【実話】現役ホテルマンが直面した怖すぎる話3選
こんにちは。
現役ホテルマンVtuberの犬養(いぬかい)と申します。
今回はホテルマンとして勤務している中で実際に体験した、怖い話3選を紹介したいと思います。
case1:突然動き出すエレベーター
そもそもこういった怖い話がよく発生するのが夜勤です。
ゲストが宿泊される以上当然深夜も対応が発生するホテル。どのホテルも当然のように2名〜3名の夜勤がいるかと思います。
当然ながらほとんどのゲストが寝ているため、多くの場合は何事もトラブルはなく、夜にしかできないロビーの清掃や大浴場の清掃、チェックアウト前の情報の整理や精算情報の確認などを行っているのですが、
「いやいやエレベーターは当然突然動くでしょう」と思うかもしれませんが、動いたっきり誰が降りてくるわけでも、誰かが乗って移動した(特定の階を移動した)形跡すらもないのです。
最初は驚いたのですが、これ最近のお手洗いが定期的に流れるのと同じ感じで、自動で動いてメンテナンスかなにかしているみたいです。
何も知らないとちょっとびっくりするんですよね。
case2:鳴り響く固定電話
これも「いやいや電話はだれかがかけてるんでしょう」と思われると思います。
順を追って説明しましょう。
特に高層ビルのようなホテルですと、各階に備品やリネン(シーツやデュベカバーなど)を置く部屋、乃至は置くためだけの部屋を備えたフロア(宿泊には使用しない。いちいち地下からすべて持って上がったりするのは手間であるため)があります。
私が以前勤務していたのは後者の、17階に「宿泊者がいない倉庫の階」があるタイプで、その日その瞬間は共に夜勤に入っていた人と事務所で業務を行っていました。
2人体制なので、私も相方も事務所にいるということは他の従業員エリアに人がいるはずが無いんです。
その状況で鳴ったんです。
事務所の固定電話が。
それも固定電話に表示された発信元は17階の部屋(=倉庫)でした。
二人共ビビっちゃって受話器を取れなかったのを覚えています。
相方が居なければまだ「倉庫でなにかトラブルがあったのか」と考えられたのですが。
未だに誰があの電話をかけてきたのか、真相は闇の中です。
case3:恐怖の手紙
それっぽいタイトルにしましたが、要は手紙とは「ゲストの宿泊のご感想」のことです。
チェックアウト時に渡されたり、や宿泊部屋にこれ見よがしに置いてあったりする「宿泊のご感想フォーム」。
ホテルのサービスや商品の改善を行うために活用されるもので、普段であれば「チェックインスタッフの身だしなみが○○だった」とか、「情報の引き継ぎがされていて驚いた」とか、「また利用したいと思います」とか、
お褒めのお言葉からお叱りのお言葉まで多種多様な内容のものが寄せられます。
中には"ホテルに対して"ではなく"他の宿泊客に対して"という場合もあります。(隣の部屋が煩かったとか)
これらの回答はホテルによってどこまでスタッフに開示されているかは異なると思いますが、フロントマネージャーという立場もあって当時居たホテルでほぼ毎日確認していました。
その中に当該のご感想があったのです。
「チェックインからチェックアウトまで、行き届いたホスピタリティと清潔感のあるお部屋、豊富なアメニティで心ゆくまで寛ぐことができました。」
(私:お、ここまではべた褒めしてくださっている...)
「そのなかでもいくつか気がかりだったことがあり、こうして筆をとりました。」
(私:"気がかり"・・・)
「①夕食レストランのバリエーションが少ない。同じ価格帯のホテルにはよく宿泊していますが、○○×××△△・・・」
(私:よく言われるやつだ...)
「②今回宿泊した部屋ですが、
あの部屋には確かになにかの気配を感じました。もう宿泊することは無いと思います。」
(私:!!!!????)
急転直下でした。リピーターになりそうな勢いの好評な文面から一転、"なにか"によって印象は最悪なものになり、「もう宿泊しない」とまで言わしめるに至っています。
これも何があったのか、今となってはわからないものです。
以上です。
私自身現在勤務しているホテルが新築で築年数も浅いところであること、
そしてホテルマンとしての歴もまだ浅く、そこまで沢山こういった話を溜め込んでいるわけではないので、少し物足りなかったかもしれません。
今後もこういった面白い話があれば記事や動画にしていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
YouTubeの方ではこういった体験談やその他ゲーム実況などを動画にしております。是非。
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