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入社1年で「明日にでも会社を辞めてしまいたい…」⁈

今週は、2日間にわたり、某大手企業の若手社員のキャリア研修@オンライン。

最近、少しだけ改善された私のワーキングスペースによって、8時間座りっぱなしでも、身体は快適!やっぱりダイニングチェアとは違うな。

さて、昨年、コロナ禍真っ只中に社会人のスタートをきった世代は、例年の新入社員研修を受けられていない。しかも、入社して数ヶ月、自宅待機の期間があったりしていた。OJT期間もイレギュラーであるし、さまざまなことが、それまでの世代とは異なる。

ただ、考えてみたら、"それまでと異なる"と考えるのは、人事側や企業側、研修を提供する側の視点であって、受講する側としたら、それが初めてのことであり、それが彼らのスタンダードである。

確かにコロナ禍という環境はありつつも、そこに余計なラベリングをすることには、全く意味がない。

いかなる環境でも、自分で自分のキャリアを築きあげていくことに焦点をあてる方が、よっぽど意味がある。

私は、キャリア研修が大好き。しかも、過去に企業が用意していた"企業のためのキャリア研修"ではなく、"一人ひとりがどう生きるのか?というプロティアンキャリアを扱うのが好きだし、大得意。

今回も、朝、研修冒頭は「明日にでも会社を辞めてしまいたい…」と言わんばかりのオーラを発していた若手社員たちが、終わりの頃には、一人ひとりがみずから自分の課題を特定し、目指す方向を書き記し、力強いメッセージや決意や覚悟を示してくれる。研修は、言葉として、直接、みんなにエールを送ることがてきるから、ありがたい。"みんな、いかなる環境でも、自分の意志を持ち、心から仕事を楽しめっ!自分が創り出したい人生を生きろっ!"

若手の頑張りや想いを、彼らのトレーナーや上司や、お客様に伝えてあげたくなる。若手社員たちだって、上司やお客様のことを思って、めいいっぱい頑張ってる。

若手は、本当に素直で一生懸命に生きている。ただ、その力の使い方や自分を加速度的に成長させる術を知らない。素直が故に、折れやすくもある。レジリエンスは、必要だけど、一人でやる必要もない。支援者の存在は、大きな力になる。

これからの上司の責任は、彼らのwellbeingを担保しながら、可能性を伸ばす関わりをしていくこと。1on1でも良いし、幸せな職場作りでも良い。とにかく、上司によって、若手がイキイキするのか、腐ってしまうのかは、未だに、結構、明確。

恐怖や不安で人を動かす時代ではない。
安心ややりがいから、主体的に働きたくなる環境を整えるのが、いよいよ主流になる。

これまでの社会人人生を振り返って、入社して1年なのに「感情を無にして、謝ることを覚えた」というのは、一体、何がどうなっているのだろうか?日本のビジネス環境、おかしくないか?と、さまざまな気持ちが湧き上がる。

部下が働かない!と嘆く管理職は、知らず知らずのうちに、現場で、若手社員たちに"学習性無力感"を体験させてはいないだろうか?もちろん、全てが上司の責任ではないし、様々な要因があるのもわかる。

ただ、上司が部下のエンゲージメントにもたらす影響力は70%というデータがある。望ましい影響力と望まない影響力とあるが、いずれにしても、上司の影響力は強い。

私の仕事は、幸せな社会を創るハピネスリーダーを育てること。これから、より一層、経営者や管理職の方々とのお仕事が増えていく。ただし、リーダーとは経営者、管理職に限定していない。

業界を問わず、日本の全ての職場が、幸せに働く場所にするために、経営者、管理職向けにコーチングも、wellbeing&happiness at work研修も、もっと加速させて行く。それは、私の覚悟の話。

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