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171分の映画が、一瞬と感じた理由4選

素敵な企画「with 東京国際映画祭」を知り、
応募させて頂きます!

映画レビューは、Filmarksで
普段簡単にしていますがnoteでは
初めてですので、自己紹介を端的に。

フォトグラファーのいっぺいと申します。
映画が本当に大好きで、写真の作風も「映画」を
軸としてます。

表題に沿って、書いていきます!
昨夏に初めて観賞し、映画好きを謳っているのに
知らなかった自分を酷く恥じました。笑
それだけ素敵な映画です。では!

いつの、どんな映画?-あらすじ-

制作年:1996年
上映時間:171分
ジャンル:クライム/ドラマ/アクション
内容:父親は0点、刑事としては100点の捜査官と
手段を選ばぬ完璧主義のギャングとの一騎打ち。

両者とも抱える共通項は、「孤独」
仕事に対する想いは正義と悪で相入れないはずが、どこか共感を持つ。
そんな2人が待ち受ける、衝撃の結末とは。
こんな感じです!

いつ終わってしまうか、分からぬ緊迫感…

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これは持論ですが、役者さんの演技が旨すぎると
惹き込まれて気づいたら終わっていることは、
よくあります。(ありますよね?笑)

「ヒート」の凄いところは、演技が凄過ぎるだけでなく数分ごとに、次はどうなってしまうのか、
この仕草には何の意味があるのかと連想
させらてしまうシーンが多いところにあります。

映画史に残る、市街地での銃撃戦

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「静」と「動」の緩急が凄すぎる中で、
特にクライマックスである市街地での銃撃戦は、
思わず息を呑みます。

日本では実現不可能ではないでしょうか。
捜査の手がすぐそこまで及び、誰もが此処では事件を起こさないだろうという真っ昼間での壮絶な展開です。このシーンは言葉では憚られます。笑

共感できないはずなのに、どこか共感してしまう。

自分は勿論ギャングでも、凶悪犯罪を解決する刑事でもありません。
ですが、どこか共感してしまう展開ばかりです。

思うに、主人公2名以外のキャラクターの人間模様も丁寧に描かれているからではないかと。
長いには、きちんと理由があります。
家族や恋人、仕事…クライムアクション要素だけではないのです。

「男はなぜ、ここまで譲れないのか」

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これは「男」に閉じた話ではないと思いますが、 やはりなんと言っても。

「もうイイじゃないか、逃げてくれ。」「家族を、大切な人の側にいてよ!」
こんなシーンの連続です。どうしてそこまで「信念」を貫くのか。
理解出来たようで、出来ません。その場に居合わせた2人にしか分からない空気感が圧巻です。
それは本当に最後の最後まで。

最後に

無我夢中に書き連ねましたが、いかがでしょうか!伝わりましたか?
なかなか文字で伝えることは難しいですね。笑
「ヒート」は、映画が本当に映画が好きな人向けだと思います。
是非まだ観たことがない方は、流し見せず、
じっくりお楽しみ下さい♩

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