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最近、小3娘の脳内で大半を占めているもの

我が家の第一子、小3娘は何度か書いているが“全力少女”だ。

3月末の生まれという究極の早生まれな彼女。早生まれの“色々できるのが遅め”というあるあるを、負けず嫌い魂で跳ね除けてきた。正に“追いつけ追い越せ”。年長のタイミングでは、保育園の同じ学年内で1番足が速くなっていた(同学年20人弱の小さい保育園内ではあるが)。


走る以外にも、なんでも負けるのが大嫌い。最近はちょっとましになったが、人生ゲームなんかでも負けたらギャースカ泣き喚くので、途中でゲーム終了になることが何度もあったくらい。とにかく何事にも全力で臨む。


最近私はそんな娘の、“小さな恋物語”にセンチメンタル前のめり中。(詳しくは以下の記事で↓)


私の圧倒的推しBOYは上記記事にも書いた“さとしくん”なのだが、娘はさとしくんを特別視している様子は見当たらない。


近所に同じクラスの男子が何人か住んでいるのだが、娘はその子たちともかなり仲が良い。放課後いつも宿題を終わらせると、外へ飛び出し公園で一緒に遊んでいる。秘密基地で何かをしたり、サッカーやドッジをしている模様。何度か様子を見たことがあるが、いつもめっちゃ楽しそうに遊んでいる。

あまりに仲良くしているので、前のめり母は気になる。

その中に、好きな人はいないのか。

娘、小2の途中までは好きな子がいるとか変わったとか言うことはあったが、最近はめっきり聞かなくなっている。


「なぁなぁ、最近は好きな子とかおらんの?」

「え~おらん!」

「そうなんや。けどいつも一緒に遊んでてめっちゃ仲良いやん。〇〇くんとか(近所の特に仲の良い子)」

「うん。仲良いし好きやけど、友達やから!」

「ふ~~~ん」

物足りない、うざ母。

「お母さんが小3の時は、なんか好きな子とかおったけどな~~」(UZA)

「そうなん?

っていうか、今それどころじゃないねん」


……え?今それどころじゃない?大学受験前の高3生……?
それどころじゃないって何どころ?

頭の中に「????」が渦巻く。

「え?それどころじゃないって……。何があるん?」


「もうすぐ、マラソン大会やから!」



………つぁぁーーーーーーーーーーーん!

マ、マラソン大会…………!


そう。もうすぐ小学校でマラソン大会が開催されるのだ。小1,2の時はコロナの関係もあってか中止だったので、実質入学後初のマラソン大会。

確かに娘はそれで学年男女合わせて5位以内を本気で狙っているのだ。
最近学校の休み時間は、グラウンドをひたすら走っているらしい。「タイムがちょっと速くなった!」とか「1番初めに100周走った!」(?)とかランに関する話が占める割合が高まってるな、とは思っていた。

それに先日、お風呂あがりに曇った脱衣所の鏡に「マラソン1位」と娘の字で書かれているのを目撃もした。

いや、もう、熱意よ。ああマラソン大会。ああ娘よ、あっぱれだよ。それはそれどころじゃないな。誰が好きとか言ってる場合じゃないよな。

もう何も言うまい。

とりあえず、マラソン大会のコースを走ってみることを御所望している(大きめの公園で行われる)娘。

承知した。一緒に下見走りにお付き合いしようではないか。


恋だの愛だの言っている場合ではない。マラソン大会の応援こそが母として今、すべきことだったのだ。娘の志をしかと見届けようと思う。


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