5歳児は5歳児なりに考えている
我が家の息子(5歳)のお話。
息子が通う保育園は朝にランニングする習慣がある。よほど暑い日以外は朝1番に走って、その後水遊びなどをさせてもらっている様子。
息子は頑張って走っているのかな?
少し気になったので聞いてみた。
「ぴゅ~って走ってるん?どれくらい速いん?」
「速い方やで~。まぁ最近はあんまり速く走ってないけどな」
「え?なんでなん。本気で走った方がかっこ良いやん!」
すると、息子はこう答えた。
「ちょっと淡路島旅行の疲れが残ってるからな~」
え?
確かに聞いた日は、淡路島旅行の数日後。その疲れが残ってるから本気で走れない、とのご意見。なんか大人みたいやな、と思わず笑ってしまった。
いや、まぁ確かに旅行って楽しいけど疲れるよね。妙に納得して「せやな、確かに旅行疲れあるよな」と答え、それ以上何も言えなかった。
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また別の日。
まだ年中の息子。まだ保育時間の中で、お昼寝の時間がある。
息子は体力もある方なので、年少くらいの時から休日はいくら動いてもお昼寝はしないようになっていた。
けれども、保育園ではお昼寝の時間がある。
息子は寝れずにゴロゴロしている日が多いよう。
「最近お昼寝してるん?お昼寝せずに何してるん?」
そう聞いてみた。
「お昼寝してない~。眠くないからゴロゴロしてる」
そして、たまに保育園で昼寝をした日は23時くらいまで全然寝ないから、かなり困る。もう身体的には昼寝は必要ではないのだと思う。
「ああ、そっか~。ゴロゴロしてて暇やろなぁ。まぁしゃ~ないよな~」
それに対しての息子の返事。
「そうやねん。後、お昼寝しちゃったら、逆にしんどくなっちゃうねん。起きる時に機嫌悪くなっちゃうから……。〇〇〇組さん(年少)の時にもう寝ないって決めてん」
「……おう。そうか。機嫌悪くなちゃうんか……」
何というか、大人か?
まるで大人の感想やん。5歳児は5歳児なりに色々考えているんだなと実感。
まだまだ小さいと思っているけれども、子どもは子どもなりに色んなことを感じ取って考えて行動しているんだな。息子よ、なんだか大きくなったなぁ。
子どもは親が思っている以上にあっという間に成長していく。もう少しゆっくりで良いよ……と思わず願ってしまうのは、勝手な親心なのだろうか。
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