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運転免許と家具の組み立て 上

⭐️⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)

1、はじめに

皆さんこんばんは
フリックフラックいっぽです。

いつも僕の記事をお読みいただき、
ありがとうございます。

僕ね、ずっと書きたかった
テーマがあるんですよ。

それが『勉強』について

本当はもっとはやい段階で
書きたかったんですけど
こんなこと書いたら
一定数の人に嫌われるんちゃうかな
とか考えたら
何となく先延ばしにしてしまって

やっと重い腰を上げることが
できたんですね。

『勉強』と一口に言っても
色々な種類がありますよね。

今回は雑学とか、
養成所に入ってするお笑いの勉強とか
美容専門学校に通ってする
美容師になるための勉強とか
そういうのではなく

いわゆる
小中学校の義務教育
高校、大学でするような勉強
についてです。

なぜこのタイミングかというのは

ひと段落したからです。

本当は去年の3月、
僕が大学を卒業したタイミングで
出したかったんですけど
ちょっとバタバタしていまして
整理もついていなかったので
この時期まで遅れてしまいました。

すごい文量になってしまったので
上中下で分けまして
恐らく今まででトップレベルの
自己満足記事というか
自己中心的記事なんですが
魂の叫びではあるので

僕に興味を持ってくださるなら
本当に時間がある時に
是非読んでいただきたいです。

(一応⭐️⭐️⭐️⭐️にしていますが
今回に関しては
この記事面白いよ!
という感じではありません。
ここまで書いたのに誰にも読まれなかったら
寂しいな
という思いでせざるを得なかったんですよ。
読む人によっては⭐️であり
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️にもなりうる記事だと思っています。)



2、賢さについて

ここでね、少しだけ
『賢さ』というものに
触れたいと思うんですけど

あのね、これホンマに
嫌いにならないで
欲しいんですけど

僕はね、割と
君は賢いね
って言われることが多いんですね。

これはね、ホンマに
どう書くかめっちゃ迷いましたし
省こうかなとも考えたんですけど

これが無いと話を進められない気がするので
覚悟を決めて書きますわ

言われるんですよ。

で、僕自身は
全然賢くない
って思うんですね。

正確には
昔は自分のこと賢いと思っていた
かもしれないです。

昔でもないかな

思っていた時期もあったなぁ
という程度です。

でもね、
自分ってそんなに賢くないんだ
という幾つもの経験を経て

考えが変わっていったんですよ。

じゃあどういう経験を
してきたのか
順番に書いていきたいと
思います。



3、小学校 模試

自分ってそんなに賢くないんだ
と思った経験の1発目ですね。

僕、小学校の頃
私立の学校に通っていたんですけども

周りが勉強をよくする同級生
ばっかりだったんですね。

同級生たちの親も
一様にして教育ママ、教育パパで
塾に通って勉強をして
良い中学校に行って良い高校に行って
良い大学に行ってというような人生が
当たり前という空気が
流れていたんですよ。

一方その頃、
僕は勉強に興味なんて全く無くて

親も全くうるさくなかったので
全然してなかったんですね。

そもそも、
何の判別もない幼稚園児の時期に

僕が通う予定だった公立小学校で
大きめの事件が起こって
不安になった親に
「あの小学校通わせるの嫌やなぁ…
私立の小学校っていう選択肢もあるけど…
行きたい?」

って聞かれて

よくわからずに
「行きたい」って答えて
入学してるんで

勉強する気なんてさらさら
無いわけですよ。

それなのに
その空間で同級生たちと
一緒にいれたのって

同級生たちや先生方が

「お前何で勉強せえへんの?」
とか
「勉強せなちゃんとした大人に
なられへんで」

的なことを一切言わずに
仲良くしてくれて

対等な人間として
扱ってくれたからなんですね。

でもどうしても
『違い』を実感する出来事は
あって


あれは、小学校5年生の頃ですかね

模試を受けることになったんですね。

というのも
その小学校で

卒業したら私立の中学校に通う
以外の進路は
ありえなくて

全員が中学受験をする前提のもと
授業なども組まれていたわけですよ。

で、僕は
もちろん勉強してませんから

その模試の算数のテストで

1問しか解けなかったんですね。

そりゃそうですよね。
勉強してないんですから

試験が終了して、
答案用紙が回収された後
模範解答が配られまして

全然わからんかったなぁ
と思いながら
鼻くそでもほじりそうな勢いで
ぼーっとしてたら

隣に座っていた同級生が
何やら必死に
鉛筆を走らせはじめまして

もう終わったのに何してんのやろ
と思ったら

数分後にね、

「最悪や!
1問ミスった!
97点やん!」

って叫んだんですね。

は?
と思いまして

その同級生はね、
自己採点をしていたんですよ。

試験時間中に
あらかじめ
自分の解答を
問題用紙にメモってたんでしょうね

それを模範解答と
照らし合わせて

数分間で自己採点して
勝手に悔しがってたんですね。

僕それ見てね、

ビックリ人間やん!
って思ったんですよ。

そもそも自己採点したところで
結果は変わらないわけで
行動の意味も理解できなかったんですけど

その当時ね、
テレビ番組で
サヴァン症候群の人が
特集されていまして

ウエイトレスが落とした
爪楊枝の本数を
一目見ただけで当てる
という
神業エピソードが
紹介されていたんですね。

僕にはそれと同じように
感じました。

それと同じように
目にうつったんですよ。

数学オリンピックに出てる人とか
フラッシュ暗算出来る人とか

今考えると
それぞれ全てレベルは違うのに

自分が下すぎて

違いが分からなかったんですよ。


その当時ね、
算数だけ担任では無い
違う先生が教えてくれていたんですね。

その先生はすごく厳しい方
だったんですけど

毎回ね、
授業の最初に
同じ問題の小テスト
受けていたんですね。

5問くらいの小テスト
なんですけど

これがね、
毎回全く同じ内容のテストだったんですよ。

わかりますかね

問題一緒で数字が違うとか
そういうのでは無く

完全に問題も答えも
一緒というやつで

僕以外の同級生は皆
答えを丸覚えしていたんですね。

でも僕はしなかったんですよ。

同級生に
「丸暗記して書けば点数もらえるんやから
もったいないで」

って言われたんですけど

そんなんしても何の意味も無いやん
っていう賢さを含んだ抵抗では無く

単純に勉強ができなかったから
覚えなかったんですよ。

同級生たちとは
違う次元にいたんですね。

その先生の授業ね
今ちゃんと聞いたら
割と面白かったんでしょうけど
ほとんど覚えてないですね。

めっちゃ厳しい先生だったので
1回誰かが
黒板に書かれた
前の授業の板書の文字を
消し忘れた時に

怒って
そのまま上から文字を
書きはじめた事があって

文字の上に文字書いてるから
見えづらいじゃ無いですか

慌てて誰かが消そうとしたんですけど
まだ怒ってて

今日は黒板無しで授業します
とか言われて

そんな事あったなぁ
くらいしか
覚えてないですね。

そのくらい頭に残っていないんですよ。

もったいない事しましたね。



4、打倒 保健室の女の子

自分ってそんなに賢くないんだ
と思った経験の2発目ですね。

時は過ぎて
僕が高校生の頃ですわ。

だいぶ期間が空いたので
先にこの間の出来事について
説明しますね。

僕は
はつしば学園小学校という所に
通っていたんですけど
卒業して

初芝立命館中学校という所に
入学したんですね。

中1の冬頃でしょうか

突如、勉強というものに
目覚めまして

脳味噌が丸ごと
入れ替わったかのように
必死に勉強をはじめたんですよ。

1つ目標がありまして

その中学校ね、
コースが2つあったんですね。

グローバルコース
立命館コース
というものなんですけど

立命館コースは
エスカレーター方式で
ほぼそのまま
立命館大学に進めるシステム
だったんですね。

僕は中1の頃
グローバルコースで、
何とか立命館コースに
編入したかったんですよ。

で、頑張っていたんですけど
ちょっと火がつくのが遅かったのか
中2に上がるタイミングでは
評定が足りなくて
中3に上がるタイミングで

やっと転コース出来たんですね。

中1の冬からブーストを
かけていたんで

その時は余裕の評定でした。

中3になってからも
必死に勉強してたんですけど

崩せない壁がありまして

立命館コースには
五天王
という存在がいたんですよ。

いたって言うても
何人かの人間が
勝手にそう呼んでいた
だけなんですけど

国数英社理
それぞれを得意分野とする
強敵がいたわけですよ。

この5人は
自分の得意科目以外も
もちろん得意で
トップ5に入るのが
とにかく難しい状況だったんですね。

でもとにかく頑張って

中高一貫校ですから

高校に入ってからも
同じメンバーだったんですけど

何とかトップに食い込めるように
なってきたんですね。

この頃の僕は
いわゆる
勉強ができる人
だったと思います。

そんな時期のある定期考査

その日の科目は国語でした。

夜遅くまで勉強をして
学校に来て

頑張るぞ
と思いながら
席についてましたら

ある1人の同級生が
教室にいなかったんですね。

なぜだろう
と思いまして

先生に聞いてみると

その子はその日
体調不良で

試験を受けないわけにはいかないから
とりあえず学校には来たけど
やっぱりしんどいくて
保健室で受けることに
なったらしいんですよ。

マジか!
と思いまして

その子はね、
国語では誰にも
負けない五天王の1人だったんですよ。

一番本領発揮できる日なのに
可哀想になぁ
と思いながら

僕正直ね、

正直ですよ

ラッキーという気持ちも
あったんですよ。

これはチャンスだと

体調管理も自己責任ですから

自業自得だと

1位をとるなら
今日この瞬間しか無いな
って思ったわけですよ。

テストが終わりまして
正直、かなり良い出来でした。


数日後、テスト返却

僕が通っていた学校では
1位の点数と平均点が
返却直前に
知らされます。

1位の点数は97点でした。

つまり1問間違いですね。

あれ?これあるんちゃう?
と思いました。

国語のテストは
他に比べて

この問題は
100%この解答で合っている
となりづらいので
分からないですけど

とにかく自信があったんですよ。

出席番号順に名前が
呼ばれて

僕の番が来ました。

答案用紙を受け取り
席について

点数を確認します。

92点でした。

え!?

97点
1位をとったのは
保健室でテストを受けた
国語が得意な同級生でした。

これはもう無理やなぁ
って思いましたね。

そこからしばらく経って、
僕も理科のテスト中に
急に体調が悪くなって

保健室でテストを受けたことが
あったんですよ。

64点でした。

普段なら90以上は
絶対にとっていたのに

どう考えても
敵わないなと思った瞬間でした。



5、マイナスの書き間違い

自分ってそんなに賢くないんだ
と思った経験の3発目ですね。

保健室の女の子に負けてから
しばらく経って

高2の後半くらいですかね。

この頃僕は
色んな要素が重なって
9割方の教科が1位か2位という
状況でした。

え、マジで!?
よう頑張ったな!
ってなる方いらっしゃると
思うんですけど
全然違うんですよ。

何が違うのか説明するために
僕が通っていたこの高校の
大学進学システムを
紹介していきますね。

初芝立命館高校という学校なんですけど

高校に入って
外部から同級生も入ってきて
同じコースに
大体100人くらいいたんですかね。

この100人はほとんどが
立命館大学に進学するんですけど

中には他の大学を受験するために
それ専用の勉強に集中する人も
いるわけですね。

立命館大学に進学する同級生は
最終的に
高1から高3までの成績を
全て合計して
高かった人から順番に
学部を選ぶことができました。

それぞれに定員が設けられていて

文学部15人
法学部15人
みたいな感じで

薬学部が確か2人だったんですけど

そういう学部を目指す人は
頑張らないといけないんですね。

枠が2しかないから

あとはこの頃に
大阪にもキャンパスが出来て

経営学部とか総合心理学部も
実家から通えるということで
人気の学部だったので

割と頑張らないといけない
みたいな感じでした。

つまり、そこまで人気じゃない
学部を狙っていたら

この時期にはもうそこまで
頑張らなくていいわけですよ。

でも僕は
勉強して良い成績をとる事に
快感を覚えていたのと

点数や順位によって
その月のお小遣いがアップする制度があったので

余裕があるのに
必死にやっていたんですよ。

そんなある日、
数学Bのテスト返却の時

僕ね、その当時
いとこが東京大学に通っていまして

わからない問題があると
そのいとこに電話して
聞くようにしていたんですね。

今考えると贅沢な話ですよね。

東大生がタダで
勉強を教えてくれるわけですから

で、正直僕は
数学B以外で人に聞くほど
理解できない問題が
無かったので

数学Bのことばっかり
聞いていたわけですよ。

それを完全に理解して
テストに挑んでいたので

成績も良くて

数学Bの先生とも
仲が良かったんですね。

僕の順番が来まして

テストの答案を受け取ります。

席に戻って確認すると

95点でした。

あれれ!?
と思いまして

めちゃくちゃ手応えが
あったはずなんですよ。

答案用紙を一つ一つ確認していくと

1問
配点が5点の問題で

マイナスとプラスを
書き間違えていたんですね。

は?
と思いまして

なんでマイナスとプラスを
間違えたくらいで
5点も引かれなあかんねん

返却が終わり、

「間違いがある人は
持ってきてください」

と先生が声をかけた時に

僕は前に行きまして

仲が良かったので
軽い調子で

「先生、僕マイナスとプラス
間違っただけじゃないですか。
これだけの事で
5点も引くっておかしくないですか?
おまけで2点くらいくださいよ」


そう言った瞬間、
その先生に激怒されました。

初めてのことでした。

今考えたら
ちょっとだけわかるんですよ。

僕はいとこに教えてもらって

多分その場では少し理解してたんでしょう

でも完全には理解できてなくて

うっすら覚えていて
理解した気になっていた

だけだったんですよ。

マイナスとプラスを間違えるってね

小さいミスでは無いんですよ。

だって答えが
10になる問題で

9って書いたり
11って書いたら
惜しいですけど

ー10って書いてたら
誤差が20もあって
全然惜しく無いですもん

そもそも数学で
数字が近いから惜しい
という考え方がそもそも
間違っているのかも知れないですね。

ずっと小手先で
やってしまっていたんですよ。



続く

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