listen vs listening (聞くことと聞いていること)

今週免許の更新で2時間の講習を受けに行ってきました。恐ろしくグッタリとした教室の空気の中で担当の方があおり運転など比較的最近の問題を刑罰の観点から解説していってくれるものなんですが、後ろの方の席で聴きながら、大勢の人が随分と時間を無駄にしていることに気がつきました。大体の人が2時間を長いと感じ、面倒と感じ、早く終わって欲しいと望んでいるんだろうなと。でも本当はそれってすごく勿体無いんですね。

僕は終始ノートを取ってみることにしました。講習が終わった頃、色々書き込んだノートは4ページになりました。すると2時間はあっという間だった。もう少し空気を読まずに、なんなら講習中に質問してもよかったと思うんですが(例えば東京都内に環状交差点は2箇所あるらしいです。どこにあるのか質問してもよかったかもしれません)、能動的になれば時間は驚くほど早く流れていきます。

多分時間が早く過ぎていってしまうことは悪いことではありません。まだ時間が過ぎない、と考えることは苦痛です。どうせそこに居なくてはいけないのなら、積極的に動いた方が自分のためになります。2時間聞くか、2時間勉強するか。勉強した方が有意義です。もちろんその結果、運転免許を持っているなら車にも乗った方がいいですね。

1月に入ってからガソリンが1メモリしか減りませんでした。すごく勿体無い。

( 文・西澤伊織 / 写真・杉本しほさん )

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