食費>宿泊費の北海道 Day 11
2022.09.24 〜Day 11〜
直売所にてタダで野菜をもらう!?
美瑛の道の駅で目を覚ます。今日は9時から雨が降り出す予報だということで、朝のうちに観光地に向かうことにした。
朝ご飯前にお腹が減ったので、恒例となった直売所を探しながら車を走らせる。Googleマップでも引っかからない直売所を発見し、覗いてみる。まだ営業していなさそうな店内には農家の女性が一人作業をしていた。
「今やっていますか?」
「何が欲しい???(ちょっと高圧的)」
「きゅうりとトマトと・・・」
女性は袋いっぱいにきゅうりとトマトを詰める。
「いくらですか?」
「早く持っていきな!!!」
???「あのー、お金は?」
「早くいきな!」
ということでタダで野菜をゲット笑
いわゆる害品と呼ばれるもので形や色が悪く普通は売り物にならないので、お金取れないらしい。とは言っても味は抜群。栄養がぎゅっと詰まったとりたて野菜と農家の方のやさしさでお腹いっぱいになった。
感謝!
青い池
美瑛に来たらここでしょう第1弾。
あのWindowsの壁紙が見に採用されたことで一躍有名となった青い池。
朝ランもしたいので、道の駅 びえい「白金ビルケ」に車を停めて2キロほど走って向かった。美瑛川に沿って、今朝宿泊していた道の駅 びえい「丘のくら」の近くのからしろひげの滝まで総延長20.8kmの美瑛川・青い池サイクリングコースがある。車が通らないのでランニングをするにも快適だった。
到着したけど、今日は天気が悪いのでそんなに青くなかった。けど、来たことに意味がある。ということで、切り替えて次の目的地へ!
今日はたくさんいくとこあるよ。
四季彩の丘
美瑛に来たらここでしょう第2弾。
カラフルな花の絨毯。どこまでも広がる青い空。
とはいかず、どんより天気だったけど人も少なくて気持ちがよかった。
カートを借りて回ることもできるけど、自分達はもちろん自力で。
少し動いたらすぐに腹減るので、売店でジャガバタととうもろこしで腹ごしらえ。あいからず美味しかった。ここから怒涛の食い倒れ美瑛ツアーがはじまる。
高級チーズトーストを食す
お次はグルメな叔母に教えてもらった美瑛放牧農場へ。
農場に併設されているカフェに開店時間に合わせて行ったが既に列ができていて人気な様子だった。
ここの名物はチーズトーストとソフトクリーム。それもただのチーズトーストではない。ラクレットチーズを溶かして美瑛選果のゆめちから食パンに直に乗せてくれる。お値段1,100円の高級チーズトーストだった。何事も経験ということで迷わず注文した。
語彙力がないので上手なことは言えないけれど、美味しい。臭みやクセは全くなくて、スッと入ってくる感じ。牛乳の甘さも感じられるような優しい味だった。
美瑛唯一のハム工房でつまみ食い
お次は歩人(ホビット)へ。
ここはハム・ソーセージ・ベーコン等の食肉加工品を製造している工房で、直売所とレストランを併設している。
自分達が行ったときは店主の怪我により、残念ながらレストランの営業はしておらず、直売所のみの営業だった。20種類ほどの商品があるので、迷うこと必至!
いろんな味を楽しみたいのでオードブルセットを購入し、車の中で食べる事にした。
4種類の詰め合わせだが、どれもこれも満足。道中少しずつ大切に食べる事にする。
ボリューム満点の坊ちゃんかぼちゃ
まだまだ食べる手は止まらない。何しろ欲張りなので、教えてもらったお店は全て回ろうということで、お腹は減っていないけど食べまくる。
「木のいいなかま」なんともチャーミングな名前。美瑛駅から車で5分ほどの場所に名前ぴったりの佇まいのお店がひっそりと立っていた。ここも開店前に到着したけど、10人くらいの行列。行列ができるお店は絶対に美味しい。
おすすめは季節の野菜をたっぷりと使った季節メニューだ。特に人気なのは「坊ちゃんかぼちゃのクリームシチュー」。
坊ちゃんかぼちゃごとオーブンへいれ、中をくり抜いてクリームシチューを入れた逸品。くり抜いてと言ってもワタの部分を取り除いただけなので、Lサイズはほぼかぼちゃひとつ分。シチューとの割合はご想像の通りで、かなりボリューミーだった。
添えてある野菜は全て採れたてだろう。全て甘みがあって、北海道の野菜の美味しさを改めて感じた。デザートにメロンが添えてあるのも粋。
廃校となった小学校に、再び息吹を。
満腹だが、、、ここは絶対行ったほうが良いというビブレへ。
レストラン/ホテル/パン工房/料理塾も手がけている複合的な施設だ。もうお腹いっぱいなのでパンのテイクアウトをすることにした。
駐車場に着いたが、なんだか不思議な外観。店員さんに聞くと、元小学校のようだ。廃校を再生しておしゃれな施設にするとはなんとも素敵な取り組みだ。
店内にはパンの良い匂いが広がり、お腹がいっぱいのはずなのに涎が出てくる笑
明日は富良野でトレランレースに出るので、その朝ごはんにと少し多めに購入。車の中で早速つまみ食い。素材の美味しさを活かした上品なパンでした。
話はそれるが群馬のど田舎の我が母校は解体され、地域の診療所に生まれ変わるらしい。形を残してくれれば、地域の人も愛着が湧くだろうけど、耐震強度の問題もあり壊すしかないようだ。残念。
お店を後にして、富良野へ移動。隣町なので今日の移動距離は短い。天気も良くないのでちょうどいい。
唯我独尊
「唯我独尊」厨二病か?と思うような名前だが、それはとんでもなく失礼だ。富良野で一番有名なカレー屋さん。
「自然 × 食 × カレー」がコンセプトの独特な風貌のお店だ。外のテラス席?に通され注文をする。自分が頼んだのはオムソーセージカレー。具なしのルーだが、いろんなスパイスが使われているのだろう。独特な味で病みつきになりそう。
ニングルテラス
ニングルニングル♪なんだか口ずさみたくなるリズム感。森の中に小さなログハウスが何軒も立ち、伝統工芸品を製造販売している。
「ニングル」とは、アイヌに伝わる北海道の森に住む小さな妖精の名前だそう。そんな妖精が住む森はとても雰囲気が良く、夜の散歩にはちょうど良い。
中でも気になった、「森のろうそく屋」へ入ってみる。店内は良い匂いに包まれていた。ロウソクにはカラマツの香りを含ませているのだそう。見た目が「木」そのもののロウソクにはシンプルなものから、小さな芽やフクロウ、ニングルが彫られたものなどどれも心温まるデザインのものがたくさんあった。
旅の思い出にということで、シンプルな木のロウソクを購入し、今日の寝床へ向かった。
今日の寝床
市内の朝日ヶ丘公園に宿泊することにした。道の駅は便利で安心だけど、やっぱり車の出入りが多く、アイドリングしている車もいるのでぐっすり眠るにはマイナーな公園がベスト。ちょっと不気味だけど水洗トイレもあって寝るのには申し分無い。
食い倒れな一日はこれにて終了。普段の2倍以上は食べた。次来れるのはいつかわからないからって欲張りすぎたな。胃袋が大きくて本当によかった。明日のトレランレースに向けてカーボローディングということにしよう。