキュー
⭐️⭐️⭐️
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皆さんこんばんは
フリックフラックのいっぽです。
いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。
友達とみんなで喋ってる時とか
ライブのトークコーナーで
他の芸人さんたちと喋っている時にね
誰かがボケて
そのボケをその場にいる人間が
誰も理解していない時って
たまにあるじゃないですか
あまり嬉しくない状況というか
無いなら無い方が良い場面では
あると思うんですけど
やっぱり僕たちも人間ですから
そういう事もあるんですね。
僕はね、この状況が
結構好きなんですよ。
状況が好きというか
そのボケを言った人を
見るのが好きなんですね。
そういうボケを言った人って
大抵
あれ?みたいな顔してるんですよ。
その流れがひと段落した後も
俺の中ではホームラン級やったんやけどなぁ
みたいな顔してたりするんですね。
その顔を観察するのが好きなんですよ。
今日は
僕が人生のかなり序盤で
この状況に遭遇した時の話を
書いていきます。
あれは僕がまだ
小学校低学年の時でしたね。
僕が通っていた学校は
週に何回か英会話の授業がありまして
クラスの教室がある棟とは
別の建物に移動して
ネイティブの先生に
授業をしてもらうんですね。
ある日もクラスみんなで
その教室に移動しまして
チャイムが鳴ったんですよ。
そしたら先生が入ってきて
その先生ね、
メガネをかけた長髪の先生で
確かルーマニア出身か
何かだったんですけど
ジョークみたいなのが好きな先生で
僕は割とその授業が
楽しみだったんですね。
その先生のジョークね、
毎回ウケる訳では無いんですけど
ウケててもスベってても
何となくね、
良いんですよ。
母国語でも無い英語を
日本で教えてる時点で
言語というか
言葉遊びみたいなものが
好きなんでしょうね。
なんか憎めないんですよ。
早速授業がはじまりまして
その先生がね、
授業とは全く関係の無い内容を
話しはじめたんですね。
それがね、
確かこんな感じだったと思います。
あの〜みんなあれなんだっけ
梅田にあって
京都に行く時とかに使う
あれ
あれなんだっけ
僕はね、
その当時
都会や電車とは無縁の生活を
送っていましたので
何の話をしているのか
イマイチわからなかったんですけど
授業とは全く関係の無い
ダジャレか何かを言おうとしてるんだろうな
とは思っていました。
しばらく先生の説明が続いて
1人の同級生が
「先生!それ阪急やろ?」
って言うたんですね。
そしたらその瞬間に
先生が
「you're welcome」
って言うたんですね。
英語で
どういたしまして
ですわ
その瞬間にね、
教室がめっちゃくちゃ
変な空気になったんですね。
あの時は
空気を読む
という概念すらまだみんなに
浸透していなかった気がするので
そこまで変では無かったような気もしますが
今考えると
あれは
変な空気だったと思います。
その変な空気の間に僕は
このボケがどういうものか
気がついたわけですよ。
これは
サンキュー
と
阪急(ハンキュー)をかけた
ダジャレだな
って
でもその時点で
他誰もそれに気がついて無くて
そしたらね、
先生が何事も無かったかのように
また
あれなんだっけ
あの〜梅田とか
あの〜百貨店の
って言いはじめたんですね。
え、やり直すの?
と思いまして
そしたらまた同じ同級生が
「阪急やろ!」
って言うたんですよ。
そしたら先生が間髪入れず
「you're welcome」
って言うたんですね。
変な空気継続ですわ
もしかしたら
この時点で他の同級生何人かは
このボケの意味に気がついていたかも
しれませんけど
なぜか誰も指摘しないんですね。
もちろん僕も
なぜなら
先生の
あれれ?
みたいな顔が見たいから
その後どうなるのかなと思ってたら
その
阪急やろ!
って言うた同級生がね
「いやいや、俺が教えてあげたんやから
『you're welcome』じゃなくて
『thank you』やろ」
って言いはじめたんですね。
うわ、こいつホンマに
何にも分かってないやん
って思ったら
何か楽しくなってきまして
そのタイミングで僕ね
「先生!それ阪急やわ」
って言うたら
他の同級生も口々に
「阪急」って言いはじめまして
その一つ一つに先生が
「you're welcome」
と返すという謎の数秒間がはじまったんですね。
今考えると
あれは何の時間だったんですかね
僕がはやめに
いや、サンキューって言うてないよ
ハンキューね
って指摘すればこんな事には
ならなかったんですけどね
今後はちゃんとツッコんでいこうと思います。
ではまた明日
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